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ツールメニューの紹介
「ツール」メニューからさまざまなオーサリングツールにアクセスして、入力/編集時間の短縮や作業効率の向上を図ることができます。
「ツール」メニューでは、以下のオプションが使用可能です。
「スペル」 - 「スペル」ダイアログボックスを開きます。「スペル」の環境設定を行うには、「ツール」 > 「環境設定」を選択し、「スペル」カテゴリを選択します。
「シソーラス」 - 語句の定義や、同意語と反意語の一覧表示を行います。
「単語カウント」 - 現在の文書内の単語数、またはハイライト表示して選択したテキスト内の単語数をカウントします。単語カウントは、メッセージダイアログボックスに表示されます。
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単語カウント機能では、生成テキスト内の単語も、無視されたマーク区間内の単語もカウントしません。ただし、スペルチェッカーによって無視されたエレメント内の単語はカウントします。詳細については、スペルチェック中に無視するエレメントの設定を参照してください。
「マクロ」 - マクロを再生および記録するためにマクロレコーダーを開きます。
「マクロ」 - 既存のマクロを再生および編集します。
「新規マクロの記録」 - 実行する手順を記録し、後でマクロとして使用するために保存します。
「記録のキャンセル」 - マクロの記録をキャンセルします。
「完全メニュー」がオンになっている場合のみ表示されます。
「データ結合」 - 以下のデータ結合機能にアクセスできます。
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データをマージする機能は廃止されており、PTC がサポートしている推奨最良事例ではありません。
「現在の項目を更新」 - 現在のカーソル位置にあるクエリを更新します。
「現在の項目を修正」 - ダイアログボックスが表示され、現在のカーソル位置にあるクエリのパラメータ値を修正できます。
「現在の項目をフラット処理」 - 現在のカーソル位置にあるクエリ結果を囲んでいる名前空間のタグを除去し、残ったコンテンツ (つまりクエリ結果) を実際の文書の一部にします。フラット処理された結果は更新できません。
「すべて更新」 - 現在の文書のすべてのクエリを更新します。文書のいずれかのクエリが手動更新できないように指定されている場合、このメニューは使用できません。
「オフライン」 - ワークステーションがクエリ結果のソースに接続していない間は、マージデータを含む文書を編集できます。
「変更の追跡」 - 文書の変更点を追跡します。「変更の追跡」のサブメニューには、文書内の変更を追跡する方法を制御する以下のオプションが含まれています。
「変更の追跡」 - 変更の追跡のオン/オフを切り替えます。
「変更を許可または拒否」 - 「変更の追跡」を開きます。文書に対する変更提案をレビューし、その変更内容をユーザーまたは日付によって並べ替え、変更提案を許可または拒否することができます。編集ビューでは、文書に対する各ユーザーの変更提案をユーザーごとのカラーによって識別することができます。
「選択範囲の許可」 - ハイライト表示された変更提案を許可します。このオプションは、文書内で追跡された変更が選択されている場合のみ使用できます。
「選択範囲の拒否」 - ハイライト表示された変更提案を拒否します。このオプションは、文書内で追跡された変更が選択されている場合のみ使用できます。
「次の変更を検索」 - 追跡された次の変更にカーソルを移動します。このオプションは、文書内に追跡された変更がある場合のみ使用できます。
「前の変更を検索」 - 追跡された前の変更にカーソルを移動します。このオプションは、文書内に追跡された変更がある場合のみ使用できます。
「比較」 - バージョン違いの同じファイル/文書を比較して、変更点を確認します。「比較」サブメニューには以下のメソッドがあり、これを使って文書を比較できます。
「最後に保存した文書」 - 編集ウィンドウにある現在の文書と、最後に保存した状態の同じ文書を比較します。
「ウィンドウ」 - 同じ Arbortext Editor セッションで開いている 2 つの文書を比較します。「ウィンドウ」を選択すると、「Compare Document」ダイアログボックスに同じセッションで開いているすべての文書が一覧表示されます。「比較」を開始する場合、開いている文書を選択し、編集ウィンドウでアクティブだった文書と比較します。
