「マクロ」ダイアログボックス
「マクロ」ダイアログボックスでは、
マクロを
実行、
編集、および削除できます。
• 「マクロ名」 - 定義済みのマクロ名が一覧表示されます。定義済みマクロリストにないマクロ名を入力した場合は、「実行」ボタン、「編集」ボタン、「削除」ボタンを使用できません。
• 「マクロの場所」 - ここでファイルを指定すると、そのファイル内のマクロが一覧表示されます。マクロを含むファイルは、次のファイルに限定されます。
◦ <文書名>.mcf - (文書範囲) 現在の文書にのみ適用されるマクロを定義します。.mcf ファイルは文書と同じディレクトリにあり、基本名は同じです。文書範囲の場所は、ASCII ファイルとマクロ文書では使用できません。
◦ <文書型>.mcf - (文書型範囲) 特定の文書型についてマクロを再定義できます。このファイルは文書型のディレクトリにあります。
◦ <アプリケーションデータディレクトリ>\user.mcf - (ユーザー範囲) すべての文書と文書型に適用できる、ユーザー定義マクロが含まれます。この場所は、新しいマクロを初めて記録する場合のデフォルトです。
<アプリケーションデータディレクトリ> はオペレーティングシステムがユーザー固有データを書き込むディレクトリです。これは通常、C:\Document and Settings\<ユーザー名>\Application Data\PTC\Arbortext\Editor になります。
◦ アプリケーションマクロ - すべての文書と文書型に適用できるサイト固有のマクロです。このマクロ範囲は、Arbortext パス\lib\application.mcf が存在する場合はこれを読み込み、次に custom ディレクトリ検索リストにある \lib\application.mcf ファイルを読み込むことにより定義されます。検索リストは右から左の順に処理されます。ここでは、Arbortext パス\lib\application.mcf のデフォルトの定義を含み、左端の定義が後の定義よりも優先されます。
この範囲は読み取り専用です。読み取り専用ファイルが選択された場合、「編集」と「削除」は使用不可になります。
• 「説明」 - マクロの作成時にユーザーが入力したマクロの説明です。このフィールドの説明を変更すると、マクロ定義の説明が更新されます。
• 「実行」 - 「マクロ」ダイアログボックスを閉じ、選択したマクロを起動します。
• 「編集」 - 「マクロ」ダイアログボックスが閉じ、Arbortext Editor の「マクロの場所」フィールドで指定したマクロファイルが開きます。その際、選択したマクロ画面の一番上に表示されます。
編集した直後に更新されたマクロを実行できます。ただし、関連付けられた文書 (文書範囲のマクロの場合) を閉じるまで、または Arbortext Editor を終了するまで (ユーザー範囲のマクロの場合)、そのマクロは保存されません。
• 「削除」 - 選択したマクロを削除します。
• 「キャンセル」 - マクロを実行せずにダイアログボックスを閉じます。
• 「ヘルプ」 - このダイアログボックスのヘルプを表示します。