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指示ベースのパッケージの作成
指示ベースのパッケージを使用すると、エッジが実行する一連の指示を定義するパッケージを作成できます。eMessage Connector には、指示ベースのパッケージの組み込みサポートが含まれています。
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このセクションでは、必要条件: 指示ベースのパッケージに記載されている指示ベースのパッケージの作成を完了していることを前提としています。
以下の手順を完了して、指示ベースのパッケージを作成します。
1. ThingWorx Software Content Management の左側の表示枠の「パッケージ」セクションで、「パッケージ」 > 「パッケージを作成」に移動します。
「パッケージを作成」ページが表示されます。
2. 「パッケージ名」フィールドに、パッケージの名前を入力します。
3. 「パッケージの説明」フィールドに、パッケージの簡単な説明を入力します。
4. 「バージョン」フィールドに、パッケージのバージョン番号を入力します。
パッケージのバージョンには、以下の規則が適用されます。
パッケージのメジャーバージョン番号を入力する必要があります。
非負整数のみを入力できます。
バージョンフィールドの各ボックスには、次のイメージに示すように、パッケージのバージョンの数値文字列を 4 文字まで入力できます。
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デフォルトでは、メジャーバージョン番号には 1 が設定され、残りのフィールドは値が 0 であると見なされます。無効な値の例を以下に示します。
「バージョン」フィールドの最後のフィールドに値がある場合、前のフィールドの空の値は無効であり、次のように赤色でハイライトされます。
フィールドを空白のままにする代わりに、空のフィールドに次の値 (またはその他の値) を入力してください。
いずれかのフィールドに負の値を入力すると、その特定のフィールドは次のように赤色でハイライトされます。
フィールドに非負整数のみを入力してエラーを修正してください。
いずれかのフィールドにアルファベットまたはアルファベットと数字の文字列を入力すると、そのフィールドは以下のように赤色でハイライトされます。
フィールドに非負整数のみを入力してエラーを修正してください。
5. パッケージに有効期限があるかどうかを示すには、「有効期限」フィールドから以下のいずれかのオプションを選択します。
なし - パッケージは無期限になります。デフォルトでは、このオプションは、パッケージが作成された日付の 100 年後の日付に有効期限を設定します。
「日付」 - 日付と時間セレクタウィジェットを使用して、パッケージの有効期限を指定します。
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名前とバージョン番号が同じであるパッケージを 2 つ作成することはできません。パッケージ名とバージョンが存在することを示すメッセージが表示された場合は、名前とバージョンの一意の組み合わせを指定してください。
6. アセットタイプ (Thing Template) をパッケージに関連付けるには、「アセットタイプ」エンティティピッカーからアセットタイプを選択します。デフォルトでは、このエンティティピッカーによって、ThingWorx Software Content Management コンフィギュレーションに記載されているコンフィギュレーションに従ってすべての Thing Template がリストされます。
指示ベースのパッケージを受信する必要があるアセットの Thing Template を選択した場合、「指示ベースのパッケージ」タブのみが表示され、「ファイルベースのパッケージ」タブは非表示になります。
エンティティピッカーに表示されるアセットタイプは、パッケージタイプコンフィギュレーションによっても異なります。「指示ベースのパッケージ」タイプのみが表示として選択されている場合、指示ベースのパッケージをサポートするテンプレートのみがエンティティピッカーに表示されます。
7. 「指示ベースのパッケージ」タブを選択します。
8. 「指示を追加」をクリックして、アセットに配信する指示のタイプを選択します。
9. 「指示タイプ」リストで、追加する指示に応じ、次のいずれかの指示を選択し、それぞれのタスクを実行します。
指示
タスク
ダウンロード
エージェントにダウンロードする ThingWorx リポジトリからファイルを選択します。
次の手順を実行して、ThingWorx リポジトリからファイルを追加します。
a. 「ターゲットリポジトリ」フィールドには、「デプロイメントのコンフィギュレーション」ページで設定されている「ターゲットリポジトリをダウンロード」が表示されます。 をクリックして、設定されているダウンロードリポジトリを修正します。
詳細については、デプロイメントを参照してください。
b. 「ディレクトリ構造」セクションには、選択したリポジトリのコンテンツが表示されます。
「ディレクトリ構造」セクションでは、次の操作を実行できます。
アセットに配信するファイルが選択したリポジトリで使用できない場合、 をクリックして、ファイルを ThingWorx リポジトリにアップロードします。
コンピュータのデフォルトのダウンロード場所にファイルをダウンロードするには、 をクリックします。
リポジトリからファイルを削除するには をクリックします。
