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バージョン 8.5.0 リリースノート
ThingWorx 8.5.0 には、次の機能強化、バグの修正、既知の問題と制約事項、およびサポートの終了に関する情報が含まれています。
機能強化
プラットフォーム
ThingWorx Foundation インストーラでは、SSL/TLS がデフォルトのコンフィギュレーションパスになります。インストーラの詳細については、 ThingWorx Foundation インストーラを参照してください。
タイマーとスケジューラは新しいエンティティタイプです。このリリース以前は、 タイマースケジューラが Thing Template として追加されました。
スクリプトの機能強化
スクリプトタイムアウトの設定が、プラットフォームの platform-settings.json コンフィギュレーションファイルに追加されました。この設定は基本設定グループに含まれています。詳細については platform-settings.json コンフィギュレーションの詳細を参照してください。プラットフォームにより、この設定で指定されているタイムアウトよりも長く実行されるスクリプトが終了されることに注意してください。(TW-56913)
ThingWorx で使用されている Rhino JavaScript エンジンがバージョン 1.7.11 にアップグレードされました。この変更の一環として、スクリプト作成者は組み込みの JavaScript プロトタイプオブジェクトを修正できなくなります。これは、これらのオブジェクトが本来グローバルであるためです。たとえば、Array.prototypeString.prototype などです。詳細については、 Rhino JavaScript エンジンを参照してください。(TW-58965)
リソースプロバイダとしての ThingWorx は、OAuth2 プロトコルを介して ThingWorx URI リクエストを許可するように設定できます。
新しいパラメータが GetProxyURL サービスに追加されました。詳細については、 メディアエンティティのサービスメソッドを参照してください。
データとエンティティのコレクションおよび単一のデータのエクスポートのために、「エクスポート」メニューに「一致するモデルタグをエクスポート」オプションが追加されました。このオプションを使用すると、指定したすべてのタグがタグ付けされているデータとエンティティをエクスポートしたり、少なくとも 1 つの指定したタグを含むデータとエンティティのみをエクスポートしたりできます。詳細については、 データ、エンティティ、拡張機能のインポートおよびエクスポートを参照してください。
Composer には、いくつかのユーザビリティに関する機能強化が追加されました。
「プロジェクトを開く」タブが追加されました。エンティティは、所属先のプロジェクトとエンティティタイプによってグループ化されます。
作成または対話する各エンティティにタブが作成されました。
Composer のすべてのグリッドは、列または行を目的のサイズにドラッグするだけで、サイズ変更が可能になりました。
3 つの新しいサービスは、ThingWorx 管理者が、プラットフォームに接続されている AlwaysOn セッションをクエリーするか、閉じるためにのみ使用できます。管理者は、 WebSocket 通信サブシステムのサービスに関する情報を見つけることができます。
ソース管理を介してエンティティをエクスポートする場合、エンティティに関連付けられているパスワードハッシュやアプリケーションキー ID などの機密情報はエクスポートされません。ソース管理のエクスポートをシステムにインポートすると、そのエンティティに関連付けられている機密情報が失われます。
8.5.0 リリースのセキュリティ機能強化の一環として、ThingWorx は Rhino JavaScript エンジンのバージョン 1.7.11 を使用します。
コンフィギュレーションテーブルが常に永続になりました。非永続コンフィギュレーションの変更はサポートされなくなりました。
persistent パラメータは、次の API 呼び出しで無視されるようになりました。
SetConfigurationTable
SetConfigurationTableRows
SetMultiRowConfigurationTable
DeleteConfigurationTable
DeleteConfigurationTableRows
DeleteAllConfigurationTableRows
プロパティ定義への変更 (追加、更新、削除) は、ただちに有効になります。8.5 より前のリリースでは、Thing Template などの Thing 以外のエンティティにプロパティを追加した場合、その Thing Template に関連するすべての Thing を再起動する必要がありました。Thing は、すべてのプロパティ定義とその値を収集および保存していました。リリース 8.5 では、プロパティ定義は Thing レベルで保存されなくなりました。ThingWorx は、継承ツリーに従って、保存されている場所からデータを読み込むようになりました。詳細については、 Thing プロパティを参照してください。
