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GD&T のカスタマイズ
USE-OF-3D-DOCUMENTATION-MODULE 関数
USE-OF-3D-DOCUMENTATION-MODULE 関数は、3D Documentation で作成できる Annotation または作成できない Annotation のタイプを設定します。GD&T 寸法の作成を無効にすること、一般 (非 GD&T) 寸法の作成を無効にすること、寸法作成メニューのデフォルトモードとしてどちらかを有効にすることができます。
構文
(DOC3D:USE-OF-3D-DOCUMENTATION-MODULE
:TOLERANCING_ONLY
or
:DOCUMENTATION_AND_MEASUREMENT
or
:TOLERANCING_AND_DOCUMENTATION
or
:DOCUMENTATION_AND_TOLERANCING
or
:DOCUMENTATION_ONLY)
オプション
:TOLERANCING_ONLY を指定すると、GD&T 寸法だけを作成でき、一般寸法は無効になります。
:DOCUMENTATION_AND_MEASUREMENT を指定すると、GD&T 寸法を作成でき、デフォルトの作成モードとして GD&T が設定され、一般寸法は面を参照しているときにだけ作成できます。
:TOLERANCING_AND_DOCUMENTATION を指定すると、GD&T 寸法と一般寸法の両方を作成できますが、デフォルトの作成モードとしては GD&T が設定されます。
:DOCUMENTATION_AND_TOLERANCING を指定すると、GD&T 寸法と一般寸法の両方を作成でき、デフォルトの作成モードとして以前に使用したモードが設定されます。
:DOCUMENTATION_ONLY を指定すると、一般寸法だけを作成でき、GD&T 寸法は無効になります。
以上の設定を以下の表にまとめます。各モードの使用目的も示されています。
:TOLERANCING_ONLY
GD&T 寸法が作成できるかどうか:
一般寸法が作成できるかどうか:
デフォルトの寸法作成モード:
できる
できない
GD&T 寸法
このモードの目的
GD&T フィーチャー構造の排他的構築
:DOCUMENTATION_AND_MEASUREMENT
GD&T 寸法が作成できるかどうか:
一般寸法が作成できるかどうか:
デフォルトの寸法作成モード:
できる
面を参照している必要がある
GD&T 寸法
このモードの目的
3D 寸法を Inspection モジュールで使用する
:TOLERANCING_AND_DOCUMENTATION
GD&T 寸法が作成できるかどうか:
一般寸法が作成できるかどうか:
デフォルトの寸法作成モード:
できる
できる
GD&T 寸法
このモードの目的
主として GD&T の機能を使用するが一般寸法も許可する
:DOCUMENTATION_AND_TOLERANCING
GD&T 寸法が作成できるかどうか:
一般寸法が作成できるかどうか:
デフォルトの寸法作成モード:
できる
できる
以前のモード
このモードの目的
GD&T 寸法と一般寸法の両方を許可する
:DOCUMENTATION_ONLY
GD&T 寸法が作成できるかどうか:
一般寸法が作成できるかどうか:
デフォルトの寸法作成モード:
できない
できる
一般寸法
このモードの目的
ToleranceAnalysis、Inspection などの後続工程がない 3D Documentation
(doc3d:use-of-3d-documentation-module :DOCUMENTATION_AND_TOLERANCING)