c. 「ディレクトリ構造」セクションで、アセットにダウンロードするファイルに移動し、「ディレクトリコンテンツ」セクションで、「選択したコンテンツ Zip ファイル名」フィールドにその名前を表示するファイルを選択します。
「ディレクトリコンテンツ」セクションでは、各ファイルについて次の情報を使用できます。
「名前」 - ThingWorx リポジトリでファイルが使用可能な場合は、ファイルの拡張子を持つ名前が指定されます。ファイルがリポジトリにアップロードされた場合は、タイムスタンプ (エポック時間) がファイル名に追加されます。このタイムスタンプは、同じ名前の 2 つのファイルを区別します。
「アップロード日」 - ファイルが ThingWorx リポジトリに追加された日付と時間を指定します。
「サイズ」 — ファイルのサイズをバイト単位で指定します。
「パス」ThingWorx リポジトリ内のファイルの絶対パスを指定します。
d. 「宛先ディレクトリ」フィールドで、ファイルをダウンロードするアセットの場所を指定します。
e. 「宛先ディレクトリ」フィールドに絶対パスを指定した場合は、「宛先ディレクトリは絶対パスです」チェックボックスをオンにします。これはオプションです。デフォルトでは、これは選択されていません。
f. ダウンロード後に Edge デバイスでファイルの解凍を行う場合は、「ダウンロード後に、エージェントはこのファイルを解凍する必要があります」チェックボックスをオンにします。これはオプションです。デフォルトでは、これは選択されていません。
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eMessage エージェントでは、tar.gz 形式のファイルのみを解凍できます。
ファイルを別の形式で解凍するには、解凍可能な実行ファイルで「実行」指示を追加します。
g. 指定したディレクトリにファイルをダウンロードしたときに既存のファイルを上書きする場合は、「指定したディレクトリにこのファイルがダウンロードされたときに、既存のファイルを上書きします」チェックボックスをオンにします。これはオプションです。デフォルトでは、これは選択されていません。
h. 「追加」をクリックして、指示を指示リストに追加します。
実行
リモート Thing でコマンドを実行します。
a. 「実行ファイル」フィールドに、実行するコマンドを入力します。
b. 「引数」フィールドで、「実行ファイル」フィールドで定義したコマンドの引数を指定します。このフィールドはオプションです。
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実行されるコマンドは「実行ファイル」「引数」フィールドの値の組み合わせです。
c. 実行ファイルのパスが絶対パスである場合は、「実行ファイルのパスは絶対パスです」チェックボックスをオンにします。
デフォルトでは、このオプションは選択されていません。
d. コマンドを非同期にする場合 (実行中に互いに独立している)、「このコマンドを非同期に実行」チェックボックスをオンにします。
デフォルトでは、このチェックボックスはオフになっており、実行は同期しています。
e. 「追加」をクリックして、指示を指示リストに追加します。
スクリプトを登録
Axeda Agent の 1 つのアセットまたは複数のアセットにデプロイできる指示をスクリプトとして追加できます。スクリプトを登録する手順については、デプロイメントのスクリプトの実行を参照してください。
再起動
エージェントを再起動します。
a. 「ハード再起動。ソフト再起動の場合は選択解除」チェックボックスをオンにして、現在のエージェントプロセスを終了し、新しいエージェントプロセスを開始します。デフォルトでは、「ハード再起動。ソフト再起動の場合は選択解除」が選択されています。
現在のエージェントプロセスを終了せずに、すべてのコンポーネントを再初期化してディスクからデータを再ロードする場合は、「ハード再起動。ソフト再起動の場合は選択解除」チェックボックスをオフにします。これはソフト再起動です。
b. 「追加」をクリックして、指示を指示リストに追加します。
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「再起動」指示が、指示のリストの最後の指示であることを確認してください。
スクリプトを実行
Axeda Agent の 1 つのアセットまたは複数のアセットにデプロイできる登録済みスクリプトを実行できます。スクリプトを実行する手順については、デプロイメントのスクリプトの実行を参照してください。
プロパティを設定
リモート Edge デバイスで指定されたプロパティ値を設定します。
a. 「プロパティ名」および「プロパティ値」フィールドで、プロパティの名前と値を指定します。
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プロパティ名は、ThingWorx Composer に表示される Thing プロパティ名です。「プロパティを設定」指示が機能するためには、Thing プロパティ名がリモートプロパティ名に正しくマッピングされている必要があります。リモートプロパティ名が Edge デバイスに送信されます。
Thing プロパティがリモートとして設定されていない場合、または指定された Thing プロパティがない場合、そのデプロイメントは無効としてマークされます。
b. 「追加」をクリックして、指示を指示リストに追加します。
スクリプトを登録解除
Axeda Agent の 1 つのアセットまたは複数のアセットに対し、登録されたスクリプトの登録を解除できます。スクリプトの登録を解除する手順については、デプロイメントのスクリプトの実行を参照してください。
アップロード
