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PostgreSQL での ThingWorx Flow のインストール
このトピックでは、PostgreSQL データベースを使用している場合に、Windows Server 2016 または Red Hat Enterprise Linux (RHEL) に ThingWorx Flow をインストールする手順について説明します。
インストールのプロセス
オペレーティングシステムに ThingWorx Flow をインストールするには、「PostgreSQL 用 ThingWorx Flow セットアップ」インストールツールを使用します。
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インストールの前に、次の点に注意してください。
Windows の場合、ThingWorx Flow のインストール中は一時的にアンチウイルスを無効にすることをお勧めします。
Red Hat Enterprise Linux の場合、ThingWorx Flow のインストールを開始する前に、/etc/yum/vars ディレクトリに releasever ファイルが存在しないことを確認してください。releasever ファイルが存在する場合は、そのファイルを除去します。このファイルを後で使用する必要がある場合、ThingWorx Flow のインストールが完了した後で、このファイルを /etc/yum/vars ディレクトリにコピーできます。
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Red Hat Enterprise Linux の ThingWorx Flow インストールツールは、インターネットに接続されている状態で動作するように設計されています。インターネット接続を使用せずに ThingWorx Flow を Red Hat Enterprise Linux にインストールする場合は、Linux マシンにインターネットアクセスなしモードで ThingWorx Flow をインストールまたはアップグレードするための必要条件を参照してください。
インストールツールを開く
1. ThingWorx Flow をインストールするシステムに管理者としてログインします。
2. ダウンロードしたインストールパッケージに従って、ダウンロードを解凍してインストーラファイルを開きます。
a. ThingWorx Flow をインストールするシステムに管理者としてログインします。
b. ダウンロードしたインストールパッケージに応じて、次の手順を実行します。
Windows の場合、ダブルクリックするとインストールツールが開きます。
Linux の場合、以下のコマンドを使用して、root ユーザーとしてインストールツールを実行します。
sudo ./ThingWorxFlowPostgres-9.x-x86_64.run
ただし、次のコマンドを使用してインストールツールを実行する場合もあります:
sudo -E ./ThingWorxFlowPostgres-9.x-x86_64.run --debuglevel 4
(次のすべての条件が満たされている場合は、上記のコマンドを実行します。)。
a. ThingWorx Platform および ThingWorx SSO がインストールされている。
b. ssoSecurityConfig フォルダが ThingWorxFoundation_installation > ThingWorxPlatform > ssoSecurityConfig に存在しない。
c. 環境変数 THINGWORX_SSO_SETTINGS が設定されている。
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ThingWorx Flow 9.0.12、9.1.7、9.2.3 以降では、インターネットアクセスがない場合、パラメータ noInternet を指定してインストールツールを実行します。
例: sudo ./ThingWorxFlowPostgres-9.x-x86_64.run --noInternet true
ようこそ
「次へ」をクリックして ThingWorx Flow のインストールを開始します。
インストールの準備
インストールに必要なすべての必要条件を満たしていることを確認します。必要条件の詳細については、PostgreSQL での ThingWorx Flow の必要条件を参照してください。
「次へ」をクリックします。
このインストーラ内のアプリケーション
インストールツールを使用して、お使いのシステムに ThingWorx Flow をインストールします。
ライセンス契約
1. ライセンス契約を読んでから、「同意します」を選択します。ライセンス契約のコピーを印刷できます。
2. 「次へ」をクリックします。
インストール先
ThingWorx Flow をインストールする場所を指定します。
ThingWorx Flow をインストールする場所に 100 GB 以上の空きディスク領域があることを確認します。
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RHEL で、/opt ディレクトリ以外に ThingWorx Flow をインストールしようとすると、インストールが正常に行われないことがあります。RHEL では、オペレーティングシステムに対してセキュリティ制限が適用され、これはインストーラの制御の範囲を超えています。ThingWorx Flow/opt ディレクトリにインストールすることを強くお勧めします。
1. をクリックしてインストール先を設定するか、デフォルトの場所をそのまま使用します。
Windows - C:\Program Files (x86)
Linux - /opt
2. 「次へ」をクリックします。
ThingWorx Flow のコンフィギュレーション情報
以下の手順に従って ThingWorx Foundation との接続を設定します。
1. 「ThingWorx Foundation の IP アドレスまたはホスト名」フィールドで、ThingWorx Foundation インスタンスのホスト名を指定します。
2. 「ThingWorx Foundation のローカルポート」フィールドで、ThingWorx Foundation が展開されているポートを指定します。
3. ThingWorx Foundation のセットアップ方法に応じて、「Foundation へのアクセスに使用するプロトコル」で、「HTTP (セキュリティで保護されていない)」または「HTTPS (セキュリティで保護されている)」を選択します。
4. 「ThingWorx Foundation 設定ファイルパス (platform-settings.json)」フィールドで、 をクリックして platform-settings.json ファイルの場所を指定します。
