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「変更の追跡」ダイアログボックス
「変更の追跡」は、ドックすることも、文書の前面にフローティングさせることもできます。ドックするには、タイトルバーをクリックして、編集ウィンドウの上部または下部にドラッグします。詳細については、変更の追跡の概要を参照してください。
複数のユーザーが同じエリアに変更を加えると、個々の変更を許可または拒否することができない場合があります。別々のユーザーによる追加または削除が重なったり、囲まれたりすると、このような状態が最も頻繁に発生します。「変更の追跡の制限」を参照してください。
変更記録
レビュー中の現在の変更提案に関する情報を提供します。オーナーの名前、日付、時間、および加えられた変更のタイプが表示されます。以下のアクションを行うことができます。
「許可」は、選択した変更提案をベースライン文書に適用します。
「拒否」は、選択した変更提案を文書から除去します。
「すべて許可」は、変更提案をすべてベースライン文書に適用します。
「すべて拒否」は、変更提案をすべて文書から除去します。
「すべて許可」「すべて拒否」を含め、変更の許可および拒否を取り消すことができます。それには編集ツールバーの 、または「編集」 > 「元に戻す」を選択します。
変更を検索
カーソル位置から前方または後方に向かって、フィルタ基準に一致する変更提案がないか、文書を検索することができます。
「ユーザー」を使用すると、文書を改訂した特定のユーザーによる変更提案をレビューできます。「任意」を選択すると、すべてのユーザーによる変更が表示されます。
「日付」を使用すると、特定の日付または日付範囲に加えられた変更をレビューできます。
「任意」を選択すると、すべての変更が表示されます。「今日」を選択すると、今日加えられた変更を検索できます。「昨日」を選択すると、前日に加えられた変更を検索できます。これらの選択肢では、日付セレクタは無効です。
「=」を選択すると、日付セレクタで選択した日付に加えられた変更だけを検索できます。「>」を選択すると、選択した日付またはそれ以後に加えられた変更を検索できます。を選択すると、選択した日付またはそれ以前に加えられた変更を検索できます。
「前へ」は、サーチ基準に従って、前の変更提案に移動します。
「次へ」は、サーチ基準に従って、次の変更提案に移動します。
オプション
「変更の追跡」をオンにすると変更追跡が有効になり、クリアすると変更追跡が無効になります。
編集ウィンドウに表示する文書のビューを選択します (「ビュー」 > 「変更の追跡」から同じ選択肢を利用できます)。
「変更をハイライト表示」 - ハイライト表示された変更提案を改訂マーク付きで文書に表示します。削除されたテキストやマークアップは取り消し線付きの字で、追加されたテキストやマークアップは下線付きの字で表示されます。各ユーザーによる変更は、そのユーザーのカラーで表示されます。
「適用した変更を表示」 – 変更提案を適用して、文書を表示します。
「オリジナル」 – 変更提案を適用せずに文書を表示します。このビューは読み取り専用で、元の文書を反映し、以前に許可された変更すべてを含みます。
「ファイル」 > 「印刷」および「ファイル」 > 「パブリッシング」ダイアログボックスでも、これらの変更追跡ビューから選択できます。
「アドバンス」を選択すると、「変更追跡のアドバンスオプション」が開きます。変更追跡が有効な場合、「変更の追跡」ダイアログボックスを自動的に開くかどうか選択できます。また、検索時に変更提案を含む折りたたまれたエレメントを展開するかどうか、各ユーザーの変更の背景にハイライトを追加するかどうか、各ユーザーの変更を固有のカラーで表示するかどうかも選択できます。
「変更の追跡」「アドバンス」をクリックして、編集ウィンドウで変更提案を表示および印刷できます。「変更追跡のアドバンスオプション」で、「ユーザー固有の色で表示」ボックスをオンにします。ユーザー固有のカラーは、編集ウィンドウ、印刷、および発行出力に使用されます。
ユーザーカラーは、「ツール」 > 「環境設定」「ユーザー情報」で設定できます。ただし、そのカラーが文書を改訂したユーザーに割り当て済みの別のカラーによく似ている場合は、Arbortext Editor により、現在の文書の編集中に異なるカラーが割り当てられます。「変更追跡のアドバンスオプション」で、ユーザーの「フルネーム」と、現在の文書用の「色」を変更できます。見て区別できると考えられるカラーは 10 色だけです。ユーザーカラーは、現在の文書だけに適用されます。ユーザーカラーの決定方法については、「変更の追跡の使用」を参照してください。