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列ビューの使用方法
列ビューは、DITA Map 文書および DITA BookMap 文書のデフォルトビューです。Arbortext Editor は、DITA マップを操作するためのユーザーインタフェース機能も備えています。これらの機能はほかの文書型では使用できません。DITA マップで列ビューを使用する方法については、DITA 文書のオーサリングに関するマニュアルを参照してください。ここでは、列ビューの各種コンポーネントの使い方を簡単に説明します。
列ビューの表示
文書型で列ビューが有効な場合、以下の方法で列ビューを表示できます。
「表示」 > 「列ビュー」を選択して、Arbortext Editor ウィンドウまたはアクティブなウィンドウペインに列ビューを表示します。
Alt+Ctrl+L キーを押して、Arbortext Editor ウィンドウまたはアクティブなウィンドウペインに列ビューを表示します。
表示列の修正
以下の方法で、列ビューに表示されている列を修正できます。
「Outline」列の「複数の列を表示」ボタン () を選択すると、「環境設定」ダイアログボックスの「列」カテゴリで現在定義されている列が表示されます。
「Outline」列の「単独の列を表示」ボタン () を選択すると、「Outline」列だけが表示されます。
列ビューの見出しを右クリックすると、列ビューの見出しショートカットメニューが表示されます。
このメニューを使用すると、「アウトライン」列だけを表示したり、「環境設定」ダイアログボックスの「列」カテゴリで現在定義されている列を表示したり、「環境設定」ダイアログボックスを開いて、表示する列を設定することができます。
「環境設定」ダイアログボックスの「列」カテゴリを使用して、表示列を設定します。
「列」カテゴリを開くには、列ビューの見出しショートカットメニューで「列を設定」を選択するか、「ツール」 > 「環境設定」の順にメニュー項目を選択します。
列幅を列ごとに変更するには、列ビュー見出しの列境界にマウスポインタを置いて、列境界をドラッグします。
「Outline」列の使用
「アウトライン」列には文書の構造が示されます。「アウトライン」列を使用して文書の構造を表示し、必要に応じて変更できます。Home キーを押すと、いつでも「Outline」列にフォーカスを移動できます。
アウトラインのレベルの横にあるプラス記号 () をクリックすると、階層内でそのレベルが展開されます。マイナス記号 () をクリックすると、階層レベルが折りたたまれます。プラス記号またはマイナス記号をダブルクリックすると、アウトライン階層のその部分が完全に展開または折りたたまれます。列ビューカーソルを使用して、階層レベルを展開または折りたたむこともできます。アウトライン階層で、子エレメントを持つエレメントの下にカーソルを置き、右矢印キーを押すとその階層が展開され、左矢印キーを押すと階層レベルが折りたたまれます。また、列ビューカーソルの位置は、「マークアップの挿入」や削除などの操作が適用されるエレメントも決定します。
エレメントアイコンをクリックすると、そのエレメントが選択されます。エレメントアイコンをダブルクリックするか、現在選択されているエレメントのアイコンをクリックすると、そのエレメントと子エレメントが選択されます。選択された領域内をクリックすると、選択が解除されます。
エレメントを選択したら、ドラッグアンドドロップを使用して、文書階層内の別の場所にそのエレメントを移動できます。「編集」 > 「属性の修正」メニュー項目を使用して、選択したエレメントの「属性の修正」ダイアログボックスを開くこともできます。
CTRL キーを押しながら、エレメントアイコンの上で左マウスボタンをクリックすると、文書のその部分に対して編集ビューが開きます。
属性値列の使用
属性値列には、その列に関連付けられている属性の現在の値が表示されます。現在、属性に値が割り当てられていない場合、そのエレメントのセルには何も表示されません。特定のエレメントに属性が存在しない場合、そのセルには 属性値が省略されているときは、セルの先頭または末尾に省略記号が表示されます。そのセルの上にマウスポインタを置くと、完全な属性値がツールチップとして表示されます。
属性値セルをクリックして、そのセルを選択します。矢印キーを使用して、選択したセルを変更します。セルをダブルクリックすると、そのセルが開き、修正できるようになります。F2 キーを押すか、または入力を開始すると、選択したセルが開いて修正できるようになります。セル内の値を修正したときは、ほかのセルをクリックするか Enter キーを押して、修正した値を確定します。Esc キーを押すと、修正内容がすべてキャンセルされ、セルが閉じます。
属性の修正列の使用
属性の修正列を使用すると、関連付けられているエレメントについて、現在デフォルト値以外が指定されている属性を表示できます。属性の修正列には、以下のいずれかのアイコンが表示されます。
- 現在、デフォルト値以外の値が割り当てられていないエレメント属性です。
このアイコンをクリックすると、関連付けられているエレメントの「属性の修正」ダイアログボックスが開きます。
- エレメントの一部の属性にデフォルト値以外が割り当てられており、現在、それらがインライン属性表示に示されていません。
このアイコンをクリックすると、インライン属性表示に、デフォルト以外の値が指定された属性が示されます。Windows では、この属性値をインライン表示で編集できます。「編集」 > 「属性の修正」メニュー項目を使用して、関連付けられたエレメントの「属性の修正」ダイアログボックスを開くこともできます。
- エレメントの一部の属性にデフォルト値以外が割り当てられており、現在、それらがインライン属性表示に示されています。
このアイコンをクリックすると、インライン属性表示が閉じます。属性の名前をクリックすると「属性の修正」ダイアログボックスが開き、該当する属性がハイライト表示されます。属性の値をクリックすると、その値が開いてインライン修正できるようになります。「編集」 > 「属性の修正」メニュー項目を使用して、関連付けられたエレメントの「属性の修正」ダイアログボックスを開くこともできます。