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PTC Mathcad Prime の数式について
PTC Mathcad Prime ワークシートでは、一般に行われている数式表記が使用されます。たとえば、除算は分数の括線を使って表示され、べき乗は上付きで表示されます。繁分数も可能です。PTC Mathcad Prime の方程式エディタでは、数式の構造に従って式が組み立てられます。PTC Mathcad Prime では優先規則や補則に従って数式の各部分が組み合わされるので、分母、指数、根号などを入力するのも非常に簡単です。
数式の挿入
PTC Mathcad Prime ではデフォルトで数式が挿入されます。初期挿入点は青色の十字線 によって示されます。ワークシートの空白部分をクリックすることで、現在の挿入点を変更できます。文字、数値、演算子を入力すると、数式領域が表示され、挿入点に青色の縦線が表示されます。このカーソルを使用して数式を編集できます。
PTC Mathcad Prime では、アラビア数字で始まるものは、すべて数値として扱われます。
ピリオドとコンマは次の規則に従って使用します。
ピリオドは小数点を表します。
コンマは、関数の引数および行列の添字を区切ったり、範囲内のステップを示したりするときに使用します。
999 より大きい数値の場合、ピリオドやコンマを使って 3 桁ごとに区切らずに、たとえば、1 万という数値を入力するには 10000 と入力します。
数式の項のグループ化
スペースキーまたは矢印キーを使用して数式の一部を選択できます。数式の項を 1 つずつまたはすべて同時にグループ化できます。カーソルが項の左側にあるか右側にあるかによって、グループ化の結果は異なります。選択したグループを別の数式領域にコピーして貼り付けることができます。選択したグループに結果が含まれていないかぎり、グループに演算子を適用できます。
結果が含まれていないグループは、見えない括弧で囲まれた項の集まりのようなものです。たとえば、オペランドはグループなので、演算子を置き換えたり削除したりした場合でも、グループはそのままの状態になります。
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