列ビューの概要
列ビューは、主にエレメントと属性コンテンツで構成され、テキストやインラインコンテンツが比較的少ない文書型用として特別に設計された Arbortext Editor ビューです。列ビューでは、文書の構造的ビューを表計算ソフトのように一連の行および列と組み合わせて、文書内のエレメント属性の表示と編集ができます。ある文書型の列ビューを使用するには、文書型設定 (.dcf) ファイルで設定する必要があります。文書型の列ビューを有効にすると、「環境設定」ダイアログボックスの「列」カテゴリを使用して、列の表示方法を設定できます。
デフォルトの Arbortext Editor 環境では、DITA Map 文書型と DITA BookMap 文書型でのみ列ビューを使用できます。また、XUI (XML ベースのユーザーインタフェース) ダイアログボックスの文書でも列ビューを使用できます。XUI の詳細については、Customizer's Guide を参照してください。
列ビューは以下の要素で構成されています。
• 列ビューの見出し - 各列のタイトルを表します。
各列の最上部のセルが見出しになります。見出しセルを右クリックすると、列ビューの見出しショートカットメニューが表示されます。
• 「アウトライン」列 - 常に最初の列であり、その文書の構造を示します。
この列を使用して文書の構造を表示し、必要に応じて変更できます。
• 属性値列 - ここには、その列に関連付けられている属性の値が表示されます。
これらの列を使用して属性値を表示し、必要に応じて変更できます。属性値セルを右クリックすると、列ビュー属性列のショートカットメニューが表示されます。
• 属性の修正列 - この列 (通常は 2 番目の列) には、さまざまな属性の修正アイコンが表示されます。
属性値列の属性が非表示になっている場合でも、この列を使用すれば、エレメントのすべての属性と現在割り当てられている値 (デフォルト値以外) を表示できます。この列に表示されている属性の値を修正することもできます。
• スクロール境界 - 列ビューで、列を水平スクロールする位置を指定します。
列ビューの環境設定でこの境界を設定し、列ビュー内で水平スクロールする列の位置を指定することができます。「アウトライン」列はスクロールしません。