トリガーの作成と管理
トリガーはワークフローの
に設定可能な特別な操作であり、ワークフローを自動実行するタイミングを定義します。複雑なビジネスプロセスを自動化でき、ワークフローを手動で実行する必要がなくなります。トリガーには次の 2 つのタイプがあります。
ポーリングトリガー
特定の変更がないか定期的に外部システムをチェックします。変更がトリガーのコンフィギュレーション基準に従っている場合、ワークフローが開始されます。
デフォルトでは、ポーリングトリガーは 5 分おきに実行されます。デフォルトのトリガー時刻を修正するには、トリガー展開コンフィギュレーションファイルの deploymentConfig.json ファイルで、DEFAULT_HOOK_INTERVAL パラメータの値を編集します。このファイルは <ThingWorx Flow インストールフォルダ>\modules\trigger\ フォルダから入手できます。この値はミリ秒単位で定義します。短い間隔は短期間のテストにのみ使用することをお勧めします。
Google などの一部のクラウドサービスでは、ポーリング間隔をしきい値よりも低く (たとえば 1000 ミリ秒に) 設定した場合、Google サービスはアカウントのリクエストを自動的に拒否するので、ユーザーは Google に連絡してアカウントへのアクセスを回復する必要がある場合があります。このようなリクエスト制限があるかどうか、サードパーティのサービスプロバイダに確認してください。
トリガーリストで、すべてのポーリングトリガーに
が表示されています。次のコネクタは、ポーリングトリガーをサポートしています。
Webhook トリガー
コールバックを外部システムに登録して、指定されたイベントがそのシステムで発生した場合に必ず、そのシステムが ThingWorx に対してワークフロー開始の呼び出しを行うようにします。Webhook トリガーが機能するためには、サードパーティシステムから ThingWorx Flow にアクセスできる必要があります。
次のコネクタは、Webhook トリガーをサポートしています。
トリガーコンフィギュレーションの最良事例
直接発生させる非ポーリングトリガーまたは Webhook トリガーは、購読イベントが発生した場合にのみ使用することをお勧めします (可能な場合)。これにより、購読システムと ThingWorx の負荷が軽減されるのと同時に、購読イベントが発生するとすぐにワークフローが実行されるようになります。
ポーリングトリガーを使用して、ThingWorx 購読サービスは、(設定済みのポーリング間隔での) ポーリングトリガーの購読をサポートするために、接続システムに定期的なリクエストを行う必要があります。購読システム全体のリクエスト数が増えるにつれて、購読システムと ThingWorx 購読サービスの負荷が増大します。