プロキシサーバーを使用してライセンスサーバーに接続できます。詳細については、 platform-settings.json コンフィギュレーションの詳細および パスワードの暗号化を参照してください。この機能を有効にするには、次の設定を platform-setings.json ファイルに追加する必要があります。
"LicensingConnectionSettings": {
"useProxy": true,
"proxyHost": "<addproxyhost>",
"proxyPort" : "<addproxyport>",
"proxyScheme": "<http or https>",
"proxyUser": "<User>",
"proxyPassword": "<Password>"
}
},
ストリーム上のクエリーサービスのパフォーマンスが向上しました。これらの機能強化を利用するには、クエリーの際にフィルタを使用します。フィルタを使用しない場合、多数のエントリがメモリに保存され、時間がかかります。結果のメモリストレージは、JVM によるガベージコレクションサイクルの速度に比例します。ガベージコレクションサイクルの速度は、JVM のランタイムインスタンスに対するガベージコレクターの設定方法に大きく依存/比例します。
platform-settings.json ファイルで定義されている、サポートされていないコンテンツタイプの動作が変更されました。 コンテンツタイプが、別のサーバーからの、サポートされていないメディアエンティティタイプである場合、そのコンテンツはメディアエンティティでストリームされる代わりに、クライアントマシン上にファイルとしてダウンロードされます。
セキュリティ管理ツールは 8.5 のリリースでアップグレードされており、PFX キーストアファイルを操作できるようになりました。さらに、シークレットに対して AES 暗号化を使用します。
FindDataTableEntries サービスおよび DeleteDataTableEntries サービスに maxItems パラメータが追加され、返す行または削除する行の数を指定できます。
Extension SDK に次の変更が加えられました。
ThingProperty の場合:
次のメソッドが除去されました。
hasBindings()
getBinding()
getBindingTargets()
getExternalSubscriptions(String)
getLocalSubscriptions(String)
getProperties() メソッドはスレッドセーフではなくなりました。
Alert の場合:
次のメソッドは Alert から AlertRecord に移動されました。AlertRecord は、com.thingworx.system.subsystems.alerts.data.Alert.getAlertRecord(Thing sourceThing) を使用してアラートから直接読み込むことができます。
isActive( )
isAcknowledged( )
getAcknowledgedBy( )
getTimeActive( )
setTimeActive(DateTime value)
getMessage( )
getAcknowledgeTime( )
acknowledge(String ackBy) メソッドが除去されました。
上記のメソッドの代わりに、acknowledge(StringackBy, Thing sourceThing) を使用できます。発生したアラートが確認されると、確認リクエストを完了するために、そのアラートを発生させた Thing が必要となります。
getThingReference() メソッドが除去されました。
アラートは Thing レベルではなくなりました。その代わりに、これらのアラートは、Thing、Thing Template、または Thing Shape レベルで参照されます。上記のメソッドの代わりに、com.thingworx.system.subsystems.alerts.data.Alert#public com.thingworx.entities.interfaces.IAlertProvider com.thingworx.system.subsystems.alerts.data.Alert.getEntityReference() を使用できます。エンティティは必ずしも Thing ではないので、getThingReference() メソッドは getEntityReference() メソッドによって置き換えられました。getEntityReference() メソッドは、エンティティタイプである IAlertProvider を返します。
getPropertyReference() メソッドが除去されました。
上記のメソッドの代わりに、com.thingworx.system.subsystems.alerts.data.Alert#public com.thingworx.metadata.PropertyDefinition com.thingworx.system.subsystems.alerts.data.Alert.getPropertyDefinition() を使用できます。getPropertyDefinition() メソッドは、値を返さないため、これが使用されるようになりました。この変更はパフォーマンス上の理由から行われました。
