デプロイメント
パフォーマンス、ファイルベースのパッケージのタイムアウト、指示ベースのパッケージのタイムアウト、および自動再試行に対し、デプロイメント設定を更新できます。以下の手順を完了して、デプロイメントのコンフィギュレーションを更新します。
1. ThingWorx Software Content Management の左側の表示枠の「管理」セクションで、「コンフィギュレーション」 > 「デプロイメント」に移動します。
「デプロイメントのコンフィギュレーション」ページが表示されます。
2. 「パフォーマンスのコンフィギュレーション」「タイムアウトのコンフィギュレーション」「指示ベースのコンフィギュレーション」「自動再試行」「アップロード」セクションで、更新するフィールドに適切な値を入力し、「保存」をクリックします。
デプロイメントのパフォーマンスのコンフィギュレーションパラメータ
パラメータ
説明
デフォルト値
同時ダウンロード
ファイルを同時にダウンロードできる、ファイルベースのパッケージの送信ターゲットの最大数。
* 
このパラメーターは、指示ベースのパッケージには適用されません。この設定は、指示ベースのパッケージの「ダウンロード」指示によって開始されたダウンロードには影響しません。
* 
同時デプロイメントの数は、ThingWorx ComposerFileTransferSubsystem「コンフィギュレーション」ページにある「ファイル転送プールに割り当てられた最大スレッド数」の設定の値を超えないようにする必要があります。「ファイル転送プールに割り当てられた最大スレッド数」の値を 60 に設定することをお勧めします。
50
この値は 500 まで増やすことができます。
同時通知
ファイルベースのパッケージに対して保留中状態から通知送信中状態に、指示ベースのパッケージに対して保留中状態から指示送信中状態に、同時に移行できる送信ターゲットの最大数。
50
この値は 200 まで増やすことができます。
アクティブな送信ターゲットの最大数
アクティブ状態で許可できるすべてのパッケージに対する送信ターゲットの最大数。
次の状態がアクティブです。
通知送信中
通知済み
スケジュール済み
ダウンロード中
ダウンロード済み
インストール中
指示送信中
指示受信済み
50
この値は 500 まで増やすことができます。
* 
ファイルベースのパッケージの場合、FileTransferSubsystem サブシステムの「同時ダウンロード」「アクティブな送信ターゲットの最大数」および「ファイル転送プールに割り当てられた最大スレッド数」の設定の値が適用されます。
指示ベースのパッケージの場合、「同時通知」「アクティブな送信ターゲットの最大数」の値が適用されます。
ファイルベースおよび指示ベースのパッケージの一般的なタイムアウトコンフィギュレーションパラメータ
* 
タイムアウトが発生すると、操作は「中止」状態に移動します。
パラメータ
説明
デフォルト値
保留のタイムアウト (秒)
秒単位の保留のタイムアウト。
86400
インストールのタイムアウト (秒)
秒単位のインストールのタイムアウト。
3600
保留中の再試行のタイムアウト (秒)
秒単位の保留中の再試行のタイムアウト。
3600
ファイルベースのパッケージにおけるタイムアウトコンフィギュレーションパラメータ
* 
タイムアウトが発生すると、操作は「中止」状態に移動します。
パラメータ
説明
デフォルト値 (秒)
通知のタイムアウト (秒)
通知のタイムアウト。
120
通知済みのタイムアウト (秒)
スケジュールされたダウンロード日が経過した送信ターゲットのみに対する通知済みのタイムアウト。
60
スケジューリングのタイムアウト (秒)
スケジューリングのタイムアウト。
60
ダウンロードのタイムアウト (秒)
ダウンロードのタイムアウト。
3600
ダウンロード済みのタイムアウト (秒)
スケジュールされたインストール日が経過した送信ターゲットのみに対するダウンロードのタイムアウト。
120
指示ベースのパッケージにおけるコンフィギュレーションパラメータ
* 
タイムアウトが発生すると、操作は「中止」状態に移動します。
パラメータ
説明
デフォルト値 (秒)
指示受信のタイムアウト (秒)
指示受信のタイムアウト。
3600
指示送信のタイムアウト (秒)
指示送信のタイムアウト。
* 
「指示送信のタイムアウト (秒)」パラメータの値は、アセットがなくなるまでに必要な時間より大きくなければなりません。つまり、isReporting プロパティの値が false に等しくなるように設定します。
86400
ターゲットリポジトリをダウンロード
指示ベースのパッケージのダウンロードに使用するデフォルトリポジトリを設定します。FileRepository Thing Template を実装する任意の ThingWorx リポジトリを指定します。
TW.RSM.Thing.FileRepository
自動再試行のコンフィギュレーションパラメータ
パラメータ
説明
デフォルト値
有効
パッケージのデプロイメントの自動再試行を有効にするには、このチェックボックスをオンにします。この機能を無効にするには、チェックボックスをオフにします。
True
切断されたターゲットの自動再試行
このチェックボックスがオンになっている場合、ターゲットアセットが接続されているかどうかにかかわらず、パッケージのデプロイメントが再試行されます。自動再試行間隔と設定された再試行回数によって決定された時間枠内にターゲットアセットがオンラインになった場合、デプロイメントは続行します。そうでない場合、アセットへのデプロイメントはタイムアウトになり、中止されます。
このチェックボックスがオフになっている場合、アセットが切断されると、ターゲットアセットへのデプロイメントがただちに中止されます。再試行は行われません。
True
間隔ごとの自動再試行の最大数
自動再試行の開始時の再試行送信ターゲット (アセット) の最大数。この最大値の設定が大きすぎる場合、パフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。
500
デフォルトの自動再試行の最大数
デプロイメントの再試行のデフォルト最大数を表示するために ThingWorx Utilities ユーザーインタフェースによって使用されるグローバルなデフォルト値。
たとえば、この値は、「1 回限りのデプロイメントを作成」ページの「自動再試行」セクションにある「数」フィールドに表示されます。
5
自動再試行間隔 (秒)
秒単位での自動再試行タイマーの間隔。再試行処理は、ここで指定した速度で、このタイマーによって開始されます。たとえば、デフォルトの間隔は 30 秒ごとです。つまり、タイマーが、30 秒ごとに対象となる送信ターゲット (アセット) に対して適当なデプロイメントを再試行する自動再試行処理をトリガーします。
15 秒から 100 万秒の範囲で値を指定できます。無効な値を指定した場合、最も近い有効値が考慮されます。
* 
同時デプロイメントで問題が発生しないようにするには、自動再試行タイマーの間隔を 300 秒以上に設定してください。
30
アップロード用のコンフィギュレーションパラメータ
パラメータ
説明
デフォルト値
全般的なアップロード Checksum が必要
プラットフォームで、アップロードされたファイルの Checksum を検証するかどうかを指定します。
False
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