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変更の追跡の概要
Arbortext Editor の変更追跡機能は、ベースライン文書に加えられたテキストやマークアップの変更を追跡します。1 人または複数の作成者がテキストやマークアップを変更すると、Arbortext Editor では、該当文書に対する変更案としてそれらが記録されます。文書の変更案を確認し、それらを許可するか、却下するかを決定できます。許可された変更はすべて、元の文書に反映されます。
次のオプションを使用して、変更の追跡を有効または無効にできます。
「ツール」 > 「変更の追跡」 > 「変更の追跡」
「ツール」 > 「変更の追跡」 > 「変更を許可または拒否」「変更の追跡」ウィンドウで、「変更の追跡」をオンにして変更追跡を有効にします。
変更の追跡が有効なときは、「変更の追跡」ウィンドウが自動的に開くように設定できます。そのためには、このウィンドウの「アドバンス」をクリックして「変更追跡のアドバンスオプション」を開き、「「変更の追跡」ダイアログボックスを自動的に開く」チェックボックスをオンにします。
変更追跡機能をオフにしないかぎり、現在の文書に対する変更追跡が続行されます。自分自身またはほかの作成者がその文書を保存して閉じ、再び開いたときも変更が追跡されます。変更案を残したまま文書を印刷したり、パブリッシングしたりすることもできます。文書内のすべての変更案を許可または却下するまで、変更追跡を有効にしておいてください。
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文書の変更追跡を有効にしている場合は、その文書内のすべての変更案を許可または却下するまで完全性チェックを実行しないでください。変更内容を許可または却下する前に完全性チェックを行うと、文書の整合性が失われる可能性があります。
変更が追跡されたファイルを保存すると、Arbortext Editor によって変更追跡マークアップがファイルに追加されます。すべての変更を許可または却下し、変更追跡マークアップをファイルとともに保存しない場合、グローバル設定オプション set changetrackingkeepdictoff に設定します。詳細については、Arbortext Command Language Reference の PDF で「set changetrackingkeepdict」を参照してください。
変更のタイプによっては追跡できないものもあります。詳細については、変更の追跡の制約事項を参照してください。