このデフォルトの動作は、set コマンドとして graphicapptransform を使用することでオーバーライドできます。たとえば、Arbortext IsoView グラフィックを EPS に変換するには、set graphicapptransform=idr,idrz,iso,isoz:eps を使用します。

詳細については、set graphicapptransformを参照してください。

高度なグラフィックがこのパブリッシングフォーマットに変換されるかどうかは、以下の環境設定によって決まります。

この環境設定では、高度なグラフィックを含むグラフィックを HTML 出力用にパブリッシングする際の変換方法を指定できます。この環境設定を使用する場合、intelligentgraphicsconversion 環境設定より優先されます。このオプションは、デフォルトでは設定されていません。

この環境設定を使用してグラフィックを WebCGM に変換する場合、cgmprofile を使用して、グラフィックの変換先 CGM プロファイルを設定することもできます。

この環境設定が on の場合、文書内のすべての高度なグラフィックが PNG グラフィックまたは JPEG グラフィックに (graphicdefaultwebformat 環境設定の値によって異なる) に変換されます。

この環境設定が off の場合は、パブリッシングした HTML ファイルに高度なグラフィックが追加されます。この場合、高度なグラフィックに初期ビューが設定されているときは、そのビューが、パブリッシング済みの HTML ファイルに表示される初期ビューとなります。初期ビューが設定されていない場合は、デフォルトビューが使用されます。現在は CGM および 2D ISO、ISOZ、および PVZ グラフィックのビューがサポートされています。

prompt (デフォルト) に設定されている場合、「Web 用にパブリッシング」および「HTML ヘルプ用にパブリッシング」の各ダイアログボックスで、「高度なグラフィックを変換」チェックボックスが有効になります。この場合、文書のパブリッシング時に高度なグラフィックを変換するかどうかを選択できます。

HTML の表示に使用しているコンピュータに Arbortext IsoView または Creo View がインストール済みである場合は、HTML で高度なグラフィックを表示できます。HTML を表示するコンピュータに Arbortext IsoView または Creo View がインストールされていない場合は、isoviewdownloaduri または creoviewdownloaduri のアドバンス環境設定を設定し、アプリケーションの Web インストーラが存在する場所を指定することによって、パブリッシングした HTML 文書で高度なグラフィックを表示できます。パブリッシングした高度なグラフィックの表示は、Internet Explorer のみでサポートされます。

CGM、ISO、または ISOZ の高度なグラフィックを WebCGM に変換する場合は、WebCGM 対応のいずれかのビューアを使用して、HTML 形式の高度なグラフィックを表示できます。