Windchill MPMLink での翻訳サポート
Windchill MPMLink では、名前や文字列タイプのその他のカスタム属性を複数の言語で翻訳できます。翻訳サポートの設定の詳細については、「ビジネスオブジェクトのテキスト翻訳のサポート」を参照してください。
現在のところ、次のオブジェクトの翻訳がサポートされています。
リソース - 名前属性。
標準管理特性 (SCC) - 文字列タイプのカスタム属性。
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翻訳サポートは、「辞書の翻訳表示を有効化」プリファレンスが「はい」にされている場合にのみ使用できます。詳細については、翻訳テキストのプリファレンスを参照してください。
必要条件として、最初にローダーを実行して、部品またはリソースの名前を翻訳する必要があります。名前が翻訳された後は、翻訳済みの名前または元の名前を使用して、部品とリソースをサーチできます。ローダーの詳細については、「翻訳の設定」を参照してください。
主なポイント
既成では、「加工材料」「技能」「ツーリング」「作業拠点」「プラント」「リソースグループ」の各リソースで「オーサリング言語」属性と「翻訳名」属性を使用できます。
「加工材料」「技能」「ツーリング」「作業拠点」「プラント」「リソースグループ」の各リソースと部品の「名前」属性に関連付けられている「翻訳名」属性は、次の属性レイアウトに含まれています。
MAPSB の部品属性
PPB の部品属性
SAPSB の部品属性
リソース - プラントおよびリソースグループ用
レイアウトの作成
MRB の属性タブ
MAPSB 上のプラント属性
プライマリ属性の情報ページレイアウト
その他の属性
リソース - 加工材料、技能、ツーリング、作業拠点用
加工材料構造の属性
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「翻訳名」属性は、「表示」 > 「辞書の翻訳表示を有効化」プリファレンスの値が「はい」設定されている場合にのみ、レイアウトに表示されます。
「名前」属性値を使用して部品またはリソースをサーチできます。翻訳済みの名前テキストを使用して、BOM トランスフォーマで部品またはリソースをサーチします。以下の例について考えてみます。
BOM トランスフォーマに Engine という名前の部品が存在します。Windchill ブラウザの言語を ja に変更します。ここで、ja は日本語を意味します。名前 Engine の日本語訳は「エンジン」です。BOM トランスフォーマで、「構造内で検索」フィールドに「エンジン」と入力してこの部品を検索します。「クイックサーチ」ダイアログボックスの「サーチ」フィールドにテキストの一部または全体を入力して部品を検索することもできます。詳細については、「構造内で検索」および BOM トランスフォーマでのクイックサーチの使用を参照してください。
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エンジン」は英単語 Engine の日本語訳です。ローダーを使用して、「エンジン」というテキストが Windchill に読み込まれます。
Windchill ブラウザの言語を元の言語以外の言語に変更した場合でも、Windchill ブラウザで元の言語の部品名を使用して部品をサーチできます。たとえば、BOM トランスフォーマに Engine という名前の部品が存在するとします。Windchill ブラウザの言語を en (英語) から ja (日本語) に変更します。これで、Windchill ブラウザの言語は日本語になりましたが、部品の英語名 Engine を使用して部品を検索できます。
MPMLink では標準管理特性のグローバル属性値の翻訳サポートが提供されます。詳細については、MPMLink での標準管理特性のグローバル属性値の翻訳サポートを参照してください。
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