Windchill トリガー
必要条件
◦ セキュリティのため、Windchill Webhook URL を許可リストに追加する必要があります。それには、以下の手順に従います。
1. <ThingWorx Flow のインストールフォルダ>\modules\trigger\deploymentConfig.json ファイルから、DOMAIN プロパティの値をコピーします。
<プロトコル>://<ThingWorx FQDN>/Thingworx のフォーマットで URL を編集します。これはベースの Webhook URL です。
2. Windchill の > > で、編集した Webhook URL の値を > に貼り付けます。
手順
以下で説明するプロセスでは、Windchill イベントを使用してワークフロー実行のトリガーを設定しています。一般的な Windchill イベントの機能の詳細については、このアーティクルを参照してください。
Windchill のイベントを作成するには、次の手順を完了します。
1. 開始アイコン 
にマウスポインタを合わせて 
をクリックするか、 をダブルクリックします。トリガーのリストが表示されます。
にマウスポインタを合わせて をクリックするか、 をダブルクリックします。トリガーのリストが表示されます。2. 「Windchill」を選択します。トリガーコンフィギュレーションウィンドウで、以下のいずれかを行います。
▪ トリガーがすでに作成されている場合、既存のトリガーを選択し、「保存」をクリックします。
▪ 新規トリガーを作成するには、「次に対して新規イベントを作成: Windchill」をクリックし、以降の手順に進みます。
3. 必要に応じて、「トリガーラベル」を編集します。
4. Windchill コネクタタイプを追加するには、サポートされている Windchill コネクタタイプを参照してください。
以前にコネクタタイプを追加した場合は、該当する「コネクタタイプ」を選択し、「コネクタ名」でコネクタを選択します。
5. 「テスト」をクリックしてこのコネクタを検証します。
6. 「エンティティタイプ」リストで、PTC.domainName.entity というフォーマットのエンティティタイプを選択するか指定します。例: PTC.ProdMgmt.Part
7. 「イベント」リストで、イベント ID を選択するか指定します。Windchill 購読サービスからイベントのリストが動的に表示されます。
「イベント」の値を「ライフサイクル状態」に設定した場合、「ライフサイクル状態」リストでその値を選択します。
8. 「購読を設定」リストでオプションを選択し、次の操作を行います。
▪ 特定の Windchill エンティティを購読するには、「特定の Windchill エンティティ」を選択し、次の操作を行います。
1. 「名前」フィールドに、Windchill エンティティ名を入力します。
2. 「番号」フィールドに Windchill エンティティ番号を入力します。
名前または番号のいずれかを指定するか、名前と番号の両方を指定できます。
3. 「すべてのバージョンを購読」リストで、すべてのバージョンを購読する場合は「真」を選択し、そうでない場合は「偽」を選択します。
▪ コンテナのイベントを購読するには「コンテナ」を選択し、「コンテナ」リストで、コンテナの識別子を Windchill オブジェクト識別子 (OID) フォーマット OR:Type:ID で入力します。ここで、Type は Windchill エンティティタイプの内部名です。コンテナ識別子の例として、OR:wt.pdmlink.PDMLinkProduct:142471 があります。
「購読を設定」を「コンテナ」に設定した場合、そのコンテナから、指定されているエンティティタイプの任意のエンティティで、指定されているイベントが発生した場合に、イベントがトリガーされます。
たとえば、「エンティティタイプ」を「部品」に設定し、「イベント」を Checkin または Checkout に設定し、「コンテナ」を OR:wt.pdmlink.PDMLinkProduct:142471 (OR:wt.pdmlink.PDMLinkProduct:142471 は GOLF_CART コンテナ) に設定した場合、GOLF_CART コンテナに存在するいずれかの部品に対して Checkin または Checkout 操作が実行されると、イベントがトリガーされます。
9. 「有効期限」フィールドで、
をクリックし、イベントの有効期限を設定します。有効期限を設定しなかった場合、イベントの購読は無期限になります。
をクリックし、イベントの有効期限を設定します。有効期限を設定しなかった場合、イベントの購読は無期限になります。10. 「イベント」を「ライフサイクル状態」に設定した場合、「ライフサイクル状態」リストでライフサイクル状態を選択します。
11. 「カスタムフィルタ」セクションで、「追加」をクリックし、以下を行います。
a. 「トリガーデータ」セクションから「入力」フィールドに適切なフィールドをマッピングします。
b. 「条件」リストで、適切な値を選択します。
c. 「期待」フィールドで、値を設定します。
複数のカスタムフィルタを追加するには、「追加」をクリックします。追加したカスタムフィルタを削除するには、
をクリックします。
をクリックします。カスタムフィルタの詳細については、カスタムフィルタの追加を参照してください。
12. 「バージョン ID」フィールドに、B や C などのリビジョンラベルを入力します。
Windchill 内のすべてのオブジェクトにバージョンがあります。バージョンは、文字の後ろにピリオド (.) のようなセパレータ、さらにその後ろに数字が続く形式で構成されます。数字はオブジェクトの作業版数を表し、文字はオブジェクトのリビジョンを表します。たとえば、B.2 と入力します。
13. 「OData アノテーションを取得」で、「真」を選択して OData アノテーションを出力に含めます。デフォルト値は「偽」です。
14. 「保存」をクリックします。
 | Windchill トリガーの作成中に列サイズに関するエラーメッセージが表示された場合は、ここで説明している Windchill の既知の問題の回避策を参照してください。 |