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「検索/置換」ダイアログボックス - 「検索/置換」タブ
現在のカーソル位置から文書の末尾までを検索して、テキスト文字列を見つけ出したり変更したりするために使われます。このダイアログボックスを使用して、検索条件の入力や検索範囲の制御を行います。
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生成テキストの領域は検索には含まれません。
以下のいずれかの条件に当てはまる場合、テキストの検索時にインラインタグと処理命令が無視されます。
検索テキストにタグが含まれていない
「マークアップを検索」チェックボックスがオフである
set markupscanoff に設定されている
set tagscanoff に設定されている
また、行の先頭または末尾にタグがある場合は、それが単語の区切りと見なされ、やはり一致するテキストの検索に影響を与えます。たとえば、検索テキスト two wordstwo <emphasis>words</emphasis> と一致しますが、以下の場合は一致すると見なされません。
two</para>
<para>words
「検索/置換」タブには、以下のオプションがあります。
「検索」 - 文書内でテキストボックスのコンテンツを検索します。文書内のテキストをハイライト表示してから「検索/置換」を選択すると、ハイライト表示したテキストが「検索」テキストボックスに表示されます (「マークアップを検索」チェックボックスをオンにした場合は、タグも追加されます)。選択前にハイライト表示をしない場合は、検索するテキストを入力します。
また、検索テキストの一部としてワイルドカードや文字クラスなどの特殊文字を含む、正規表現を入力することができます。正規表現を入力する場合は、必ず「正規表現」チェックボックスをオンにしてください。
以下の表に、正規表現でよく使用される文字と「検索」テキストボックス内での使用方法を示します。
一般の正規表現
正規表現
文字:
意味:
検索結果
.. (ピリオド)
1 ピリオドで 1 文字
s.t
sit、sat、set など
+ (プラス)
角括弧内に指定した文字の 1 回以上の繰り返し。
s[aeiou]+n
seen、soon、son など.
* (アスタリスク)
直前の文字の 0 回以上の繰り返し。
t[a-z]*y
twenty、try、trusty など
| (縦棒)
いずれかの単語を検索する「OR」条件。
icon|tags
icon、tags
「検索場所」 - 検索対象を指定したタグ内のテキストコンテンツに絞り込みます。リストからマークアップ名をクリックします。たとえば、titleタグペア内のコンテンツに絞り込んだ検索を実行できます。
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エイリアスマップを文書に適用している場合、Arbortext Editor では、「検索場所」フィールドでエレメントの実名とエイリアスの両方が認識されます。
「次と置換」 - 「検索」内のテキストを、このボックスに入力したテキストに置き換えます。
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エイリアスマップを文書に適用している場合でも、Arbortext Editor は、「次と置換」フィールドでエレメントのエイリアスではなく実名のみを認識します。
「マークアップを検索」「正規表現」オプションの両方をチェックして検索/置換を行う場合、追加手順として「次と置換」フィールドにアンパサンド (&) を含む必要があります。これは、置換後の文字列内における検索テキストの場所をアンパサンドで Arbortext Editorに指示するためです (正規表現の範囲内)。
たとえば、検索したテキストをコピーライト記号に置換する場合、「次と置換」ボックスに \&copy; と入力する必要があります。検索テキストの後にコピーライト記号が付け加わるように置換する場合は、「次と置換」ボックスに &\&copy; と入力します。検索テキストを、検索テキスト、コピーライト記号、およびアンパサンド (&) で置換するには、置換文字列にアンパサンドのエンティティ名を使用する必要があります。&\&copy;\&amp; のようになります。
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タグ名の置換は、不均衡な文字列では無効です。つまり、Replace With<para>Beginning of a paragraph を入力するのは規則違反です。また、一致したテキストで開始タグと終了タグの数が異なる場合も、タグ名を置換できません。
「値サーチオプション」 - テキストサーチの精度を制御します。
「マークアップを検索」 - このチェックボックスをオンにすると、エンティティやマークアップタグのテキストを含めて検索します。マークアップタグを検索する場合は、タグ名を山括弧で囲んでください (<para></para> など)。エンティティを検索する場合は、エンティティ名の前にアンパサンドを、エンティティ名の後にセミコロンを入力してください (例: &copy;)。いったんチェックすると、今後の検索のときに、このボックスはデフォルトでチェックされたままの状態になります。
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エイリアスマップを文書に適用しており、「マークアップを検索」を選択した場合、「検索」フィールドでエレメントエイリアスを使用できます。ただし、エイリアスマップが適用されていると、Arbortext Editor は、「検索」フィールドでエレメントの実名を認識しません。
「完全に一致する単語のみ検索」 - このチェックボックスをオンにすると、「検索」ボックスに入力したテキストと完全に一致する単語のみが検索されます。たとえば、the を検索すると the は無視され、theatre だけが検索されます。「検索」テキストボックスで使われる正規表現とこのオプションを同時に使用することはできません。いったんチェックすると、今後の検索のときに、このボックスはデフォルトでチェックされたままの状態になります。
「大文字・小文字を区別」 - このチェックボックスをオンにすると、検索時に大文字と小文字が区別されます。たとえば、文書内で "XML" のみを検索し、"xml" や "Xml" を無視する場合に、このオプションを使用します。いったんチェックすると、今後の検索のときに、このボックスはデフォルトでチェックされたままの状態になります。
「正規表現」 - このチェックボックスをオンにすると、「検索」ボックスに入力したテキストが正規表現と見なされます。いったんチェックすると、今後の検索のときに、このボックスはデフォルトでチェックされたままの状態になります。
「検索方向」 - 現在のカーソル位置からの検索方向を指定します。以下のうち希望するオプションをクリックします。デフォルトは、「下へ」オプションです。
「上へ」 - 文書の先頭に向かって検索します。
「下へ」 - 文書の末尾に向かって検索します。
「次を検索」 - 「検索」で指定したテキストの次の出現箇所を検索します。
「置換」 - 「検索」のテキストを「次と置換」のテキストに変更し、次の出現箇所を検索します。
書き込み可能な (読み取り専用であったり別のユーザーによってチェックアウトされていない) DMS オブジェクト内に置換されるアイテムがある場合、そのオブジェクトは編集用にチェックアウトされます。チェックアウトの確認メッセージが表示されます。
「すべて置換」 - 「検索」で指定したテキストに一致するすべての箇所を、「次と置換」で指定したテキストに変更します。一致箇所が見つかるたびに確認のメッセージが表示されません。
Arbortext Editor によって、置換の成功と失敗に関するサマリーが表示されます。
「ツール」 > 「環境設定」ダイアログボックスの「警告」カテゴリで、「検索時にラップ前のプロンプト表示」を設定できます。検索が文書の末尾に達すると、検索を続行するかを尋ねるメッセージボックスが表示されます。文書の先頭から検索を続行するには「はい」をクリックし、検索をキャンセルするには「いいえ」をクリックします。どちらのボタンを押してもこのメッセージは閉じますが、「検索/置換」ダイアログボックスは開いたままになります。
「ツール」 > 「環境設定」ダイアログボックスの「編集」カテゴリのファイルエンティティのコンテンツを検索するように選択することができます。「検索時にファイルエンティティをサーチする」チェックボックスをオンにします。この設定は set entityscan アドバンス環境設定でも指定できます。