オブジェクトに接続されているコールアウト
コールアウトをオブジェクトに接続したり、オブジェクトをコールアウトに接続したりすることができます。コールアウトとオブジェクトとの間の接続は、内部オブジェクト/コールアウトリンクリストに基づいた論理的な接続でもあり、コールアウトの引出線のアンカー点に基づいたグラフィックな接続でもあります。
接続されているコールアウトと接続されているオブジェクトは通常のコールアウトやオブジェクトと同じように見えますが、その挙動は異なります。この例を次に示します。
• 接続されているオブジェクトまたはコールアウトを切り取り/コピーして貼り付けると、オブジェクトとコールアウトのリンクが切れます。これらをリンクさせるには、オブジェクト/コールアウトの接続を適用します。(
コールアウトが接続されているオブジェクトの編集を参照)。
• 接続されているコールアウトを右クリックしてコンテキストメニューの「接続されているオブジェクトを選択」をクリックした場合、そのコールアウトに接続されているすべてのオブジェクトが選択されます。
接続されているコールアウトを手動で作成することも、オブジェクトリストから自動的に生成することもできます。
• 接続されているコールアウトを手動で作成するには、
「接続されているコールアウト」 を使用します。
◦ 選択したオブジェクトに接続するコールアウトを作成します。
◦ 接続されていないコールアウトオブジェクトをドローイング内のオブジェクトに接続します
• 接続されているコールアウトを自動的に作成するには、「コールアウトをオブジェクトにリンク」がオンになっている状態で「オブジェクト」ウィンドウメニューの「オブジェクトのコールアウト生成」コマンドを使用します。このコマンドによって次のオブジェクトに接続されているコールアウトを生成できます。
◦ イラストレーション内のすべてのオブジェクト。
◦ イラストレーションにインポート (「割り付け」) したリスト内のすべてのオブジェクト
接続されているコールアウトとその接続先のオブジェクトは同じレイヤー上に存在しなければなりません。コールアウトを別のレイヤー上のオブジェクトに接続した場合、そのコールアウトはオブジェクトのレイヤーに移動します。