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「Excel インポートオプション」ダイアログボックス
このダイアログボックスを使用して、Microsoft Excel の表データを Arbortext Editorにインポートするためのオプションを設定します。これらのオプションに値を設定したら、「OK」ボタンをクリックして表のインポートを開始するか、「キャンセル」ボタンをクリックして表のインポートをキャンセルします。Excel の表を操作する場合の制限および考慮事項については、「Excel 表のインポート」を参照してください。
インポートが実行されている間、ダイアログボックスにインポート状況のプログレスバーが表示されます。インポート処理を中止する場合は、このダイアログボックスにある「キャンセル」ボタンをクリックします。
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表のインポートの進行中に、Excel で作業しないでください。
以下のオプションがあります。
「表オプション」
「表エレメント名」 - このリストを使用して、インポートした表を保持するための有効な表エレメントを選択します。このリストのコンテンツは、使用する文書型によって異なります。
文書型に複数のテーブルモデル (カスタムテーブルなど) が含まれる場合、このオプションにはテーブルモデルの名前と、テーブルの最上位のエレメント名の両方が表示されます。たとえば、OASIS Exchange:tableOASIS Exchange:informaltable が表示されます。
「先頭行を表タイトルとして使用」 - このチェックボックスをオンにすると、Arbortext Editor により、コピーした Excel データの先頭行がすべてのセルのコンテンツに結合され、その結果が表のタイトルエレメントとして配置されます。データの後続行で、表を構成します。
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この機能を使用すると、最初の行のセルすべてのコンテンツが結合されるため、生成されたタイトルは校正して正しいものにする必要があります。
タイトルはエレメント内に保存する必要があるので、チェックボックスの真下にある「タイトルエレメント名」フィールドに希望するエレメント名を入力します。選択したテーブルモデルに定義済みのタイトルエレメントがある場合、そのエレメントがデフォルトでこのオプションに挿入されます。それ以外の場合、デフォルト値は title です。このダイアログボックスにある「フォントオプション」は、表タイトルのコンテンツに影響を与えません。
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「表エレメント名」「タイトルエレメント名」の組み合わせがその文書型で使用できない場合は、Arbortext Editor のメッセージが表示されます。
「ヘッダーと行数」 - 貼り付けバッファの表データに含まれるヘッダー行の数を入力します。これらの行はヘッダー行としてタグ付けされます。ヘッダー行の最大数は、25 です。
「フォントオプション」
表データのフォント特性を維持したまま、インポートすることができます。フォント情報は、セル単位で維持されます。セル内の文字や単語単位のフォント変更は維持されません。また、これらのオプションは、「表タイトル」オプションがチェックされている場合、生成される表タイトルに影響を与えません。
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OASIS Exchange の表では、フォント特性の変更は処理命令として保存されます。この処理命令は、一般にほかの SGML エディタとの互換性はありません。
「サイズを保持」 - このチェックボックスをオンにすると、インポートした表データでは、各セルのフォントサイズ (10 分の 1 ポイント単位) が維持されます。デフォルトで、このオプションはオンになっています。
「名前を保持」 - このチェックボックスをオンにすると、インポートした表データで、セルごとに指定したフォント名がそのまま使用されます。デフォルトで、このオプションはオンになっています。
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文書を別のシステムに移動する予定の場合は、指定されたフォントがそのシステムで利用可能であることを確認する必要があります。デフォルトで、このオプションはオンになっています。
「ウェイトを保持」 - このチェックボックスをオンにすると、インポートした表データで、セルごとに指定したフォントの太さ (標準または太字) がそのまま適用されます。デフォルトで、このオプションはオンになっています。
「角度を保持」 - このチェックボックスをオンにすると、インポートした表データで、セルごとに指定したフォントの角度 (標準または斜体) がそのまま適用されます。デフォルトで、このオプションはオンになっています。
「セルオプション」
「水平方向の整列を保持」 - このチェックボックスをオンにすると、各セルの水平方向の配置設定がそのまま適用されます。サポートされている設定は以下のとおりです。
左揃え
中央揃え
選択範囲内で中央 (選択したセル範囲内での中央揃え)
右揃え
両端揃え
このチェックボックスがオフの場合、すべてのセルは水平方向で「左揃え」に設定されます。デフォルトで、このオプションはオンになっています。
「垂直方向の整列を保持」 - このチェックボックスをオンにすると、各セルの垂直方向の配置設定がそのまま適用されます。サポートされている設定は以下のとおりです。
上揃え
中央揃え
下揃え
このチェックボックスがオフの場合、すべてのセルは「上」に設定されます。デフォルトで、このオプションはオンになっています。
「すべてのセルに境界線を適用」 - このチェックボックスをオンにすると、すべてのセルの境界線と表の外枠に罫線が引かれます。このチェックボックスがオフの場合、表からセルの境界線と外枠の罫線がなくなります。デフォルトで、このオプションはオンになっています。
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Excel 表のインポート機能では、Excel の境界線の値はインポートされません。
「絶対列幅を使用」 - このチェックボックスをオンにすると、表の各列に、Excel スプレッドシート内と同じ幅が適用されます。このチェックボックスがオフの場合、相対的な列幅の列が挿入されます。各列については相対的にサイズが維持されますが、全体の表幅は「環境設定」ダイアログボックスの「表」タブにある「デフォルトの表示幅」の設定で制限されます。