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格子フィーチャーについて
格子は、部品特性を最適化するために設計された内部フレームワークです。たとえば、格子を使用して、強度重量比を最大化します。
格子の定義
格子を定義するには次の 2 つの要素を使用します。
1 つのセル - 1 つのセルの寸法、形状、内部構造を定義します。
セルの複製 - 1 つのセルをボリュームにどのように適用するかを定義します。
格子は Creo 部品にその部品のフィーチャーとして追加します。内部ボリュームのすべての側に境界が必要ですが、境界の 1 つとしてデータム平面を使用できます。ボリューム内にない隣接するソリッドサーフェスを使用して、ボリュームの開いた境界を閉じることができます。小さな穴を無視するよう格子を設定できます。
格子のタイプ
格子には次のようないくつかのタイプがあります。
ビームに基づいた格子 - 選択したパターンに 3D セルを追加します。セルの形状を選択し、セルのビームの数を定義することによってその構造を制御できます。ビームの幅と形状を制御し、ビームが交差する位置にボールを追加するかどうかを選択できます。内部ボリュームへの格子のセルの適用方法を制御できます。
確率 - ビームに基づいた格子の一種。ランダムに分布した点によって、格子を作成するときの、ボリューム内またはサーフェス上のビームの位置が決まります。
2.5D - プリズム形状の平面をその平面に垂直に押し出して格子セルを形成します。使用するセル形状を選択し、内部ボリュームへの格子セルの適用方法を制御できます。スロット形状の水抜き開口部を構造に追加できます。
式駆動 - 式を使用して格子セルの形状を定義します。
カスタム - Creo Parametric で作成した部品を使用し、これを格子フィーチャーにインポートすることで、格子セルの形状を定義します。