Creo+ コンフィギュレーションについて
管理者は、組織レベルまたはプロファイルレベルでコンフィギュレーションを設定することにより、Creo+ のルックアンドフィールとその実行方法をカスタマイズできます。
個々のユーザーは、個人プロファイルレベルでコンフィギュレーションオプションを修正できます。
コンフィギュレーションプロファイル
コンフィギュレーションオプション設定、UI カスタマイズ、およびマップキーは、コンフィギュレーション "プロファイル" としてまとめてグループ化され、
Creo+ Portal で保存と読み込みが行われます。コンフィギュレーションの追加、削除、または変更は、
Creo+ セッションの
「Creo+ オプション」(Creo+ Options) ダイアログボックスを使用して行います。
以下のタイプのコンフィギュレーションプロファイルを使用できます。
• 標準 Creo+ コンフィギュレーション - 標準 Creo+ コンフィギュレーションは、デフォルトのコンフィギュレーション設定 (PTC の既成の設定) を持つデフォルトプロファイルです。このコンフィギュレーションは最初に読み込まれます。このプロファイルのコンフィギュレーションは、修正することも保存することもできませんが、「コンフィギュレーションエディタ」(Configuration Editor) で表示したり、ファイルにエクスポートしたりすることはできます。管理者は、自分のコンフィギュレーション設定を標準 Creo+ 設定と比較できます。これは、問題の原因が一部のカスタマイズされた設定にあるかどうか、または標準の既成の設定でも問題が存在するかどうかを管理者が確認する場合に便利です。
• 組織コンフィギュレーション - このコンフィギュレーションは、管理者によって組織の作成時にグローバル設定として設定されます。組織コンフィギュレーションは 2 番目に読み込まれ、使用可能なプロファイルコンフィギュレーションまたはユーザーコンフィギュレーションがない場合にのみ使用されます。
• プロファイルコンフィギュレーション - 管理者により、さまざまなユーザーの役割に基づいて各プロファイルが作成されます (設計プロファイル、製造プロファイル、シミュレーションプロファイルなど)。プロファイルに固有の関連するコンフィギュレーションが管理者によって追加されます。これらのコンフィギュレーションは 3 番目に読み込まれ、組織コンフィギュレーションよりも優先されます。プロファイルのすべてのメンバーがこれらの設定を使用できますが、修正できるのは管理者だけです。
• ユーザーコンフィギュレーション (個人プロファイル) - これは個々のユーザーのコンフィギュレーションです。ユーザーコンフィギュレーションは最後に読み込まれ、最も優先度が高く、ロックされている設定を除くその他すべての設定をオーバーライドします。
つまり、同じコンフィギュレーションオプションがプロファイルレベルとユーザーレベルで設定されている場合、ユーザーのプロファイルレベルの設定が、プロファイルレベルでロックされていないかぎり、ユーザーレベルの設定によってオーバーライドされます。
コンフィギュレーションオプションのロック
管理者は、組織またはプロファイルの一部のコンフィギュレーションオプションをロックできます。ロックされたオプションは、それより下のレベルではオーバーライドできません。たとえば、組織レベルでロックされているオプションは、プロファイルレベルまたはユーザーレベルでは修正できません。同様に、プロファイルレベルでロックされているオプションは、ユーザーレベルでは修正できません。
コンフィギュレーションエディタからオプションをロックするには、そのオプションを選択し、右クリックして「ロック」(Lock) を選択します。管理者が組織レベルまたはプロファイルレベルでオプションをロックすると、「コンフィギュレーションエディタ」(Configuration Editor) でオプションの横にロックアイコンが表示され、ユーザーが編集できないオプションであることが示されます。
このオプションは、「オプション」(Options) ダイアログボックス、クイックアクセスツールバー、グラフィックツールバー、およびリボンユーザーインタフェース全体でロックされます。
たとえば、管理者がコンフィギュレーションオプション display_axes、display_coord_sys、display_planes、および display_datum の値を yes に設定し、プロファイルに対してこれらのオプションをロックした場合、ユーザーは「オプション」(Options) ダイアログボックスからもクイックアクセスツールバーからもこれらのオプションを変更できません。
このイメージは、シミュレーションプロファイルに対してオプションがロックされている「オプション」(Options) ダイアログボックスを示しています。
ユーザーは軸、座標系、平面、または点の表示をオフにする UI オプションを使用できません。対応するコンフィギュレーションオプションがプロファイルレベルでロックされているからです。
組織またはプロファイルのテンプレートファイルの共有
管理者は、組織全体でテンプレートフォルダを共有するために、OneDrive にディレクトリを設定するか、共有ネットワークドライブにフォルダを設定することにより、組織で必要とされるすべてのテンプレートファイルを保存できます。
