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スペルミスの自動修正
ArbortextEditor では、文書にテキストを入力する際のスペルミス自動修正機能を、制限付きでサポートしています。文書内に単語を入力したり、文書中の単語を変更したりすると、自動修正機能により、その単語は自動修正マップファイル autocorrect.xlf 内のリストに照らしてチェックされます。マップファイルにスペルミスのある単語が含まれている場合、Arbortext Editor は、この単語を、このファイルで指定されている置換後の単語に自動的に置換します。たとえば、wnated と入力した場合、この単語は Arbortext Editor によって自動的に正しいスペルの wanted に置換されます。
自動修正機能は、1 つの単語のスペルミスのみを修正します。この機能によって修正できるエラーの種類を以下に示します。
スペルミスのある単語: recrodrecord
誤字: protegeprotégé
短縮形の誤り: dontdon't
1 つにされた単語: partofpart of
スペース、コロン、セミコロン、二重引用符、およびかっこを含む単語は、自動修正機能では修正できません。
自動修正機能は、デフォルトでオンになっています。この機能をオフにするには、「ツール」 > 「環境設定」ダイアログボックスの「編集」カテゴリ、または set autocorrect コマンドを使用します。
通常のスペルチェックと同様に、自動修正機能は文書型コンフィギュレーションファイルでスペルチェックを行わないように指定されたエレメントのコンテンツを無視します。これは「環境設定」ダイアログボックスの「スペル」カテゴリにある「設定リスト内のタグを無視する」オプションの設定に従います。
Arbortext Editor は、autocorrect.xlf ファイルの複数言語バージョンをサポートしています。
詳細については、autocorrect.xlfを参照してください。