「DITAVAL エディタ」ダイアログボックス
「DITAVAL エディタ」ダイアログボックスを使用すると、Arbortext Editor ウィンドウ外で DITAVAL ファイルを作成および編集できます。DITA トピックまたはマップを編集している場合は、 > > または「DITAVAL ファイルを編集」のいずれかを選択して「DITAVAL エディタ」を開くことができます。DITAVAL ファイルを編集している場合は、 > を選択してダイアログを開くことができます。
DITAVAL ファイルから「DITAVAL エディタ」を開いた場合、インタフェースが少し異なります。「保存」および「プレビュー」ボタンは使用できません。また、DITAVAL ファイルを含む Arbortext Editor ウィンドウは使用できません。この場合、ダイアログで必要な変更を行い、ダイアログを閉じ、DITAVAL ファイルを Arbortext Editor に保存します。DITAVAL ファイルをプレビューするには、 > を選択し、「DITAVAL プレビューウィンドウ」で開くファイルを選択します。
DITA トピックまたはマップから開く場合、「保存」および「プレビュー」ボタンは使用可能です。この場合、Arbortext Editor ウィンドウとは別に「DITAVAL エディタ」を使用できます。
「DITAVAL エディタ」ダイアログボックスには、次のオプションがあります。
• ツリーコントロール - 条件付き処理の属性および値を処理できます。
「DITAVAL エディタ」ツリーコントロールには、現在の DITAVAL ファイルに定義されている属性および値や、それらの処理方法がリストされます。コントロールの最上部には「(グローバルデフォルト)」があり、ファイル全体に対するデフォルトの処理操作を設定できます。その下に属性および値がリストされます。各属性には「(デフォルト)」ノードもあり、属性のみにデフォルト操作を設定することもできます。
デフォルトおよび属性値には、現在割り当てられている処理操作を示す次のアイコンが表示されます。
◦ - 処理に含まれます。
◦ - デフォルトで処理に含まれます。
デフォルトで実行されるこれらの操作には、属性に対する明示的な操作は設定されず、ツリーの上位で明示的に設定された操作によってデフォルト操作が実行されます。
◦ - 処理から除外します。
◦ - デフォルトで処理から除外します。
◦ - 処理にフラグを設定します。
◦ - デフォルトで処理にフラグを設定します。
ツリーコントロールには、次のボタンが含まれます。
◦ 「追加」 - 次のメニュー項目が表示されます。
▪ 「属性を追加」 - 「属性を追加」ウィンドウが開き、「新規属性」オプションで属性を入力し、それを DITAVAL ファイルに追加できます。
▪ 「"属性" の値を追加」 - 「"属性" の値を追加」ウィンドウが開き、「値」オプションで新しい値を入力して、現在選択している属性に追加できます。
この項目は、ツリーコントロールで属性または属性値が選択されている場合にのみ選択可能です。
◦ 「除去」 - 現在選択されている属性または属性値を DITAVAL ファイルから削除します。
削除を確認するメッセージが表示されます。この項目は、ツリーコントロールで属性または属性値が選択されている場合にのみ選択可能です。
ツリーコントロールには、次のショートカットメニューも表示されます。
◦ 「属性を追加」 - 「属性を追加」ウィンドウが開き、「新規属性」オプションで属性を入力し、それを DITAVAL ファイルに追加できます。
◦ 「"属性" の値を追加」 - 「"属性" の値を追加」ウィンドウが開き、「値」オプションで新しい値を入力して、現在選択している属性に追加できます。
この項目は、ツリーコントロールで属性または属性値が選択されている場合にのみ選択可能です。
◦ 「除去」 - 現在選択されている属性または属性値を DITAVAL ファイルから削除します。
削除を確認するメッセージが表示されます。この項目は、ツリーコントロールで属性または属性値が選択されている場合にのみ選択可能です。
• 「操作」 - デフォルト操作または属性値への操作を割り当てることができます。
次の操作から選択できます。
◦ 「デフォルトの使用」 - 選択した属性から既存の操作をすべて除去し、現在有効となっているデフォルト操作を適用します。
この操作は、ツリーコントロールで「(グローバルデフォルト)」が選択されている場合は使用できません。適用される操作は、現在の属性に対する「(デフォルト)」、もしくは明示的なデフォルト操作が属性に適用されない場合は「(グローバルデフォルト)」となります。
◦ 「含める」 - 現在の選択を処理に含めます。
◦ 「除外」 - 現在の選択を処理から除外します。
◦ 「フラグ」 - 処理中に現在の選択にフラグを設定します。
この操作を選択すると、使用するフラグタイプを指定できる「フラグ設定」オプションが利用可能になります。
• 「フラグ設定」 - 現在の選択に対するフラグ設定方法を指定できます。
現在のフラグ属性値セットとともに、エレメントに含まれるテキストを次のいずれかの方法でハイライト表示できます。
◦ 飾りなし
◦ 太字
◦ 斜体
◦ 下線
◦ 二重下線
◦ 上線
現在、パブリッシング処理では、上線によるハイライト表示はサポートされていません。これがダイアログボックスに含まれているのは、DATA 標準に準拠した DITAVAL ファイルを作成できるようにするためです。
次のオプションを使用してカラーフラグを割り当てることができます。
◦ 「色」 - テキストの色を指定します。
◦ 「背景」 - エレメント内の全テキストの背景色を指定します。
次のオプションを使用して、エレメントの前後に表示するグラフィックを割り当てることができます。
◦ 「グラフィック (前)」 - エレメントのテキストの前にグラフィックを含めます。
両方のオプションには、次の追加オプションが含まれます。
▪ 「グラフィック」 - 「グラフィックを選択」ダイアログボックスが開き、使用するグラフィックを選択できます。
▪ 「ツールヒント」 - グラフィックとともに含めるオプションのテキストを指定します。
◦ 「グラフィック (後)」 - エレメントのテキストの後にグラフィックを含めます。
• 「プロファイルをインポート」 - 「開く」ダイアログボックスが開き、DITAVAL ファイルにインポートするプロファイル (.pcf) ファイルを選択できます。
選択したプロファイルファイルにプロファイルグループ設定が含まれている場合は、「プロファイルグループを選択」ダイアログボックスが開き、インポートするプロファイルグループを選択できます。処理設定を現在含んでいる DITAVAL ファイルを編集する場合、現在の設定を除去するかどうか尋ねられます。現在の設定を除去しない場合、プロファイルファイルの設定と現在の設定がマージされます。
• 「プレビュー」 - DITAVAL ファイルの設定が適用された状態で、現在の文書が「DITAVAL プレビューウィンドウ」で開きます。
現在の文書が DITA マップの場合、マップもしくはマップに対してスタイルの解決された文書のどちらを開くかが尋ねられます。適用される DITAVAL 規則の表示方法は、ditavaldebug アドバンス環境設定によって決まります。
DITAVAL ファイルからダイアログを開いた場合は選択できません。
• 「保存」 - DITAVAL ファイルを保存します。
DITAVAL ファイルからダイアログを開いた場合は選択できません。
• 「閉じる」 - ダイアログボックスを閉じます。
DITAVAL ファイルに保存されていない変更がある場合、変更を破棄するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されます。