「変更追跡のアドバンスオプション」ダイアログボックス

• 「「変更の追跡」ダイアログボックスを自動的に開く」 - 変更追跡が有効なとき、「変更の追跡」ダイアログボックスを自動的に開くかどうかを設定します。この環境設定は、Arbortext Editor のすべてのセッションに適用されます。

• 「祖先エレメントを展開して変更を表示」 - 追跡対象の変更を検索する際、折りたたまれたエレメントを自動的に展開するかどうかを設定します。この環境設定は、Arbortext Editor のすべてのセッションに適用されます。

• 「変更された領域をハイライト」 - 追跡対象の変更を目立たせるため、背景色を変えて強調表示するかどうかを設定します。この背景は、ユーザーフォント色に加え、追加箇所と削除箇所にも割り当てられます。この環境設定は、Arbortext Editor のすべてのセッションに適用されます。

• 「ユーザー固有のカラーで表示」 - 提案された変更内容を、ユーザー固有のカラーで表示、印刷、および発行するかどうかを設定します。デフォルトでは、このチェックボックスはオフになっています。このチェックボックスをオンにした場合でも、追加箇所には下線が引かれ、削除箇所には取消線が表示されます。この設定は、現在の文書にのみ適用されます。

• さらに、「文書オプション」で「フルネーム」と「ユーザーの色」を変更すれば、どのユーザーによる変更案かを識別できるようになります。

リストからユーザーを選択して「変更」をクリックし、「変更追跡のユーザーオプション」を開きます。「フルネーム」および「ユーザーカラー」の値を変更できます。

デフォルトでは、以下に基づいて、各ユーザーの変更案に割り当てられる色が決定されます。

◦ 環境設定で指定されている色が、同じ文書を使用する別のユーザーにすでに割り当てられているかどうか。

すでにほかのユーザーが使用している場合は、Arbortext Editor により、区別しやすい別の色が自動的に生成されます。

設定した色が薄すぎる場合、またはほかのユーザーの色と似ている場合は、Arbortext Editor により、区別しやすい別の色が割り当てられます。Arbortext Editor のカラーパレットには 10 種類の色があります。まだ特定の色が割り当てられていない最初の 10 人の作成者には、これらの色が順番に使用されます。

自分自身の色を含め、「変更追跡のユーザーオプション」でユーザーカラーを変更した場合、その文書の変更追跡で使用するユーザーカラーのみが変更されます。ユーザーカラーの環境設定は変更されません。また、ほかの文書の変更箇所にはそのユーザーカラーが割り当てられません。

実際に割り当てられる色にかかわらず、「変更の追跡」で「アドバンス」をクリックし、「変更追跡のアドバンスオプション」で別の色を選択すれば、すべての作成者の割り当て色を変更できます。