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アドバンスコントロール
リストボックス、スライダー、ボタンなどのアドバンスコントロールを使用することで、PTC Mathcad Prime ドキュメントのユーザーは変数を定義することなく情報を入力できます。これは、反復的なプロセスを合理化する場合に特に便利です。一連のコントロールを使用することにより、計算に含まれる制御パラメータを識別して素早く指定したり、場合によっては使用可能な入力選択肢を制限したりできます。コントロールには以下の 6 つのタイプがあります。
「ボタン」
「ラジオボタン」
「リストボックス」
「チェックボックス」
「テキストボックス」
「スライダー」
ここにコントロールの使用方法の例をいくつか示します。
プッシュボタン、チェックボックス、またはラジオボタンを使用して、バイナリ状態を設定します (yes または no、true または false、オンまたはオフ)。
リストボックスを使用して、エンドユーザーがさまざまな材料から選択することで、テーブルからプロパティが選択されるようにします。
ラジオボタンを使用して、数値に基づいたクイズを作成します。
アドバンスコントロールの追加
アドバンスコントロールを作成するには、ワークシートの空白エリアを使用する必要があります。コントロールを作成する 2 つの方法をここに示します。
a. 「入力/出力」 > 「アドバンス」の順にクリックします。ドロップダウンメニューが表示されます。必要なアドバンスコントロールを選択します。
b. 定義演算子がコントロールの一部として自動的に挿入されます。定義演算子の左側に出力変数の名前を追加します。
a. ワークシートで、コントロールの名前を入力します。
b. 定義演算子を追加します。
c. 「入力/出力」 > 「アドバンス」の順にクリックします。ドロップダウンメニューが表示されます。必要なアドバンスコントロールを選択します。
変数に値 1 または 0 を代入する簡潔なボタンなど、一部のコントロールは修正をほとんどまたはまったく行うことなく使用できます。その他のコントロールについては、効果的に使用するには追加のスクリプトが必要です。PTC Mathcad Prime スクリプト記述コントロールは VBScript および JScript ES3 をサポートします。すべてのコントロールにデフォルトとして JScript で記述されたスクリプトがあります。
コントロールが保持する値およびアイテムと関連するコントロールのプロパティとメソッドには、スクリプトを介してアクセスできます。
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Microsoft Corporation は、今後 VBScript を廃止する予定であることを発表しました。したがって、すべての新規スクリプト記述コントロールを JScript で記述し、既存の VBScript コントロールを JScript に変換することをお勧めします。
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