AlertList では、アラートをトリガーした Thing が必要になったため、次のメソッドが除去されました。
isAcknowledged()
上記のメソッドの代わりに、isAcknowledged(Thing sourceThing) を使用できます。
isActive()
上記のメソッドの代わりに、isActive(Thing sourceThing) を使用できます。
getThingReference()
上記のメソッドの代わりに、Alert.getEntityReference() を使用できます。
getThingPropertyReference()
上記のメソッドの代わりに、Alert.getPropertyDefinition() を使用できます。
acknowledge(java.lang.String,java.lang.String)
上記のメソッドの代わりに、acknowledge(java.lang.String,java.lang.String,com.thingworx.things.Thing) を使用できます。
acknowledgeAlert(java.lang.String,java.lang.String,java.lang.String)
上記のメソッドの代わりに、acknowledgeAlert(java.lang.String,java.lang.String,java.lang.String,com.thingworx.things.Thing) を使用できます。
addOrUpdateAlert(com.thingworx.things.properties.ThingProperty,com.thingworx.system.subsystems.alerts.data.AlertDefinition)
上記のメソッドの代わりに、AlertManager.createOrUpdateAlert(IAlertProviderentity, Stringproperty, StringalertType,StringalertName,Stringdescription, Booleanenabled, Integerpriority, InfoTableattributes, Booleanpersistent)throwsException を使用できます。
Mashup Builder
次の新しい Web コンポーネントウィジェットがリリースされました。
プラットフォームの「ウィジェット」パネルにあるウィジェットのカテゴリが更新されています。詳細については、 ウィジェットのトピックの「ウィジェットカテゴリ」セクションを参照してください。
このバージョンでは、マッシュアップ内の古いウィジェットを置換する Web コンポーネントウィジェットに移行し、古いレイアウトを新しいコンテナに移行できます。詳細については、 ウィジェットとレイアウトのマイグレーションを参照してください。
一部の既存の Web コンポーネントウィジェットのプロパティが更新されます。詳細については、8.4.0 バージョンでリリースされた Web コンポーネントウィジェットの個々のトピックを参照してください。
アドバンスグリッドとアドバンスツリーグリッドのウィジェットが、プラットフォームで標準のテーマ指定可能なウィジェットとして使用可能になりました。詳細については、 アドバンスグリッドを参照してください。
「新規マッシュアップ」ウィンドウのマッシュアップタイプに次の変更が加えられました。
「レスポンシブ (アドバンス)」マッシュアップタイプが「レスポンシブ」に名前変更されました。
「レスポンシブ」マッシュアップが「レスポンシブ (レガシー)」に名前変更されました。
「静的」マッシュアップタイプが「静的 (レガシー)」に名前変更されました。
既存のマッシュアップを移行できます。マッシュアップとウィジェットの移行の詳細については、 ウィジェットとレイアウトのマイグレーションを参照してください。
以下の関数が追加されました。
確認 - ボタンウィジェットとログアウトウィジェットからの機能を組み合わせます。
ナビゲーション - ナビゲーションウィジェットを置き換えます。
ステータスメッセージ - ステータスメッセージウィジェットを置き換えます。
ログアウト - ログアウトウィジェットを置き換えます。
イベントルータ - イベントルータウィジェットを置き換えます。
使用可能な関数の詳細については、 関数を参照してください。
レスポンシブマッシュアップ
「レイアウト」パネルに次の機能強化が行われました。
「配置」オプションが追加されました。コンテナ内のアイテムに対して、「レスポンシブ」または「静的」な配置を指定できます。
「コンテナのサイズ」オプションが追加されました。マッシュアップ内のコンテナのサイズを定義できます。コンテナサイズは、レスポンシブ、固定、または最小値と最大値の範囲に設定できます。
コンテナ設定に CSS Flexbox の「拡大比」「縮小比」のプロパティが追加されました。
詳細については、 レスポンシブマッシュアップを参照してください。
スタイルテーマ
スタイルテーマのベータ指定が除去されました。