Axeda eMessage エージェントが 1 つ以上のファイルを ThingWorx プラットフォームにアップロードできるようにします。
a. 「ターゲットリポジトリ」フィールドで、 をクリックして、ファイルのアップロード先のリポジトリを選択します。
アップロード用のファイルリポジトリを作成し、そのファイルリポジトリを選択することができます (UploadRepository など)。
b. 「ターゲットパス」フィールドで、アップロードされたファイルを保存するリポジトリ内の場所を指定します。
たとえば、/UploadFiles に指定すると、ファイルは /UploadRepository/UploadFiles ディレクトリに保存されます。
/ の値に指定すると、アップロードされたファイルは UploadRepository ディレクトリに保存されます。
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ファイルは、ファイルをアップロードした Thing から名付けられたディレクトリの下に保存されます。この Thing ディレクトリは、「ターゲットリポジトリ」または「ターゲットパス」フィールドの値の下にあります。
たとえば、パッケージが MyThing Thing にデプロイされ、「ターゲットリポジトリ」または「ターゲットパス」フィールドの値が /UploadRepository/UploadFiles の場合、ファイルは /UploadRepository/UploadFiles/MyThing ディレクトリにアップロードされます。
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「ターゲットパス」フィールドで指定されているパスが存在しない場合は、デプロイメント中に、「ターゲットリポジトリ」にパスを作成します。
c. の隣のフィールドに、アップロードするファイルの名前を入力し、 をクリックします。ファイル名には、* または ? などのワイルドカードエントリを含めることができます。複数の文字を表すには * を使用し、1 文字を表すには ? を使用します。このファイルがデバイスの相対パスに存在することを確認してください。
Linux エージェントではワイルドカード文字 (*、?) を使用できます。Windows で実行されているエージェントの場合、? 文字は * 文字と同じ効果があります。
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ThingWorx Software Content Management では、絶対パスはサポートされていません。
「アップロードするファイル」グリッドには、ThingWorx プラットフォームにアップロードする必要があるファイルとその削除フラグステータスのリストが表示されます。任意のファイルをリストから削除する場合は、リスト内のエントリを選択し、 をクリックします。
d. アップロードするファイルを追加した後、パッケージが正常にデプロイされた後でリポジトリからファイルを削除できます。アップロード後にファイルを削除するには、ファイルを選択して、「テーブル行の操作」ボタンを切り替えます。これにより、「アップロード後にファイルを削除」ステータスが true に変わり、パッケージが正常にデプロイされた後でファイルが削除されます。グリッド上の各ファイルを選択して個別のファイルを選択することも、「ファイル名」チェックボックスをオンにすることでアップロード用に追加されたすべてのファイルを選択することもできます。デフォルトでは、「アップロード後にファイルを削除」ステータスは false です。切り替えボタンのステータスは、true から false に、または false から true に変更できます。
e. 「追加」をクリックして、指示を指示リストに追加します。
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複数の指示を、単一の指示ベースのパッケージに追加できます。
10. 次の詳細を提供する、指示リストの指示を確認します。
「順序」 - エージェントで指示が実行される順序を指定します。
「タイプ」 — 次のいずれかの指示のタイプを指定します。
ダウンロード
実行
スクリプトを登録
再起動
スクリプトを実行
プロパティを設定
スクリプトを登録解除
アップロード
「詳細」 - 指示の作成時に指定した指示の詳細を指定します。
リストから指示を選択し、次のいずれかのオプションを使用して指示を修正します。
指示を編集するには、 をクリックします。
指示の順序を変更するには、 または をクリックします。
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指示のリストに再起動指示が 1 つしかなく、再起動指示が指示のリストの最後の指示であることを確認してください。
指示を削除するには、 をクリックします。
11. 「保存」をクリックしてパッケージを保存します。
「依存を追加または修正」ページが表示されます。依存の追加または修正は、オプションの手順です。詳細については、パッケージ依存の追加または修正を参照してください。
12. パッケージの依存を追加した場合は、「保存」をクリックします。
「テストデプロイメントを作成」ページが表示されます。テストデプロイメントの作成は、オプションの手順です。詳細については、テストパッケージのデプロイメントを参照してください。
13. オプションで、特定のユーザーまたはユーザーグループに与えるアクセスのレベルを指定できます。詳細については、ユーザーアクセス制御の指定を参照してください。
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