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ファイルアクセス関数について
次の関数を使用して、さまざまな形式のファイルを PTC Mathcad の配列に対して読み書きすることができます。ファイルの形式によってグループ分けし、説明します。
データファイル
READFILE、WRITEFILE - 区切り文字を使用したデータファイル、固定長データファイル、または Excel データファイルに対して、値の配列の読み込みまたは書き込みを行います。
READTEXT、WRITETEXT - テキストファイルに対して、値の配列の読み込みまたは書き込みを行います。
READBIN、WRITEBIN - バイナリデータファイルに対して、値の配列の読み込みまたは書き込みを行います。
READCSV、WRITECSV - コンマ区切り形式 (CSV) のデータファイルに対して、値の配列の読み込みまたは書き込みを行います。
READPRN、WRITEPRN、APPENDPRN - PRN ファイルに対して、値の配列の読み込み、書き込み、または追加を行います。
READEXCEL、WRITEEXCEL - Microsoft Excel ファイルに対して、値の配列の読み込みおよび書き込みを行います。
画像ファイル
READ_IMAGE - グレースケール画像を読み込みます。
READBMP、WRITEBMP - グレースケールビットマップ画像の読み込みまたは書き込みを行います。
READRGB、WRITERGB - 単純な結合行列として保存されている RGB 画像の読み込みまたは書き込みを行います。
画像プロパティ
READ_RED、READ_GREEN、READ_BLUE - 画像ファイルから特定のカラー成分を読み込みます。
READ_HLS、WRITE_HLS - HLS 画像ファイルに対して、値の配列の読み込みまたは書き込みを行います。
READ_HSV、WRITE_HSV - HSV 画像ファイルに対して、値の配列の読み込みまたは書き込みを行います。
READ_HLS_SAT、READ_HSV_SAT、READ_LIGHT、READ_VALUE、READ_HUE - HLS/HSV 画像ファイルから、彩度、輝度/値、または色相の成分を読み込みます。
サウンドファイル
READWAV、WRITEWAV - WAV ファイルとの間で、信号の振幅が格納されている配列の読み込みおよび書き込みを行います。
GETWAVINFO - WAV ファイルの情報を含むベクトルを作成します。
追加情報
ファイルアクセス関数への引数としてファイル名を指定する場合、ファイル拡張子を含める必要があります。たとえば、“monalisa.bmp” は有効なファイル名です。
パス名は、現在の作業ディレクトリに対する相対パスです。現在の作業ディレクトリを確認するには、コマンド CWD= を入力します。
すべての書き込み関数のうち、引数 rows および cols の両方は 1 で始まる添字です。ORIGIN は読み込み関数の振る舞いに影響しません。
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