「ファイル」 - 編集ウィンドウにある現在の文書と、その他のファイルを比較します。「ファイル」を選択すると「ファイルの比較」ダイアログボックスが開くので、現在のファイルと比較するファイルを選択します。
「バージョン」 - 「編集」ウィンドウ内の現在の文書を、PTC サーバーに保存されている以前のバージョンと比較します。比較するバージョンダイアログボックスが開き、現在の文書と比較する PTC サーバー上の現在の文書の以前のバージョンを選択できます。
このオプションを使用できるのは、PTC サーバー接続 を使用して PTC サーバーに接続しているときだけです。このオプションは、PTC サーバーから開いた文書を編集している場合にだけ選択できます。
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一方の文書が自由形式の XML である場合は、もう一方の文書も自由形式である必要があります。
「比較」の環境設定は、Arbortext Editor で比較結果が作成されたときに適用されます。「比較」の環境設定を行うには、「ツール」 > 「環境設定」を選択し、「比較」カテゴリをクリックします。
「完全メニュー」がオンになっている場合のみ表示されます。
「コンテキスト規則」 - 文書の適切なコンテキストにマークアップを挿入することで、マークアップを確実に有効にします。「コンテキスト規則」の横にチェックマークが付いている場合は、この機能がオンになっています。
「コンテキスト規則」をオフにするには、「コンテキスト規則」をクリックします。「コンテキスト規則」の横にチェックマークが付いていない場合は、コンテキスト規則が無効になっています。
コンテキストチェックが無効になっている場合は、文書内の任意の場所にマークアップを挿入できます。この場合、マークアップが許可されていない場所に挿入され、その結果、文書が無効になることがあります。こうした理由から、通常のオーサリングではこのモードを使用しないでください。このモードを使用すると、多くの場合、文書作成時のマークアップを正しく挿入するための時間よりも、その後のマークアップエラー解決に要する時間の方が増大します。
「ID および ID 参照」 - ファイルエンティティ内の ID を含め、文書内のすべての ID を検証します。ダイアログボックスが表示され、宣言された ID (属性値が ID) および参照された ID (属性値が IDREF) のすべてが、エラーや参照数のデータとともに一覧表示されます。
「キーおよびキー参照」 - 「キーおよびキー参照」ダイアログボックスを開きます。
この選択肢は DITA トピックまたはマップの編集時にのみ使用可能です。ditakeycontext で設定したオプションが値である場合、ここで定義されるキーコンテキストはキー定義を検索する場所を決定するために使用されます。そうでない場合、現在の文書がコンテキストに使用されます。
「キー参照の検索」 - 「キーおよびキー参照」ダイアログボックスを開き、カーソルが含まれるタグを含むキーのみを表示します。
この選択肢を使用できるのは、DITA マップの編集中で、カーソルがキーを定義するタグ内にある場合のみです。
「キー参照情報」 - 「キー参照情報」ダイアログボックスを開きます。
この選択肢を使用できるのは、DITA 文書の編集中で、カーソルがキー参照属性 (keyref) が定義されたタグ内にある場合のみです。
「参照を更新」または「選択した参照を更新」 - 文書全体または文書内の現在の選択範囲の「DITA 参照」をすべて更新します。
この選択肢は DITA トピックまたはマップの編集時にのみ使用可能です。
「完全性チェック」 - 文書およびファイルエンティティに必須エレメントがあるかをチェックします。
「完全メニュー」がオンになっている場合のみ表示されます。
「文書型ビューア」 - 文書構造を表示し、文書内の次に有効な場所にマークアップを挿入できます。
「完全メニュー」がオンになっている場合のみ表示されます。
「タグテンプレート」 - 文書内にテンプレートを作成および挿入します。「完全メニュー」がオンになっている場合のみ表示されます。
「完全メニュー」がオンになっている場合のみ表示されます。
