SQL コネクタの一方向 SSL および双方向 SSL 接続の設定
必要条件
ThingWorx Flow で SQL コネクタの一方向 SSL 接続または双方向 SSL 接続を設定する前に、データベースで一方向 SSL 接続または双方向 SSL 接続を設定します。
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データベース証明書の証明書 CN (共通名) のホスト名ではなく IP アドレスを指定した場合、一方向 SSL 接続または双方向 SSL 接続が失敗します。
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手順
データベースに応じて、適切なセクションを使用して一方向 SSL 接続と双方向 SSL 接続を設定します。
PostgreSQL、SQL Server、MySQL データベース
1. secret パラメータ (CONFIG_IMAGE) 変数の値を使用して、トラストストアを復号化します。secret パラメータの値を取得するには、ThingWorx Flow をインストールしたマシンで管理者としてコマンドプロンプトを起動し、次のコマンドを実行します。
a. pm2 ls
任意の ThingWorx Flow サービスの ID の値をメモしておきます。
b. pm2 env <ID>
、ここで、<ID> は ThingWorx Flow サービスの ID です。例: flow-api サービスの ID。
c. CONFIG_IMAGE 変数の値をコピーします。
2. 次のコマンドを実行します。
<ThingWorx Flow インストールディレクトリ>\cryptography\tw-security-common-nodejs npm link
3. 次のコマンドを実行して、データベース CA 証明書とクライアント証明書の公開キーと秘密キーをトラストストアに追加します。
PtcOrchKeyFileTool set --keyName <データベース証明書キーの名前> --keyPath <データベース証明書ファイルのパス> --configPath <<Flow サービスの config.json ファイルの絶対パス> --secret <トラストストアを復号化するためのシークレット>
keyName パラメータの値をメモしておきます。一方向 SSL 接続または双方向 SSL 接続を設定する際には、以下のフィールドの値が提供されます。
▪ 「CA 証明書のキー」
▪ 「クライアント証明書の公開キーのキー」
▪ 「クライアント証明書の秘密キーのキー」
4. ThingWorx および ThingWorx Flow サーバーを再起動します。
Oracle データベース
1. ThingWorx Flow サーバーがインストールされているマシンで、
このリンクに従って、Oracle 11.2 クライアントライブラリをインストールして Oracle データベースへの接続を有効にします。
2. Oracle 11.2 クライアントライブラリを任意のディレクトリに抽出し、抽出した Oracle 11.2 クライアントライブラリのディレクトリ内に /network/admin フォルダを作成します。
3. <Oracle クライアントライブラリ>/network/admin フォルダに次のファイルを作成します。
正しいホストとポートの値を指定します。
Oracle ウォレットの正しい場所を指定します。
ThingWorx Flow で SQL コネクタの一方向 SSL 接続または双方向 SSL 接続の設定が完了しました。
これで、任意の SQL コネクタ操作に対して一方向または双方向の SSL 接続を追加できるようになりました。詳細については、
サポートされている SQL コネクタタイプを参照してください。