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PostgreSQL での ThingWorx Flow の必要条件
以降のセクションでは、ThingWorx Flow をインストールする前に設定する必要がある必要条件について説明します。
Windows Server 2016、Windows Server 2019 と PostgreSQL の必要条件
Windows Server 2016/2019 に管理者権限がある。
<JAVA_HOME>/binPATH 環境変数に追加されている。
ThingWorx Flow 用のローカルまたはリモートデータベース接続。以下の表に、設定する必要がある必要条件を示します。
データベース接続
必要条件
ローカルデータベース接続
PostgreSQL がインストールされており、PostgreSQL/bin へのパスが PATH 環境変数に存在する。
ThingWorx Flow をインストールするホストが PostgreSQL サーバーにアクセス可能である。
ThingWorx Flow ホストから PostgreSQL への接続を許可するように pg_hba.conf ファイルが更新されている。
たとえば、ThingWorx Flow が PostgreSQL と同じホストにインストールされている場合、pg_hba.conf ファイルを更新して、パスワード認証方法を md5password、または trust に設定します。ただし、trust は推奨されません。
次に、パスワード認証が md5 に設定されている pg_hba conf ファイルの例を示します。
$ Edit pg_hba.conf for following:
...
# "local" is for Unix domain socket connections only
local all all md5
# IPv4 local connections:
host all all 127.0.0.1/32 md5
# IPv6 local connections:
host all all ::1/128 md5
pg_hba.conf ファイルの詳細については、このリンクを参照してください。
リモートデータベース接続
ご使用の PostgreSQL バージョンと互換性のある psql クライアントをインストールします。
インストールした psql を PATH 環境変数に追加します。次の手順を実行できます。
a. https://www.pgadmin.org/download/ から pgadmin4-5.1-x64.exe をダウンロードします。
b. pgadmin クライアントをインストールします。
c. PATH 環境変数を更新して、pgadmin クライアントがインストールされているパスに追加します。
既存の ThingWorx Foundation データベースを使用するか、ThingWorx Flow 専用のデータベースを作成します。以前の ThingWorx Flow インストールにはこのデータベースを使用していないことを確認します。ThingWorx Flow 用に、データベースで以下のコンフィギュレーション設定を行う必要があります。
「Allow Connections?」「Yes」に設定します。
「Encoding」「UTF-8」に設定します。
「Tablespace」「pg_default」に設定します。
「Collation」を UTF-8 照合順序に設定します。
「Character type」で文字タイプを UTF-8 に設定します。
「Connection limit」-1 に設定します。
「Template?」「No」に設定します。
データベースユーザーが以下の設定と権限を持っていることを確認します。
PostgreSQL データベースサーバーの「Login Role」を作成します。この「Login Role」のユーザー名とパスワードが、ThingWorx Flow データベースのログインユーザー名と ThingWorx Flow データベースのログインパスワードになります。
ログインデータベースユーザーをデータベースの所有者として設定します。
「Can login?」「Yes」に設定します。
データベースのすべての権限をこの「Login Role」のユーザー名に付与します。
PosgreSQL データベースから、以下の値をメモしておきます。
PostgreSQL IP アドレスまたはホスト名
PostgreSQL ポート
ThingWorx Flow データベース名
ThingWorx Flow データベースのログインユーザー名
ThingWorx Flow データベースのログインパスワード
Red Hat Enterprise Linux 7.5、7.6、8.0、8.1、または 8.2 と PostgreSQL の必要条件
* 
サポートされているバージョンの Red Hat Enterprise Linux に ThingWorx Flow をインストールしていることを確認します。詳細については、サポートされるオペレーティングシステムを参照してください。
Red Hat Enterprise Linux 7.5、7.6、8.0、8.1、または 8.2 に管理者権限がある。
Red Hat Enterprise Linux 8.0、8.1、または 8.2 の場合、Red Hat Subscription Manager を使用して、システムを Red Hat カスタマーポータルに登録してサブスクリプションを購入していることを確認します。
/etc/selinux/config ファイルで SELINUX=enforcing を設定し、マシンを再起動します。
次のコマンドを実行して、Software Collections を有効にしている