「キュートランザクション」 - 「キュートランザクション」ダイアログボックスを開いて、Arbortext PE サーバーでキューに入れられているパブリッシングトランザクション要求の一覧を表示します。
「完全メニュー」が表示されていて、Arbortext Publishing Engine を使用してパブリッシングするように環境が設定されている場合にのみ使用できます。
「アプリケーションの保存」 - 「アプリケーションの保存」ダイアログボックスを開きます。このダイアログボックスでは、ソフトウェアの問題を再現するために必要な文書、スタイルシート、および環境情報を保存します。文書のパブリッシングに Arbortext Publishing Engine を使用する場合は、残りのアプリケーション情報とともに Arbortext Publishing Engine の設定情報も保存されます。この情報は PTC テクニカルサポートが問題を診断するのに役立ちます。
「管理ツール」 - Arbortext Editor および文書型用の複数の管理ツールを使用できます。「完全メニュー」がオンになっている場合のみ表示されます。
エイリアス - 「エイリアスマップの選択」ダイアログボックスを開きます。この文書型用のエイリアスマップが作成されていれば、選択できます。
「設定を Publishing Engine と比較」 - パブリッシング設定を PE と比較ダイアログボックスが開き、Arbortext Editor クライアントのパブリッシング設定と Arbortext PE サーバーのパブリッシング設定を比較したレポートを生成できます。返されるパブリッシング設定比較レポートにはクライアントとサーバーのパブリッシング環境の違いが記述されています。このメニューアイテムは、文書のパブリッシングに Arbortext Publishing Engine を使用している場合にだけ表示されます。この情報は PTC テクニカルサポートが問題を診断するのに役立ちます。
「文書型のコンパイル」 - 「文書型のコンパイル」ダイアログボックスを開きます。初めてコンパイルする文書型か、最後のコンパイル後にあとから変更した文書型をコンパイルできます。SGML 文書型のみコンパイルする必要があります。
これは Arbortext Editor のコンパクトインストールで選択できないオプションです。
「Java コンソール」 - Java コンソールを開きます。Java コンソールには、Java プログラムが Java System.out PrintStream に記述した内容のすべてと、JavaScript print 関数からの出力が表示されます。ただし、Java コンソールは標準入力 (stdin) ではないため、「Java コンソール」ウィンドウには入力できません。
「DCF ファイルの検証」 - その文書型の文書型コンフィギュレーションファイル (.dcf) をチェックし、エラーまたは警告があれば「文書型設定エラー/警告」ダイアログボックスにレポートします。
「DITA 特殊化の検証」 - DITA 特殊化文書型の場合、特殊化をチェックし、エラーまたは警告があれば「DITA 特殊化の検証」ダイアログボックスにレポートします。
「パブリッシング規則」 - 「パブリッシング規則」ダイアログボックスを開きます。ここで、文書のパブリッシング時に使用するパブリッシング規則を作成および管理できます。
「ALD スナップショットを実行」 - 「PTC ALD スナップショットを実行」ダイアログボックスを開き、PTC APP スナップショット zip ファイルに対してトラブルシューティングプロセスを実行できます。
「ライセンスの借用」 - 「ライセンスの借用」ダイアログボックスを開きます。ここで、オフラインで作業するためのライセンスを借用できます。
「環境設定」 - 「環境設定」ダイアログボックスを開きます。いずれかの「環境設定」カテゴリを選択して、そのカテゴリに関連付けられた環境設定をカスタマイズします。選択されたカテゴリの現在の設定は、環境設定ウィンドウに表示されます。「OK」ボタンをクリックすると、arbortext.wcf 環境設定ファイルに環境設定が保存されます。
「プロファイルグループをインポート」 - 「ファイルの選択」ダイアログボックスが開き、プロファイルグループ設定が含まれるプロファイルコンフィギュレーションファイル (.pcf) を選択して DITAVAL ファイルにインポートできます。
