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「Web 用にパブリッシング」ダイアログボックス
このダイアログボックスで、特定の外観と体裁を持つ Web 出力を生成するためのスタイルシートとフレームセットを選択します。「キュートランザクション」チェックボックスをオンにした場合は、「名前を付けて保存」「HTML を表示」を使用できません。Arbortext Publishing Engine からファイルを取得する時点で、これらを行うかどうかを確認するメッセージが表示されます。キューについては、Arbortext Publishing Engine を使用した文書のパブリッシングを参照してください。
「出力ディレクトリ」 - パブリッシングしたファイルの保存先ディレクトリを指定します。既存のディレクトリを特定するには、「ブラウズ」をクリックします。
「HTML を表示」 - パブリッシングの完了時に Web ブラウザにパブリッシングした文書を開きます。このオプションを選択しない場合は、パブリッシングした文書が表示されません。
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「HTML を表示」オプションを選択した場合、文書ファイル名に "&" 記号が付いていると、Arbortext Editor がビューアを起動できないことを知らせるメッセージが表示されます。ビューアを無効にしてパブリッシングする場合は「はい」を選択し、パブリッシング処理を中止する場合は「いいえ」を選択します。
「スタイルシート」 - 文書のフォーマットに適用できる、文書および文書型ディレクトリのスタイルシートを一覧します。リストに表示されていない既存のスタイルシートを指定するには、「ブラウズ」をクリックします。
Arbortext Publishing Engine を使用した文書のパブリッシングを行っている場合は、リストに表示されるスタイルシートの前に (pe) が付きます。これらは Arbortext PE サーバーから使用可能なスタイルシートです。ローカルスタイルシートは無視されます。ローカルスタイルシートを文書とともにサーバーに送信することもできません。
「フレームセット」 - パブリッシングした文書に適用できるフレームセットをリストします。
Arbortext Publishing Engine を使用した文書のパブリッシングを行っている場合は、Arbortext Publishing Engine サーバーから使用できるフレームセットがリストに表示されます。フレームセット名に (pe) が付きます。ローカルスタイルシートは無視されます。
「エンコーディング」 - 文書のパブリッシング時期を選択できるエンコード方式のリストを表示します。
「DITAVAL ファイル」 - 文書のパブリッシュ時に適用できる DITAVAL ファイル (.ditaval) のリストを表示します。
このオプションは、DITA マップまたはトピックをパブリッシングする場合のみ使用できます。リストに表示されるファイルは、現在の文書ディレクトリ、現在の文書の文書型ディレクトリ、および DITA 参照パスに存在するものです。Arbortext Publishing Engine を使用した文書のパブリッシングの場合、リストに表示される DITAVAL ファイルは、Arbortext PE サーバーの文書型ディレクトリではなく、ローカルの文書型ディレクトリに存在するものです。
リストに表示されていない DITAVAL ファイルを指定するには、「ブラウズ」をクリックします。
「UI 言語」 - ボタンやツールチップなど、パブリッシングしたユーザーインタフェース要素で使用する言語を指定します。
変更追跡をオンにしている文書は、変更追跡状態を指定してパブリッシングできます。デフォルトでは、DITA マップからのパブリッシング時を除き、「編集」ウィンドウからの変更追跡ビューが選択されます。
DITA マップをパブリッシングする場合は、「適用した変更を表示」がデフォルトで選択されます。DITA マップからのパブリッシング時は、DITA マップから参照されているトピックに対してのみ、選択された「変更の追跡」ビューが適用されます。DITA マップ自体は、参照されているその他のマップと同様に、選択された「変更の追跡」ビューにかかわらず (マップに変更追跡マークアップがある場合でも)、常に「適用した変更を表示」を使用してパブリッシングされます。
選択できるオプションは次のとおりです。
「変更をハイライト表示」 - すべての変更案を改訂マーク付きでハイライト表示します。
「適用した変更を表示」 - 変更提案をすべて文書に組み込み、改訂マークなしで表示します。
「オリジナル」 - 変更提案を組み込まない状態で文書を表示します。
「高度なグラフィックを変換」 - パブリッシング時に、文書内の高度なグラフィックを、Web 対応のグラフィック形式に変換するかどうかを指定します。デフォルトでは、高度なグラフィックは変換されません。
「キュートランザクション」 - 「キュートランザクション」を選択すると、「出力ディレクトリ」「HTML を表示」の値がクリアされます。このチェックボックスをオンにした場合は、「ツール」メニューから「キュートランザクション」のリストを表示して結果を取得する時点で、出力ディレクトリを指定し、HTML を表示するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
これらのフィールドに値を入力してあった場合、「キュートランザクション」チェックボックスをオフにすると、それらの値が再び表示されます。「キュートランザクション」の動作は、一連のArbortext Publishing Engine の環境設定で制御できます。
「トランザクション名」 - 「キュートランザクション」を選択すると、トランザクション名を入力できます。「ツール」メニューからアクセスできる「キュートランザクション」リストから結果を読み込む際に、トランザクション名が表示されます。
デフォルトで使用するトランザクション名を入力するか、「キュートランザクション名」ダイアログボックスに値を入力して特定の出力タイプにトランザクション名を入力できます。
「プロファイルの設定」 - 「プロファイルの設定」ダイアログボックスを開きます。現在の Arbortext Editor セッションですでに文書をパブリッシングしている場合は、最新のプロファイル設定が表示されます。「プロファイルの設定」ボタンは、選択した文書型にプロファイルが設定されている場合にのみ使用できます。
「規則の作成」 - 「新規パブリッシング規則を作成」を開き、ここで新しいパブリッシング規則または規則セットを作成できます。
「OK」 - 文書を Web 用にパブリッシングします。
「キュートランザクション」チェックボックスをオンにした場合は、「キュートランザクション」ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスで、パブリッシングした文書のダウンロードや表示を行えます。「キュートランザクション」ダイアログボックスが表示されない場合は、「ツール」 > 「キュートランザクション」を選択して表示します。
Arbortext Styler には、HTML 出力に CSS 情報を追加するための方法が 3 つあります。詳細については、「CSS files in HTML output」を参照してください。