拡張モジュール > 3D Documentation > 3D 文書の作成 > 3D 注記
  
3D 注記
モデルに情報を追加する別の方法として、3D 注記を使用する方法があります。注記の内容は自由ですが、通常はモデルの具体的な特長に関する設計上の注意事項を 記述します。3D 注記には、設計、製造などのカテゴリを指定することができます。
Web やファイルの情報にリンクする URL を注記に含めることもできます。カスタムプロセスによって HTML レポートを作成した場合、各注記ごとに URL の リストが表示され、ブラウザによって直接アクセスできます。
3D 注記は、非図形設計情報集合体と解釈することができ、カスタムプロセス ブラウザから直接適用することができます。3D 注記は、モデルに付加されると、ハイライト、名前変更、表示、非表示、または、カスタムプロセス レポートへの追加 などが可能です。すべての設計情報集合体のための設定が、3D 注記を表示するために使用されます。
3D 注記は集合体であるため、モデルの 1 つの集合体しか参照できません。複数の参照に該当する注記を作成する場合は、より一般的な全般テキスト (前述) を 使用します。
さらに、テキストラベルカテゴリをカスタマイズすることもできます。
Creo Elements/Direct Annotation モジュールを使っている場合、「3D から転送」コマンドを使って、3D 注記を図面に転送することができます。
モデルの参照点に 3D 注記を付加する手順
1. 「3D Documentation」をクリックしてから「注釈」グループで 「注記」をクリックします。「3D 注記」ダイアログボックスが開きます。
2. 3D 注記を添付するモデルの要素をクリックします。
テキスト入力ボックスが自動的に開きます。
3. 「注記」をクリックして「3D 注記テキスト」ボックスに 3D 注記テキストを入力します。終了したら をクリックします。
4. 3D 注記を自由に配置するか、ドックプレーンに付加するかを指定します。ドックプレーンに付加する場合は、注記を付加するドックプレーンも指定します。
5. 注記の参照ファイル、または参照 URL を指定します。
参照 URL を指定した場合、集合体レポートの中の URL 列にハイパーリンクとして表示されます。
「参照ファイル」をクリックした場合、ファイル一覧が開いて、簡単にリンクできます。ファイル参照はレポートの URL 列にも表示されます。
6. 注記のカテゴリを指定します。カテゴリは、レポートまたはハイライトを目的として、カスタムプロセス集合体をフィルタ処理するときに便利です。次のいずれかを選択できます。
全般
設計
製造
測定
7. をクリックして、3D 注記を完成します。
* 
カスタムプロセス ブラウザを使用して、モデルに 3D 注記を付加することもできます。