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Excel 表のインポート
Microsoft Excel のスプレッドシートのデータをコピーして、新しい表として Arbortext Editor に貼り付けることができます。この機能には以下の制限事項および考慮事項が適用されます。
スプレッドシートと Excel
Arbortext Editor「編集」 > 「Excel の貼り付け」を選択するときは、Excel が実行されている必要があります。
Excel はネットワークドライブから実行するのではなく、ローカルワークステーションにインポートする必要があります。
Excel の新規スプレッドシートからインポートする場合は、そのシートを保存してからインポートを実行してください。
貼り付ける Excel のセルは、対象となるセル範囲上をドラッグして選択する必要があります。行や列全体の選択はサポートされていません。
表のインポートの進行中に、Excel で作業しないでください。
Excel の数式をインポートする場合は、その数式を評価した値がインポート先の表に保存されます。
ほかのワークシートや文書に対する参照がセルに含まれており、参照先のワークシート/文書が使用可能な場合は、(参照ではなく) 実際の値がインポート先の表に保存されます。
Excel インポート機能は、垂直方向と水平方向の両方のセル結合をサポートしています (Excel のセルの結合機能)。
セルの境界線の設定はインポートされません。
Excel の選択範囲にある非表示の行と列は無視されます。非表示の行または列をインポートするには、コピーする前にこれらの行または列を表示する必要があります。表に非表示の列とマージされたセルが含まれていると、インポートが正しく行われないことがあります。マージされたセルの場合、非表示の列を含む表をインポートしてから、Arbortext Editor で非表示のデータを除去することをお勧めします。
Excel 2007 以前のバージョンの Excel の場合、セル内の最初の 1024 文字だけがインポートされます。スプレッドシートに 1024 を超える文字を含むセルが含まれている場合、Arbortext Editor にスプレッドシートをインポートするには Excel 2007 以降を使う必要があります。
Arbortext Editor の表
Excel の表は、OASIS Exchange、Arbortext、HTML 表など、サポートされた表モデルを含む文書型を使用して文書にインポートできます。サポートされる表の詳細については、「表の概要」を参照してください。
選択範囲の列は、デフォルトの表示幅内に収まるようにサイズ変更されます。デフォルトの表の表示幅は、set tablewidth 設定オプションによって制御されます。列が表示幅に収まるように調整される場合、列の比率は維持されます。
表データの上にタイトルがある場合、「Excel インポートオプション」ダイアログボックスで「先頭行を表タイトルとして使用」オプションを設定すると、テキストが自動的に個々の title エレメントに貼り付けられます。
Arbortext Editor では最大 10,000 個の Excel スプレッドシートセルのインポートをサポートします。これより大きな表は分割して、インポート後に Arbortext Editor 内で結合してください。
CJK の考慮事項
インポートしたセルデータでは、Excel のバージョンにかかわらず、CJK 文字を使用できます。
Arbortext Editor では Excel XP (2002) および Excel 2003 の CJK ファイル名 (ブック名) および CJK ワークシート名をサポートします。
Arbortext Editor では Excel 2000 の CJK ファイル名をサポートします。ただし、ブック内のワークシート名に CJK 文字を使用することはサポートしていません。
Excel ファイル名に CJK 文字が含まれており、ファイルがファイルサーバーに保存されている場合、その表を Arbortext Editor にインポートすることはできません。この問題は、ファイルをローカルマシンに移動するか、Arbortext Editorほかのアプリケーションからコンテンツをコピーペーストする機能を使用することで回避できます。
その他の注意事項
Microsoft Excel からコピーすると、元のソースに表示されるものと全く同じコンテンツが取得されます。元のコンテンツ内に異常がある場合、その異常が貼り付けられたコンテンツに適用されます。たとえば、セル幅が狭すぎるために全体が表示できず、Excel のセルコンテンツがハッシュ文字 (####) として表示されている場合、Arbortext Editor の表に貼り付けたときにハッシュ文字がそのまま表示されます。コピー操作を実行する前に、Excel にコンテンツが正しく表示されていることを確認してください。
Microsoft Excel のスプレッドシートのセルを表データとしてインポートするには:
1. Microsoft Excel で、目的のセルを選択します。一番上の行をタイトルにする予定の場合は、選択範囲に必ずその行を含めてください。
2. Excel メニューから、「編集」 > 「コピー」を選択します。
3. Arbortext Editor で、新しい表の挿入が認められている場所にカーソルを置きます。
4. Arbortext Editor のメニューで、「編集」 > 「Excel の貼り付け」を選択します。
5. 「Excel インポートオプション」ダイアログボックスで希望するオプションを選択して、「OK」ボタンをクリックします。
sgmlselectionon に設定すると、データはタグ付きのフォーマットで貼り付けられます。