接続されているコールアウトと一緒にオブジェクトを移動する

接続されているオブジェクトをドラッグすると、接続されているコールアウトの引出線が接続先のオブジェクトと一緒に移動します。移動時の挙動は、選択したオブジェクトの中に接続されているコールアウトの "参照オブジェクト" が含まれているかどうかによって異なります。参照オブジェクトとは、接続されているコールアウトを作成したときに最初に選択したオブジェクトです。

接続されているコールアウトを作成する場合、接続先として複数のオブジェクトを選択できます。ただし、既存のコールアウトの引出線は参照オブジェクトのみに接続します。このため、引出線を特定のオブジェクトと一緒に移動するには、必ずそのオブジェクトを最初に選択します。

コールアウトとオブジェクトが 1 対 1、1 対多、多対多で接続されている場合の移動時の挙動について次に説明します。接続されているオブジェクトをドラッグしたときに、接続されているコールアウトの引出線がどのように移動するかについて説明しています。接続されていないコールアウトとオブジェクトを移動するときのように、接続されているコールアウトとオブジェクトの両方を選択してからドラッグすることももちろん可能です。

1 つのコールアウトだけに接続されている 1 つのオブジェクトをドラッグした場合、コールアウトのテキストフレームは静止した状態で、コールアウトの引出線のアンカー点がオブジェクトと一緒に移動します。

選択した複数のオブジェクトをドラッグし、それらのオブジェクトの一部またはすべてが 1 つのコールアウトに接続され、選択したオブジェクトの中に

• 接続されているコールアウトの参照オブジェクトが含まれている場合、コールアウトのテキストフレームは静止した状態で、コールアウトの引出線のアンカー点が参照オブジェクトと一緒に移動します。

• 参照オブジェクトが含まれていない場合、コールアウトの引出線のアンカー点は (コールアウトのテキストフレームと同様に) 静止した状態のままとなります。

選択した複数のオブジェクトをドラッグし、それらのオブジェクトの一部またはすべてが 1 つ以上のコールアウトに接続されているときに、選択したオブジェクトの中に

• 接続されているコールアウトの 1 つ以上の参照オブジェクトが含まれている場合、コールアウトのテキストフレームは静止した状態で、コールアウトの引出線のアンカー点がその参照オブジェクトと一緒に移動します。

• 参照オブジェクトが含まれていない場合、すべてのコールアウトの引出線のアンカー点が (コールアウトのテキストフレームと同様に) 静止した状態のままとなります。