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「HTML ヘルプ用にパブリッシング」ダイアログボックス
このダイアログボックスで、Windows プラットフォーム専用の HTML ヘルプ (.chm) ファイルを作成するためのスタイルシートを選択します。Microsoft の HTML Help Viewer でファイルを表示することができます。「キュートランザクション」チェックボックスをオンにした場合は、「名前を付けて保存」「ヘルプファイルの表示」を使用できません。Arbortext Publishing Engine からファイルを取得する時点で、これらを行うかどうかを確認するメッセージが表示されます。キューについては、Arbortext Publishing Engine を使用した文書のパブリッシングを参照してください。
「名前を付けて保存」 - HTML ヘルプファイルを保存するパスとファイル名を指定します。既存のファイルを特定するには、「ブラウズ」をクリックします。
「ヘルプファイルの表示」 - 発行した後、HTML Help Viewer に出力文書を開きます。オフの場合、発行した文書は表示されません。
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Arbortext Editor「ヘルプファイルの表示」オプションを選択した場合、文書ファイル名にアンパサンド (& 記号) が付いていると、HTML ヘルプビューアを起動できないことを知らせるメッセージが表示されます。ビューアを無効にして発行する場合は「はい」を、発行プロセスをキャンセルする場合は「いいえ」を選択します。
「スタイルシート」 - 文書のフォーマットに適用できる、文書および文書型ディレクトリのスタイルシートを一覧します。リストに表示されていない既存のスタイルシートを指定するには、「ブラウズ」をクリックします。
Arbortext Publishing Engine を使用した文書のパブリッシングを行っている場合は、リストに表示されるスタイルシートの前に (pe) が付きます。これらは Arbortext PE サーバーから使用可能なスタイルシートです。ローカルスタイルシートは無視されます。ローカルスタイルシートを文書とともにサーバーに送信することもできません。
「DITAVAL ファイル」 - 文書のパブリッシュ時に適用できる DITAVAL ファイル (.ditaval) のリストを表示します。
このオプションは、DITA マップまたはトピックをパブリッシングする場合のみ使用できます。リストに表示されるファイルは、現在の文書ディレクトリ、現在の文書の文書型ディレクトリ、および DITA 参照パスに存在するものです。Arbortext Publishing Engine を使用した文書のパブリッシングの場合、リストに表示される DITAVAL ファイルは、Arbortext PE サーバーの文書型ディレクトリではなく、ローカルの文書型ディレクトリに存在するものです。
リストに表示されていない DITAVAL ファイルを指定するには、「ブラウズ」をクリックします。
変更追跡をオンにしている文書は、変更反映状態を指定して発行できます。デフォルトでは、DITA マップからの発行時を除き、編集ウィンドウからの変更追跡ビューが選択されます。
DITA マップを発行する場合は、「適用した変更を表示」がデフォルトで選択されます。DITA マップからの発行時は、DITA マップから参照されているトピックに対してのみ、選択された「変更の追跡」ビューが適用されます。DITA マップ自体は、参照されているその他のマップと同様に、選択された「変更の追跡」ビューにかかわらず (マップに変更追跡マークアップがある場合でも)、常に「適用した変更を表示」を使用して発行されます。
選択できるオプションは次のとおりです。
「変更をハイライト表示」 - すべての変更案を改訂マーク付きでハイライト表示します。
「適用した変更を表示」 - 変更提案をすべて文書に組み込み、改訂マークなしで表示します。
「オリジナル」 - 変更提案を組み込まない状態で文書を表示します。
「キュートランザクション」 - 「キュートランザクション」を選択すると、「名前を付けて保存」および「ヘルプファイルの表示」の値がクリアされます。このチェックボックスをオンにした場合は、「ツール」メニューから「キュートランザクション」のリストを表示して結果を取得する時点で、ファイルに付ける名前、およびヘルプファイルを表示するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
これらのフィールドに値を入力してあった場合、「キュートランザクション」チェックボックスをオフにすると、それらの値が再び表示されます。「キュートランザクション」の動作は、Arbortext Publishing Engine の環境設定で指定できます。
「トランザクション名」 - 「キュートランザクション」を選択すると、トランザクション名を入力できます。「ツール」メニューからアクセスできる「キュートランザクション」リストから結果を読み込む際に、トランザクション名が表示されます。
デフォルトで使用するトランザクション名を入力するか、「キュートランザクション名」ダイアログボックスに値を入力して特定の出力タイプにトランザクション名を入力できます。
「プロファイルの設定」 - 「プロファイルの設定」ダイアログボックスを開きます。現在の Arbortext Editor セッションですでに文書を発行している場合は、最新のプロファイル設定が表示されます。「プロファイルの設定」ボタンは、選択した文書型にプロファイルが設定されている場合にのみ使用できます。
「規則の作成」 - 「新規パブリッシング規則を作成」を開き、ここで新しい発行規則または規則セットを作成できます。
Arbortext Styler には、HTML 出力に CSS 情報を追加するための方法が 3 つあります。詳細については、「CSS files in HTML output」を参照してください。