ThingWorx Foundation とは別のマシンに ThingWorx Flow をインストールする場合、platform-settings.json ファイルの指定方法については、ThingWorx Foundation とは別のマシンへの ThingWorx Flow のインストールを参照してください。
5. 「次へ」をクリックします。
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ThingWorx HA 環境に ThingWorx Flow をインストールする場合、この画面のThingWorx HA での ThingWorx Flow に固有のインストール手順に従います。
PostgreSQL 接続情報
1. PostgreSQL との接続を確立するため、次の詳細情報を入力します。
「PostgreSQL IP アドレスまたはホスト名」 - 完全修飾ホスト名を入力します。
「PostgreSQL ポート」 - SQL Server ポートを入力します。デフォルトは 5432 です。
2. ThingWorx Flow に使用するデータベースに接続するため、次の詳細情報を入力します。
「ThingWorx Flow データベース名」 - ThingWorx Flow に使用するデータベースの名前を入力します。
「ThingWorx Flow データベースログインユーザー名」 - データベース所有者のユーザー名を入力します。
「ThingWorx Flow データベースログインパスワード」 - データベース所有者のパスワードを入力します。
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ThingWorx Foundation に使用した同じ永続化プロバイダを使用できます。
PostgreSQL との接続が検証され、指定したデータベースユーザーがそのデータベースに対する所有者権限を持っているかどうかがチェックされます。エラーメッセージが表示された場合、ここで指定した詳細情報およびデータベースユーザーに指定したアクセス許可を確認します。データベースユーザーに必要な権限の詳細については、PostgreSQL での ThingWorx Flow の必要条件を参照してください。
3. 「次へ」をクリックします。
ThingWorx Flow のプロパティ
ThingWorx Flow の以下のプロパティを指定します。
1. 「ThingWorx Flow のホスト名」フィールドに、以下のいずれかの値を入力します。
CA 署名証明書を使用する場合は、「ThingWorx Flow のホスト名」が証明書のホスト名と一致する必要があります。
ThingWorx Flow をインストールするマシンのホスト名
ThingWorx がすでに展開されている場合、ThingWorx インスタンスで使用されているホスト名を再利用することをお勧めします。
このように設定することで、ユーザーによるブックマークの変更や新しい URL の把握が不要になります。ただし、Tomcat インストールの server.xml 内で、Host タグの name 属性の値を修正する必要があります。
ThingWorx Flow には hostname を介してアクセスする必要があるので、このオプションは ThingWorx が (IP アドレスまたは localhost ではなく) hostname を使用して設定されている場合にのみ有効です。
カスタムドメイン名。この場合、hosts ファイルに以下の行を追加してドメイン名をマッピングする必要があります。
127.0.0.1 <カスタムドメイン名>
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入力したホスト名は、ThingWorx Flow へのアクセスに使用する URL のドメイン名として使用する必要があります。
2. 「ThingWorx Flow のローカル HTTPS ポート」で、ThingWorx Flow を展開する HTTPS ポートを指定します。デフォルトは 443 です。
3. (Linux のみ) 「インストールのコンフィギュレーションユーザー名を入力します」フィールドに、作成する ThingWorx Flow ユーザーの名前を入力します。このユーザーとして ThingWorx Flow を使用できます。
4. 「次へ」をクリックします。
インストール情報
この画面には、ThingWorx Flow インストールディレクトリと ThingWorx Flow HTTPS ポートが表示されます。
1. インストールに関する情報を確認します。
2. 変更する必要がある場合は、「戻る」をクリックします。準備が整ったら、「次へ」をクリックしてインストールを開始します。
Windows に ThingWorx Flow をインストールする場合、インストール中は一時的にアンチウイルスを無効にすることをお勧めします。
ホストのハードウェアコンフィギュレーションに応じて、セットアップ全体で約 20 分かかります。
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インストールの最終段階で、コンソールウィンドウが開きます。コンソールウィンドウを閉じたり右クリックしたりしないでください。インストールが完了した後、このウィンドウは自動的に閉じます。
3. 「終了」をクリックしてインストールウィンドウを閉じます。
ThingWorx Flow のインストールに成功しました。
検証とテスト
ValidateFlowConnectivity サービスを実行して、ThingWorx Flow の接続を検証します。
ThingWorx Flow が正しくインストールされていることを確認するには、管理者としてコマンドプロンプトを起動し、次のコマンドを実行します。
pm2 ls
以下の ThingWorx Flow コンポーネントのステータスが 'online' でなければなりません。
flow-api
flow-engine
flow-exchange
flow-lookup
flow-oauth-server
flow-trigger
ThingWorx Foundation および ThingWorx Flow で機能をテストして、予想どおりに動作していることを確認します。ThingWorx Composer およびワークフローエディタで、ワークフローを作成できることを確認します。たとえば、次のタスクを実行できます。
ThingWorx Flow ダッシュボードにログインする。ThingWorx Flow および ThingWorx Composer にアクセスする方法については、ThingWorx Flow および ThingWorx Composer へのアクセスを参照してください。
使用するサードパーティサービスのコネクタを作成します。
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