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メンバーを持つオブジェクトのデータ設定とメンバーマップの定義について
メンバーを持つオブジェクトのインスタンスにデータ設定を適用する場合、オブジェクトインスタンスのすべてのメンバーの名前を変更し、データ設定を設定するメンバーマップにリンクする必要があります。メンバーマップはインポートされた CSV ファイルです。これには、メンバーの名前と構成部品内のレベルが定義されています。さらに、ほかの外部データテーブルのメンバーのデータ設定参照ポインタを定義できます。
メンバーマップファイルの最初の行により、ファイルタイプが定義されます。2 行目では、必要なメンバーマップパラメータフィールド名 Logical name 1physical name1dataset1logical name2physical name2dataset2 ... が定義されます。
Logical name 1 は、親オブジェクトにおけるメンバーのインデックス番号です。Physical name1 は、選択した名前を特定のメンバーに割り当てます。Dataset1 はオプションで、グループの個々のメンバーにデータ設定を設定するために使用できます。
Logical name2 はブロックのポートのシーケンス番号で、physical name2 はブロックに割り当てる対応する名前です。Dataset2 には、ポート自体のパラメータ値を指定します。このデータ設定フィールドには、2 つの有効なデータフォーマットがあります。
最初のデータフォーマットには以下の 3 つの値があります。
データテーブル名
行を一意に識別するデータテーブルフィールド名
データテーブルの行を識別する指定フィールド値 (データ設定)
2 番目のデータフォーマットはより使いやすく、2 つの値があります。
データテーブル名
データテーブルのデータ設定 $$index$$
グループメンバーにグループ (マルチレベルケーブルなど) が含まれる場合、logical name3physical name3dataset3 などを定義する必要があります。
データテーブルにグループの加工品定義を関連付ける前に、「データテーブルエクスプローラ」(Datatable Explorer) を使用して必要なデータテーブルとメンバーマップをインポートします。
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可変グループのデータテーブルを定義する場合は、以下の違いに注意してください。
可変グループのメンバーの論理名には、2 つのインデックスがあります。
カタログ内の可変グループにはデータ設定を適用できませんが、データテーブルにカタログアイテムを関連付けることはできます。