Red Hat Enterprise Linux 7.5、7.6
yum-config-manager --enable 'Red Hat Enterprise Linux Server 7 RHSCL (RPMs)'
yum-config-manager --enable 'Red Hat Enterprise Linux Server 7 Extra(RPMs)'
yum-config-manager --enable 'Red Hat Enterprise Linux Server 7 Optional (RPMs)'
yum-config-manager --enable 'Red Hat Enterprise Linux Server 7 RH Common (RPMs)'
yum-config-manager --enable 'Red Hat Enterprise Linux Server 7 Supplementary (RPMs)'
Red Hat Enterprise Linux 8.0、8.1、8.2
yum install scl-utils scl-utils-build
次のコマンドを実行して、EPEL リポジトリを有効にしている
Red Hat Enterprise Linux 7.5、7.6
1. wget https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-7.noarch.rpm
2. yum localinstall epel-release-latest-7.noarch.rpm
Red Hat Enterprise Linux 8.0、8.1、8.2
1. wget https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-8.noarch.rpm
2. yum localinstall epel-release-latest-8.noarch.rpm
<JAVA_HOME>/binPATH 環境変数に追加されている。
ThingWorx Flow 用のローカルまたはリモートデータベース接続。以下の表に、設定する必要がある必要条件を示します。
データベース接続
必要条件
ローカルデータベース接続
PostgreSQL がインストールされており、PostgreSQL/bin へのパスが PATH 環境変数に存在する。
ThingWorx Flow をインストールするホストが PostgreSQL サーバーにアクセス可能である。
ThingWorx Flow ホストから PostgreSQL への接続を許可するように pg_hba.conf ファイルが更新されている。
たとえば、ThingWorx Flow が PostgreSQL と同じホストにインストールされている場合、pg_hba.conf ファイルを更新して、パスワード認証方法を md5password、または trust に設定します。ただし、trust は推奨されません。
次に、パスワード認証が md5 に設定されている pg_hba conf ファイルの例を示します。
$ Edit pg_hba.conf for following:
...
# "local" is for Unix domain socket connections only
local all all md5
# IPv4 local connections:
host all all 127.0.0.1/32 md5
# IPv6 local connections:
host all all ::1/128 md5
pg_hba.conf ファイルの詳細については、このリンクを参照してください。
リモートデータベース接続
ご使用の PostgreSQL バージョンと互換性のある psql クライアントをインストールします。
既存の ThingWorx Foundation データベースを使用するか、ThingWorx Flow 専用のデータベースを作成します。以前の ThingWorx Flow インストールにはこのデータベースを使用していないことを確認します。ThingWorx Flow 用に、データベースで以下のコンフィギュレーション設定を行う必要があります。
「Allow Connections?」「Yes」に設定します。
「Encoding」「UTF-8」に設定します。
「Tablespace」「pg_default」に設定します。
「Collation」を UTF-8 照合順序に設定します。
「Character type」で文字タイプを UTF-8 に設定します。
「Connection limit」-1 に設定します。
「Template?」「No」に設定します。
データベースユーザーが以下の設定と権限を持っていることを確認します。
PostgreSQL データベースサーバーの「Login Role」を作成します。この「Login Role」のユーザー名とパスワードが、ThingWorx Flow データベースのログインユーザー名と ThingWorx Flow データベースのログインパスワードになります。
ログインデータベースユーザーをデータベースの所有者として設定します。
「Can login?」「Yes」に設定します。
データベースのすべての権限をこの「Login Role」のユーザー名に付与します。
PosgreSQL データベースから、以下の値をメモしておきます。
PostgreSQL IP アドレスまたはホスト名
PostgreSQL ポート
ThingWorx Flow データベース名
ThingWorx Flow データベースのログインユーザー名
ThingWorx Flow データベースのログインパスワード
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