スタイルテーマエンティティの「設計」タブにあるスタイルテーマ設定のプレビューとしてのマッシュアップを追加しました。独自のマッシュアップエンティティをプレビューとして選択できます。「スタイル」タブの詳細については、 「スタイル」タブの使用を参照してください。
PTC Convergence Theme をシステムエンティティとして追加しました。スタイルテーマは、デフォルトですべての新しいマッシュアップに適用されます。スタイルテーマエンティティの「スタイル」タブでスタイルテーマ設定をプレビューするために、Base Theme が使用されるようになりました。
「スタイルプロパティ」パネルを使用して、マッシュアップ内の個々のアイテムのスタイルテーマ設定をオーバーライドする機能が追加されました。詳細については、 スタイルプロパティパネルの使用を参照してください。
スタイルテーマのサポートをマッシュアップ内のコンテナに追加しました。詳細については、 コンテナのスタイル設定を参照してください。
マッシュアップ StyleTheme プロパティがマッシュアッププロパティから「スタイルプロパティ」パネルに移動されました。
(BETA) UseThemeForHybrids プロパティがマッシュアッププロパティから除去されました。次のウィジェットのハイブリッド機能はサポートされなくなりました。
ユーザーインタフェース
Mashup Builder ワークスペースのルックアンドフィールを更新しました。パネルは、スタイル、色、サイズにおいて一様になるように再設計されています。
設計ツールバーに、ズームイン、ズームアウト、およびパンのコマンドを追加しました。
「スタイルプロパティ」パネルを追加しました。詳細については、 スタイルプロパティパネルの使用を参照してください。
「プロパティ」パネルが追加されました。これは、「ウィジェットプロパティ」パネルを置き換えます。
詳細については、 Mashup Builder のワークスペースを参照してください。
ThingWorx Flow
ThingWorx Flow に次の新しい操作が追加されました。
SQL コネクタ
行を作成
行を削除
ID によって行を取得
行を取得
結合のある行を取得
テーブルをリスト
行を更新
詳細については SQL コネクタを参照してください。
Azure コネクタ
異常検出
Bing Search
Custom Vision
QnA 予測
Speaker Recognition
詳細については、 Azure コネクタを参照してください。
カスタム操作
既存の操作を継承またはコピーして新規カスタム操作を作成する機能
カスタム操作のローカライズのサポート
詳細については、 カスタム操作の作成および管理を参照してください。
ワークフローをカテゴリによって定義およびフィルタしたり、ThingWorx Flow ダッシュボードのリストまたはグリッドとしてワークフローを表示したりできます。詳細については、 ThingWorx Flow ダッシュボードを参照してください。
「インフォテーブルを定義」操作を使用して、ネストされたインフォテーブル作成できます。詳細については、 インフォテーブルを定義を参照してください。
ソリューションセンター
新しいクラウドベースのサービスであるソリューションセンターを使用して、ThingWorx アプリケーションのパッケージ、保存、展開、および管理を支援します。アプリケーションの展開を迅速化できます。
ソリューションセンターを使用すると、次の操作が可能になります。
PTC クラウド内のソリューションセンターのテナント性に対するバージョン情報とメタデータを使用して、アプリケーションをパッケージ化、パブリッシュ、およびアップロードします。
自動依存管理によって欠落している依存を識別し、ターゲット環境で実行するために必要なすべてがアプリケーションにパッケージされていることを確認します。
クラウドポータルを介して企業全体に展開された ThingWorx アプリケーションの企業規模での可視性を蓄積します。これは、企業の使用可能なアプリケーション、そのバージョン、およびターゲット環境を示し、すべてのサーバー、サイト、およびユースケースにわたって IIoT フットプリント全体の総合的な考察を促進します。
詳細については、 ソリューションセンターのヘルプセンターを参照してください。
「プロジェクト」は次のように修正されています。
拡張機能に依存を指定する機能。
ソリューションセンターにパブリッシュする機能。
次のような追加のデフォルトエンティティが、ソリューションセンターの結果として作成されました。
SolutionCentralSubsystem
ファイルリポジトリ
PackagedSolutions
DownloadedSolutions
ユーザーグループ
SolutionCentralSiteAdministrators
SolutionCentralDevelopers
* 
SolutionCentralDevelopers グループ内のユーザーは、インストール前の Developers ユーザーグループのメンバーでもあります。
データシェイプ
SolutionInfo
SolutionDependency
EntityDependency
SolutionDelivery
バグの修正
プラットフォーム
関連する JIRA
