列ビューのカーソル
列ビューの「アウトライン」列には、文書の階層構造が表示されます。この列には、以下のような特殊なカーソルが表示されます。
「アウトライン」列に表示される列ビューカーソルの位置は、文書階層内における現在の挿入ポイントを示します。エレメントアイコンのすぐ下にフックがある場合、挿入ポイントはそのエレメント内にあります。
縦線上にフックが表示されている場合、その縦線の一番上にある親エレメント内で、カーソルの右側にあるエレメントの後に挿入ポイントが置かれています (このエレメントの同じ行にも挿入ポイントがあります)。
「属性の修正」などの操作は、カーソルの水平位置にかかわらず、カーソルのすぐ上の行にあるエレメントに適用されます。
マウスまたは矢印キーを使用して、文書階層内でカーソルを移動できます。「アウトライン」列でマウスをクリックすると、マウスポインタが置かれている行内で、最も近い挿入ポイントにカーソルが移動します。上矢印キーと下矢印キーを押すと、階層内でカーソルが上方向または下方向に移動します。右矢印キーを押して、その行の一番右の挿入ポイントから折りたたまれている階層部分へカーソルを移動すると、階層が展開して、その下のレベルの子エレメントが表示されます。行内の一番左の挿入ポイントにカーソルを置いて、左矢印キーを押すと、その階層が折りたたまれ、その行の下の子エレメントが非表示になります。左矢印キーと右矢印キーを使用して、「アウトライン」列から他の列へ、または他の列から「Outline」列へフォーカスを移動することもできます。
詳細環境設定の caretcolor と caretmovement を使用して、列ビューカーソルの動作を変更できます。詳細環境設定の caretthickness と carettype はカーソルには適用されません。