インフォテーブルを定義
この操作は、ほかの ThingWorx 操作への入力として使用したり、ワークフローからの出力としてデータを返したりするときに使用可能なインフォテーブルデータ構造を構築するときに使用します。
「インフォテーブルを定義」操作の使用
ワークフローでこの操作を使用するには、ThingWorx Flow にこれを接続します。フローに接続するには、次の操作を行います。
1. 「ThingWorx」コネクタの下の「インフォテーブルを定義」操作をキャンバスにドラッグし、この操作にマウスポインタを合わせて をクリックするか、この操作をダブルクリックします。「インフォテーブルを定義」操作ウィンドウが開きます。
2. 必要に応じて、ラベル名を編集します。デフォルトでは、ラベル名は操作名と同じです。
3. 接続を追加するには、「ThingWorx コネクタ」のトピックの 接続の追加のセクションを参照してください。デフォルト値は「ThingWorx アプリケーションキー」です。
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ThingWorx 接続を事前に追加している場合、リストから接続を選択します。
4. 「データシェイプ」リストで、適切なデータシェイプを選択します。
5. インストールされている ThingWorx Flow のバージョンに応じて、次のいずれかの操作を行います。
ThingWorx Flow 8.4.x を使用している場合、「フィールド定義のマッピング」セクションで、右側パネルにある前の操作からの「入力」データを、選択したデータシェイプのフィールドにマッピングします。
ThingWorx Flow 8.5 がインストールされている場合、「InfoTable」セクションで、右側パネルにある前の操作からの「入力」データを、選択したデータシェイプのフィールドにマッピングします。
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ThingWorx Flow 8.5 以降では、この操作を使用してネストしたインフォテーブルを作成できます。
6. 「完了」をクリックします。
配列からのインフォテーブルの構築
入力配列からインフォテーブルを構築している場合、「Collection Selector」リストまたは「反復子」リストを使用して、この操作が実行されたときにループする配列を指定します。構築されたインフォテーブル構造は、入力配列の各行に対応する行を持ちます。単一行のインフォテーブルを構築する場合、「Collection Selector」フィールドまたは「反復子」フィールドは空のままにします。
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「反復子」リストの値は、「入力」セクションのプロパティをデータシェイプのフィールドにマッピングした後でのみ、自動的に入力されます。
例: ThingWorx Flow 8.4.x
上記の例では、インフォテーブルは前の「プロパティを取得」操作から返される部品情報の配列から構築されます。「Collection Selector」フィールドが「部品」配列にマッピングされ、「BOMType」alertType フィールドにマッピングされます。
インフォテーブルフィールドに表示されるアスタリスク (*) は、そのインフォテーブルには入力配列に応じた複数の行があることを示しています。
例: ThingWorx Flow 8.5
上記の例では、インフォテーブルは前の「コンテンツを取得」操作から返されるエンティティ情報の配列から構築されます。「名前」「番号」がインフォテーブルデータシェイプの「EntityName」および「EntityNumber」フィールドにマッピングされます。「反復子」フィールドが「エンティティ」配列にマッピングされます。「ファイル名」「FileName」にマッピングされ、「コンテンツ」配列が「EntityContents」にマッピングされます。
インフォテーブルフィールドに表示されるアスタリスク (*) は、そのインフォテーブルには入力配列に応じた複数の行があることを示しています。
この例では、この操作によってインフォテーブルが作成され、その各行にエンティティ名、エンティティ番号、およびそのエンティティのすべてのコンテンツのファイル名のテーブルが取り込まれます。
動的出力スキーマ
「インフォテーブルを定義」操作は動的出力スキーマを返します。
例: ThingWorx Flow 8.4.x
次の図に、AlertDefinition データシェイプを選択した場合の出力スキーマを示します。
例: ThingWorx Flow 8.5
次の図に、EntityDetails データシェイプを選択した場合の出力スキーマを示します。