ThingWorx Flow、Composer、および Mashup Builder で発生する可能性のあるセキュリティの問題と、脆弱性スキャンソフトウェアまたは PTC QA テストによって事前に識別された追加の問題が修正されています。セキュリティ修正はサポートされているバージョンの ThingWorx のメンテナンスリリースにバックポートされますが、インストーラにおける SSL/TLS のデフォルトコンフィギュレーションなどのセキュリティ機能強化を利用するために、ThingWorx 8.5 にできるだけ速やかにアップグレードすることを強くお勧めします。
該当なし
ScriptLog サーチ結果で、関連していない行が含まれる問題が修正されました。
TW-62596
「調整値」が範囲に正しく影響しないという、「範囲外」アラートタイプの問題が修正されました。
TW-61885
スニペットの挿入時にエンティティ内のフィールドの設定済みの順序が正しくないという問題が修正されました。
TW-61128
.. (2 つの点) がファイル名の有効な部分であっても、サービスによって .. が禁止される問題を修正しました。
TW-61022
IMAGELINK プロパティの URL 値の設定、および破断イメージアイコンが表示される問題が修正されました。
TW-59280
高可用性のドキュメンテーションを更新して、Pgpool-II のサポート情報が追加されました。
TW-58507
SearchFunctions リソースで SearchThingsByTemplate サービスを実行する際に Null エラーの原因となった問題が修正され、新しいログステートメントが追加されました。
TW-58505
複数のモデルタグを選択したときにデータテーブルをエクスポートできなかった問題が修正されました。
TW-56936
プラットフォームサブシステムに判定基準レポートのコンフィギュレーションテーブルが追加されたために 7.2.1 からの移行に失敗する問題が修正されました。
TW-55115
Remote Thing の isConnected プロパティが false と等しいが、プロパティの値が引き続き更新される問題が修正されました。
TW-54760
組織名のスラッシュによって発生した組織内のデータの問題が修正されました。
TW-54382
ファイルパス内の相対パスとコロンによって、eMessage Connector for Axeda Agent を使用しているときにファイルのアップロードが機能しなくなった問題が修正されました。
TW-54190
ユーザーの言語設定を変更した後、スニペット関数が正しい値を返さない問題が修正されました。
TW-44971
拡張機能にインポートしたときに、特定の文字を含むエンティティがゴーストエンティティと見なされる問題が修正されました。
TW-46984
Mashup Builder
関連する JIRA
次のいずれかのウィジェットを持つマッシュアップ、またはドキュメンテーションセクションがある任意の ThingWorx エンティティを持つマッシュアップで HTTP を使用している場合、リンクの挿入/編集および Iframe の URL 属性の挿入に関する問題が修正されました。
ブログ
Wiki
HTML テキスト領域
この修正により、マッシュアップで HTTPS を使用することをお勧めします。
TW-63601
編集中にエンティティピッカーウィジェットプロパティとの間のバインドが失われる、インポートされたマッシュアップの Thing Template タイプでの問題が修正されました。
TW-64181
PingFederate を使用したカスタムマッシュアップでの Thing View ウィジェットの使用時に発生したエラーが修正されました。
TW-63410
初めてモーダルポップアップを開いたときの、値表示ウィジェットの TextIfNoValue フィールドにおける整列の問題が修正されました。
TW-62880
ボタンまたはナビゲーションウィジェットがタブのレスポンシブウィジェットに含まれていた場合に、テキストがデザインタイムで折り返されなかった問題を修正しました。
TW-60994
マッシュアップ内の JavaScript 定義式によって発生したログ作成例外に関するドキュメンテーションを追加しました。
TW-59710
マッシュアップがメモリ使用量を時間の経過とともに割り当て解除しなかった問題を修正しました。
TW-59187
アドバンスグリッドウィジェットのヘッダー枠が表示されていない問題を修正しました。
TW-59016
アドバンスグリッドウィジェットのサーチテキストボックスの周囲に垂直線が表示された問題が修正されました。
TW-58802
マスターにアドバンスグリッドウィジェットを持つマッシュアップが正しくロードされなかった問題が修正されました。
TW-58510
特定のブラウザのタブウィジェットにカスタム CSS が適用されなかった問題が修正されました。
TW-57725
ガジェットの移動後に誤ったイメージが表示される問題が修正されました。
TW-57213
アコーディオンビューに 3 番目のサブメニューが表示されない問題が修正されました。
TW-56861
ターゲットウィンドウが iOS デバイスで「置換」に設定されている場合に、ナビゲーションウィジェットが動作するためにダブルクリックが必要な問題が修正されました。
TW-56791
