「キュートランザクション名」ダイアログボックスは、発行で Arbortext Publishing Engine を使用する場合にArbortext Publishing Engine の環境設定から利用可能です。サーバーにキュートランザクションを送信する際、トランザクションにわかりやすい名前を付けることができます。トランザクションは一意のトランザクション ID で識別されます。それとは別に、発行される文書がどのようなものか、読んでわかるようなキュートランザクション名を付けておくと便利です。キュートランザクション名は勝手に付けることができるため、一意であることは保証されません。そのため、特定のトランザクションや結果を検索したい場合には注意する必要があります。文書のパブリッシング時に「ファイル」 > 「パブリッシング」ダイアログボックス内にある「トランザクション名」フィールドで、個々のパブリッシング要求に対する値を設定できます。

「キュートランザクション名」の値が、トランザクションに関するその他の情報とともに「キュートランザクション」ダイアログボックスに表示されます。

発行するすべての出力で「デフォルト」が使用されるように指定するか、一部またはすべての出力に個別の値を割り当てることができます。「デフォルト」に値を指定した場合、「デフォルトの使用」にチェックが入っているすべての出力タイプでその値が使用されます。「デフォルトの使用」ボックスをオフにし、サポートされる次の出力タイプの横に値を入力し、トランザクション名を指定します。

「OK」を選択すると、それらの仕様は set pequeuedtransactionnames オプションの値としても保存されます。

トランザクション名の値が指定されていて、キューが使用可能である場合、「ファイル」 > 「パブリッシング」で開く発行ダイアログボックスに、上でリストした出力に対する値が表示されます。ユーザーは、「トランザクション名」フィールドの値を文書の発行時に変更できます。

説明的なテキストに加えて、次のテーブルで説明するように 1 つまたは複数の変数からトランザクション名を構成することが可能です。変数を組み合わせてトランザクション名を作成できます。

Arbortext PE サーバーおよびキューの使用に関する詳細は、Arbortext Publishing Engine を使用した文書のパブリッシングを参照してください。