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計算オプションを設定するには
1. 設定する領域をクリックします。ワークシート内のすべての領域に計算の設定を適用するには、領域の外をクリックします。
2. 「計算」タブの「ワークシートの設定」グループで、「計算オプション」リストの次のオプションをオンまたはオフにします。
「近似等価」 - 論理式の比較および切り捨て関数がどの程度正確になるかの基準を設定します。このオプションがオフの場合、比較する値が等しいと見なされるには、2 つの値の差がコンピュータの浮動小数点プロセッサの最大精度未満でなければなりません。-10-307 から 10-307 の数値は 0 と見なされます。数値を切り捨てる場合、すべての小数位は数値の floor、ceil、trunc の値を決定する際に使用されます。
このオプションがオンの場合、比較する 2 つの値の差の絶対値を 2 つの値の平均値で割ったものが 10-12 より小さいときに 2 つの値が等しいと見なされ、切り捨てでは最初の 12 桁だけが使用されます。
「文字列の ORIGIN」 - 文字列の最初の文字と関連付けられる整数を設定します。このオプションがオンの場合、文字列関数ではワークシートの ORIGIN の値が最初の文字のインデックスと見なされます。
「特異行列の厳密なチェック」 - PTC Mathcad で使用する逆行列アルゴリズムを制御します。特異行列または不良条件の行列の逆行列は真の逆行列にならないことがあります。つまり、M·M-1 が単位行列に等しくなりません。入力行列または逆行列が以下であるかどうかを調べるには、このオプションをオンにします。
特異行列 - 行列式がゼロに等しいか、そのランクが不完全な場合 (行列と行と列が 1 次独立でない)。
不良条件 - 行列の条件数 (最小固有値に対する最大固有値の比率) が大きい場合。行列の条件数を計算するには cond2 関数を使用します。
PTC Mathcad でそのような行列が検出された場合、エラーメッセージが表示されます。
このオプションをオンにした場合、より厳密で時間がかかる逆行列アルゴリズムが使用されます。
「マルチスレッド」 - 並列実行ができる計算の数を設定します。このオプションがアクティブな場合、PTC Mathcad で複数の独立した計算を同時実行できます。このように、マルチプロセッサシステムをより活用することで多数の独立した計算を含むワークシートでの計算が速くなる場合があります。
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マルチスレッド設定は、PTC Mathcad Prime を実行しているコンピュータに保存されます。この設定はデフォルトでは無効になっていますが、この機能を有効または無効にすることはできます。マルチスレッドの状態は、開いているすべてのワークシート、新しく開いたワークシート、または閉じて PTC Mathcad を再起動した後に開いたワークシートに影響を及ぼします。
「シンボリックでの単位/定数」 - 特定の変数をシンボリックでの組み込み単位および定数として自動的にラベル付けするよう設定します。
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