データのエクスポートウィジェット
データのエクスポートウィジェットは、データを CSV ファイルにエクスポートする機能を提供します。
データのエクスポートウィジェットを使用するときに、パスワードデータ (パスワードプロパティとその値など) を含むデータを ThingWorx サービス (GetStringPropertyValue など) を介してエクスポートする場合には、そのサービスをデータのエクスポートウィジェットに直接バインドしないでください。最良事例は、パスワードプリミティブのデータ型を見つけ、そのプレーンテキストのパスワード値を取得し、その値を暗号化して、新しいインフォテーブルに追加 (または、既存のインフォテーブルの古いパスワード値とプリミティブ型を適切に置換) し、 EncryptionServices.EncryptPropertyValue サービスを使用して暗号化された値に追加するラッパーサービスを作成することです。この部分的な例を次に示します:
var params = {
propertyName: "Property1" /* STRING */
};
// result: STRING
var plaintText = me.GetStringPropertyValue(params);
var params = {
data: plaintText /* STRING */
};
// result: STRING
var result = Resources["EncryptionServices"].EncryptPropertyValue(params);
PASSWORD プリミティブプロパティを PASSWORDS として返すサービス (GetPropertyValues など) を使用している場合は、値が暗号化されるので、エクスポートのためにデータのエクスポートウィジェットに直接バインドしても安全です。データのエクスポートウィジェットは CSV 出力を生成し、PASSWORD 型の値は生成された CSV 内では暗号化されたままになるので、ラッピングのサービスは必要になりません。
詳細については、次のビデオチュートリアルを参照してください。
| スタイルおよび共通のウィジェットプロパティは、次の表には含まれていません。 |
プロパティ名 | 説明 | ベースタイプ | デフォルト値 | バインド可能か(Y/N) | ローカライズ可能か(Y/N) |
---|
CustomClass | ウィジェットの最上位の div に適用するユーザー定義の CSS クラス。スペースで区切って、複数のクラスを入力できます。 | STRING | 該当なし | Y | N |
Label | ボタン上に表示するテキスト。 | STRING | エクスポート | N | Y |
TabSequence | データのエクスポートウィジェットのタブシーケンス内のインデックス。 | NUMBER | 0 | N | N |
RoundedCorners | ボタンのコーナーを丸くするかどうかを指定します。 | BOOLEAN | True | N | N |
Data | データサービスの戻り値。このプロパティのデータソースとして、サービスの戻り値からインフォテーブルを選択します。 | INFOTABLE | 該当なし | N | N |
IconAlignment | ボタンのアイコンをテキストの左右どちらかに整列させます。 | STRING | True | N | N |
ShowDataLoading | ロード中のデータを表示します。 | BOOLEAN | True | N | N |
Visibility | ランタイムでのウィジェットの表示/非表示を設定します。 | BOOLEAN | True | Y | N |