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概要
このマニュアルでは、d3d_customize ファイルにあるカスタマイズ関数の構造を説明します。3D 注記ラベルおよび一般テキストラベルのカテゴリをカスタマイズするには、dif_customize ファイルを使用します。
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工場出荷時設定の d3d_customize ファイルと dif_customize ファイルのコピーを作成して、そのコピーを個人的なカスタマイズディレクトリである 3D_DOCUMENTATION に置くことを強くお勧めします。カスタマイズはすべてこれらのファイルに対して行います。
優先単位の指定
工場出荷時設定では、d3d_customize1 mm および 1 degree という単位を使用して指定されています。これらの単位設定はファイルの先頭で定義され、必要に応じて変更できます。ただし、d3d_customize ファイルで単位のとる値はすべてこれらの初期定義を使用して解釈されます。d3d_customize ファイルの最後で、以降の 3D Documentation セッションで使用される優先単位の別の単位定義を指定できます。したがって、d3d_customize データそのものの単位と 3D Documentation の起動時のデフォルト単位をすべて使用できます。
3D Documentation でのカスタマイズファイルのロード方法
3D Documentation は、カスタマイズファイルを企業ファイル、サイトファイル、ユーザファイルに関する Creo Elements/Direct Modeling の規則に従ってロードします。
コンテンツ
このマニュアルに記載された関数のリストを以下に示します。リンクをクリックすると、その関数を説明するページが表示されます。表示されている関数およびその他の関数を検索するには、左枠内の一般カテゴリーを使用してブラウズするか、索引を使用してください。 DEFAULT-NUMBER-BEHAVIOUR 関数は、インデックス再構成時の Remove スイッチと Renumber スイッチのデフォルト設定を制御します。
DEFAULT-INDEX-SETTINGS 関数は、インデックスを新規作成する際のデフォルトのパラメータと動作をカスタマイズします。
DEFAULT-UPDATE-INDEX-SETTINGS 関数は、インデックスの更新時期を制御します。
REGISTER-GENERAL-TOLERANCE-SET 関数は、普通公差のセットを定義して、登録します。
SET-DEFAULT-ANNO-UI-VALUES 関数は、Annotation 作成ダイアログでのデフォルト設定および切り替えを設定します。
SET-DELETE-GROUP-DEFAULT-MODE 関数は、グループが削除されたときの Annotation の削除またはフリー Annotation デフォルトを設定します。
SET-DELETE-DOCUPLANE-DEFAULT-MODE 関数は、ドックプレーンが削除されたときの Annotation の削除またはフリー Annotation デフォルトを設定します。
DOC3D-SET-HIGHLIGHT-MODE-FOR-SHOW-GROUPS 関数は、グループ表示時のハイライトモードを設定します。
DOC3D_SHOW_DOCUPLANE_CONSIDERS_ORIGIN 関数は、ドックプレーンの「表示」操作時にビューポートの中心をドックプレーン原点にするかどうかを設定します。
DOC3D-SET-SECTION-PARENT-PARAMETER-OPTIONAL 関数は、「ドックプレーン作成」コマンドと「ドックプレーンの編集」コマンドの動作に影響を与えます。
DOC3D_SHOW_DOCUPLANE_USES_MODEL_CLIPPING_PLANES 関数は、ドックプレーンを表示するときのクリップ平面の表示方法を定義します。
DOC3D-ALLOW-DIRECTION-CHANGE-FOR-DETAILS-AND-PARENTS 関数は、「ドックプレーンの編集」コマンドの動作に影響を与えます。
USE-OF-3D-DOCUMENTATION-MODULE 関数は、GD&T 寸法および一般寸法の作成を許容するかどうかを制御し、どちらかをデフォルトの作成モードに設定します。
REGISTER-DOC3D-TEXT-CATEGORY 関数は、3D 注記ラベルと一般テキストラベルのカテゴリとラベルを定義します。
DOC3D-CONFIG-SECTION-DP 関数関数は、親ドックプレーンにある切断線の外観と、断面および断面ドックプレーンのラベルを定義します。
DOC3D-CONFIG-DETAIL-DP 関数関数は、部分図ドックプレーンと詳細図ドックプレーンのラベルの外観をカスタマイズします。
DOC3D-CONFIG-DP-LABELS 関数関数は、標準ドックプレーンラベルおよび一般ドックプレーンラベルの外観を定義します。
doc3d::doc3d-set-dp-naming-standards 関数関数は、デフォルトのドックプレーン名を定義します。
doc3d::doc3d-set-default-docuplane-offset 関数は、新規ドックプレーンを作成する際のデフォルトのドックプレーンオフセットを定義します。
DOC3D-SET-WELDING-SYMBOL-SIZES 関数関数は、溶接シンボルの外観をカスタマイズします。
DOC3D-SET-SURFACE-SYMBOL-VISIBILITY 関数関数は、表面粗さシンボル規格の視認性を定義します。
3D Documentation のユーザ入力行でこれらの関数の設定を変更できます。しかし、それを避けるべき場合もあります。構文および制約事項が各セクションで説明されています。