プロファイルファイルを選択すると、「プロファイルグループを選択」ダイアログボックスが開き、インポートするプロファイルグループを選択できます。グループを選択してダイアログボックスを閉じると、選択したグループが DITAVAL ファイルにインポートされます。この選択肢は DITAVAL ファイルの編集時にのみ使用可能です。
「ダイアログで編集」 - 「DITAVAL エディタ」ダイアログボックスが開き、DITAVAL ファイルの条件を修正できます。この選択肢は DITAVAL ファイルの編集時にのみ使用可能です。
「ファイルでテスト」 - 「ファイルの選択」ダイアログボックスが開き、DITAVAL ファイルのテストに使用する DITA マップまたはトピックを選択できます。
選択したファイルが、現在の文書の DITAVAL 設定が適用された状態で「DITAVAL プレビューウィンドウ」に表示されます。選択したファイルが DITA マップの場合、マップもしくはマップに対してスタイルの解決された文書のどちらを開くかが尋ねられます。適用される DITAVAL 規則の表示方法は、set ditavaldebug アドバンス環境設定によって決まります。この選択肢は DITAVAL ファイルの編集時にのみ使用可能です。
「HTML」 - XHTML または HTML 文書をクリーンアップするためのいくつかの追加コマンドを提供します。このサブメニューは、XHTML または HTML 文書型を開いている場合のみ使用可能です。
このサブメニューを選択すると、次のオプションが使用可能です。
「ブラウザ用に文字エンティティを解決」 - Arbortext Editor は通常、編集の際にスマート引用符およびさまざまな種類のダッシュなどいくつかの文字エンティティを挿入します。一部のブラウザでは、これらのエンティティを、文字そのものではなくテキスト (たとえば、– や “) で表示します。このツールでは、二重引用符やダッシュはすべて、ブラウザで同じ文字 (- や ") を表示できるように変換されます。
「複数スペースの圧縮」 - 一部の HTML 編集ツールは、インデントおよび余白を追加することにより、HTML ファイルに余分な空白文字を追加します。これらの余分なスペースは XML では技術的に重要なため、(エディタビューでは常に、パブリッシング出力では時々) 表示されます。このツールは、この余分なスペースをクリーンアップします。このコマンドを実行しても、ブラウザの表示は変わりません。
「混合コンテンツの消去」 - HTML 文書内のタグの外側に表示される文字 (空白文字を含む) は、ラップされていないテキストと呼ばれます。ラップされていないテキストがあると、Arbortext Editor により、不要なスペースが生成される可能性があります。
このツールは、生成ファイルが HTML と XML を関連付けて正確になるように、混合コンテンツをクリーンアップし、Arbortext Editor と HTML ブラウザの両方でコンテンツを正しく表示および書式化できるようにします。「混合コンテンツの消去オプション」のサブメニューで使用できるオプションの 1 つを選択します。
「混合コンテンツの消去オプション」 - 混合コンテンツを消去するために使用できるオプションを一覧します。
「空白文字の削除のみ」 - XML では意味を持ちますが、HTML ブラウザでは無視される空白文字を削除して、Arbortext Editor と HTML ブラウザで文書の扱いを揃えます。
PRE (事前に書式化されたエレメント) 内の空白文字は、削除されずに残ります。
「データを <p> でラップする」 - XML では意味を持ちますが、HTML ブラウザでは無視される空白文字を削除して、Arbortext Editor と HTML ブラウザで文書の扱いを揃えます。
どのエレメント (P や見出しエレメントなど) にも含まれない空白文字以外の文字は、<p> および </p> タグ内に自動的にラップされます。
「ラップ時に確認」 - XML では意味を持つが HTML ブラウザでは無視される空白文字を削除して、Arbortext Editor と HTML ブラウザで文書が同様に扱われるようにします。
Arbortext Editor は、エレメントに含まれない空白文字以外の文字に遭遇すると、ラップ操作の前に必ず確認のプロンプトを表示します。