プロファイルと同様に、管理者は 1 つの OneDrive フォルダをプロファイルのすべてのメンバーと共有し、OneDrive フォルダへのパスを $OneDrive\<フォルダ名> として指定できます。管理者は、この場所にサブフォルダを作成してプロファイル固有のカスタムフォーマットを保存し、対応するコンフィギュレーションオプションでそれらのサブフォルダを指定できます。
フォルダ | 対応するコンフィギュレーションオプション |
|---|
templates | start_model_dir |
notes | pro_note_dir |
graphics_library | graphics_library_dir |
fonts | pro_font_dir |
symbols | pro_symbol_dir |
custom_hole_parameters | hole_parameter_file_path |
simulation_templates | simulation_process_template_dir、sim_pp_template_dir など |
| プロファイル設定はグローバル設定または組織設定よりも優先されます。 |
管理者は、これらのオプションを組織レベルまたはプロファイルレベルでロックすることで、これらのテンプレートの使用をプロファイルまたは組織全体で強制できます。
OneDrive フォルダの設定
Creo+ 管理者として、次の手順を実行して共有 OneDrive フォルダを設定します。
1. CreoPlus という名前のフォルダを OneDrive に作成します。
2. 必要に応じて、このフォルダを組織のメンバーまたはプロファイルのメンバーと共有します。
組織またはプロファイルのメンバーは、次の手順を実行する必要があります。
1. ブラウザから OneDrive にログインします。
2. 管理者が組織のメンバーまたはプロファイルのメンバーと共有した CreoPlus という名前のフォルダに移動します。「Add shortcut to My files」をクリックします。
これにより、組織またはプロファイルのすべてのメンバーに CreoPlus 共有フォルダへのシンボリックリンクが提供され、ファイルパス $OneDrive/CreoPlus がシームレスに機能するようになります。
CreoPlus という名前の OneDrive フォルダの場合、組織またはプロファイルのテンプレートを指すコンフィギュレーションオプションのサンプル値は以下のとおりです。
start_model_dir $OneDrive\CreoPlus\templates
pro_note_dir $OneDrive\CreoPlus\notes
graphics_library_dir $OneDrive\CreoPlus\graphics_library
drawing_setup_file $OneDrive\CreoPlus\text\prodetail.dtl
pro_font_dir $OneDrive\CreoPlus\fonts
pro_symbol_dir $OneDrive\CreoPlus\symbols
hole_parameter_file_path $OneDrive\CreoPlus\custom_hole_parameters
simulation_process_template_dir $OneDrive\CreoPlus\simulation_templates
format_setup_file $OneDrive\CreoPlus\text\prodetail.dtl
template_designasm $OneDrive\CreoPlus\templates\inlbs_asm_design_abs.asm
template_new_ecadasm $OneDrive\CreoPlus\templates\inlbs_ecad_asm_abs.asm
template_drawing $OneDrive\CreoPlus\templates\c_drawing.drw
template_sheetmetalpart $OneDrive\CreoPlus\templates\inlbs_part_sheetmetal_abs.prt
template_solidpart $OneDrive\CreoPlus\templates\inlbs_part_solid_abs.prt
template_boardpart $OneDrive\CreoPlus\templates\inlbs_ecad_board_abs.prt
todays_date_note_format %Mmm-%dd-%yy
tolerance_standard ansi
weld_ui_standard ansi
pro_unit_length unit_inch
pro_unit_mass unit_pound
search_path_file $OneDrive\CreoPlus\ifx\parts\prolibrary\search.pro
これらのオプションは、
config.pro ファイルに追加することも、
Creo+ Portal に移行することもできます。