Stack Series が有効なラベルチャートウィジェットに、境界値がゼロであってもバーが表示される問題が修正されました。
TW-56615
ラベルチャートウィジェットのツールヒントがスクリーン外に表示される問題が修正されました。
TW-56497
定義式ウィジェットで日時の値が日時ピッカーウィジェットに正しく表示されない問題が修正されました。
TW-42993
データフィルタウィジェットの最後のフィルタが除去されたときに、アドバンスグリッドウィジェットが再表示されなかった問題が修正されました。
TW-17064
ウィジェットがマッシュアップ内でスクロールした場所に移動する問題が修正されました。
TW-22730
ランタイムにマスターとその組み込みマッシュアップに対して指定したスタイルテーマが正しく適用されなかった問題を修正しました。
TW-64690
ダイナミックパネル内に配置されているレスポンシブウィジェットが一部のブラウザに表示されない問題が修正されました。
TW-62207
既知の問題と制約事項
ThingWorx 8.5.0 には次の既知の問題と制約事項が存在します。
プラットフォーム
セキュリティの脆弱性により、Apache Tomcat 8.5.42 または 9.0.21 以上のバージョンが必要です。
以前のバージョンの Apache Tomcat での既知のセキュリティの問題を軽減するため、Apache Tomcat をこれらのバージョンにアップグレードすることを強くお勧めします。
ThingWorx Connection Server 8.5.0 と ThingWorx Azure IoT Hub Connector 3.0.0 は ThingWorx Platform 8.5 で認定されていますが、次の製品は ThingWorx Platform 8.5 での使用が認定されていません。
ThingWorx eMessage Connector
ThingWorx Remote Access クライアント
Axeda-ThingWorx Entity Explorer (ATEE)
ThingWorx AWS IoT Connector
ThingWorx Protocol Adapter Toolkit
Mashup Builder
ブートストラップ JavaScript ライブラリがマッシュアップランタイムから除去されました。ブートストラップを必要とする拡張機能がある場合は、bootstrap.js のバージョンを指定して、インポート zip フォルダ内の拡張機能の metadata.xml ファイルに <FileResource> エンティティを定義する必要があります。
子 (組み込み) マッシュアップから親マッシュアップへのマッシュアップパラメータバインドがあり、子のマッシュアップのパラメータに受信バインドがない場合、子のマッシュアップからのバインドは削除されます。次善策として、子のマッシュアップ内に、パラメータへの受信バインドを作成します。
ランタイムに拡張機能のウィジェットをロードすると、ウィジェットによって使用されるライブラリで次のエラーが発生します。
Uncaught Error: Mismatched anonymous define() module: [object Object] https://requirejs.org/docs/errors.html#mismatch
at makeError (advanced-widgets-runtime-pre.js?_v=8.5.0:168) at intakeDefines (advanced-widgets-runtime-pre.js?_v=8.5.0:1254) at advanced-widgets-runtime-pre.js?_v=8.5.0:1452
依存をロードする次のスクリプトが原因で、このエラーが発生します。
$('head').append('<script type="text/javascript" src="../Common/extensions/TimelineChartWidget-extension/ui/timelinechart/include/d3.v3.min.js"></script>');
エラーを修正するには、次のようにスクリプトを変更する必要があります。
$('head').append('<script>' + 'window.defineBackup = window.define;' + 'window.define = undefined;' + '</script>' + '<script type="text/javascript" src="../Common/extensions/TimelineChartWidget-extension/ui/timelinechart/include/d3.v3.min.js"></script>' + '<script>' + 'window.define = window.defineBackup;' + '</script>');
次の例を参照してください:
TW-65740
サポート終了情報
SAP Hana は ThingWorx でサポートされるデータベースではなくなりました。詳細については、 このアーティクルを参照してください。
Internet Explorer 11 はサポートされなくなりました。