「文書型のコンパイル」ダイアログボックス
コンパイルされていない SGML 文書型をロードしようとすると、
「文書型のコンパイル」ダイアログボックスが表示されます (
非 XML 準拠のマークアップを使用した XML アプリケーションも MarkIt でコンパイルできます)。このダイアログボックスには、以下のオプションがあります。
• 「文書型パス」 - コンパイルする文書型のパスを指定します。「DTD の選択」ダイアログボックスから文書型を選択した場合、このフィールドには選択した文書型のパスとファイル名が入ります。文書型を選択するには、「ブラウズ」ボタンをクリックします。
• 「最上位レベルの DTD タグ」 - 文書型の最上位エレメントを指定します。この文書型がラップされていない (<!DOCTYPE ラッパーがない) 場合は、このフィールドにエレメント名を入力する必要があります。文書型がラップされる場合は、このエレメントを指定する必要はありません。Arbortext Editor が自動的にそのエレメントを検出します。
• 「SGML 宣言パス」 - SGML 文書型用 SGML Declarationへのパスを指定します。Arbortext Editor は、文書型が置かれているディレクトリ内でSGML Declarationを特定し、該当するパスを表示します。Arbortext Editor がこのディレクトリ内に SGML Declarationを見つけられず、ユーザーがパスを指定していない場合、Arbortext Editor は適切なデフォルトを使用します。XML 文書型をコンパイルする場合に、このフィールドを空のままにしておくことができます。Arbortext Editor では、XML 文書は XML 用に事前定義されたSGML Declarationの値を使用してコンパイルされます。SGML 宣言を選択するには、「ブラウズ」ボタンをクリックします。
• 「カタログパス」 -
Arbortext Editor がコンパイルに使用するカタログパスを指定します。必要に応じて、追加のカタログパスを指定できます。複数のパスを区切るにはセミコロンを使用します。
• 「アプリケーション」 - 文書型が SGML アプリケーションか XML アプリケーションかを指定します。
• 「警告」 - Arbortext Editor で警告を「レポート」するか「無視」するかを指定します。警告は、多くの場合コンパイルは失敗しないけれども、文書型を使用する際に不具合が生じる可能性のある問題を示します。たとえば、DTD のエンティティが欠落していると警告が生成されますが、多くの場合はコンパイルに成功します。
エラーはコンパイルに失敗する重要な問題を表示するものであるため、Arbortext Editorでは必ずエラーが報告されます。