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「属性の置換」ダイアログボックス
このダイアログボックスを使用して、文書内のタグの属性値を検索および置換します。検索する属性は、文書内にすでに存在しているものでなければなりません。この機能では、属性をタグに追加することはできません。
「属性を置換」ダイアログボックスには、以下のオプションがあります。
「検索」 - 検索する 1 つまたは複数の属性を指定します。
「検索」セクションには次のオプションがあります。
「属性」 - 検索する 1 つまたは複数の属性を指定します。
属性名はスペースで区切って、1 つまたは複数入力できます。属性に対して定義された任意のエイリアス名を入力することもできます。すべての属性を検索する場合は、このオプションを空白のまま残します。ドロップダウンリストには、現在のセッションで前に検索した属性が表示されます。
「値」 - 検索する属性値を指定します。
すべての値を検索する場合は、このオプションを空白のまま残します。空白の文字列を検索する場合は、スペースを入力してから BACKSPACE キーを押してこれを削除します。「完全一致」および「大文字・小文字を区別」オプションをチェックすると、エイリアス属性値を検索できます。
「タグ上」 - 検索対象の属性を含むタグを指定します。
タグ名はスペースで区切って、1 つまたは複数入力できます。タグに対して定義された任意のエイリアス名を入力することもできます。すべてのタグを検索する場合は、このオプションを空白のまま残します。ドロップダウンリストには、その文書で有効なタグのリストが表示されます。
「タグ内」 - 属性を検索および置換する 1 つまたは複数のタグを包含するタグを指定します。
このオプションによって、検索対象を文書内の 1 つまたは複数の別のタグに包含されるタグに絞り込むことができます。たとえば、文書型の paragraph タグ内に包含されるタグだけに絞り込んで検索することができます。
タグ名はスペースで区切って、1 つまたは複数入力できます。タグに対して定義された任意のエイリアス名を入力することもできます。すべてのタグ内を検索する場合は、このオプションを空白のまま残します。ドロップダウンリストには、その文書で有効なタグのリストが表示されます。
「次と置換」 - 検索対象の 1 つまたは複数の値と置き換える属性値を指定します。
ここの「値」オプションに入力できる属性値またはエイリアス属性値は 1 つだけです。空白の文字列を入力する場合は、スペースを入力してから BACKSPACE キーを押してこれを削除します。検索対象の値を Null 値と置き換える場合は、「値」を空白のまま残します。置換後に属性が Null 値のままである場合、その属性は文書から除去されます。
「値サーチオプション」 - 検索対象を絞り込むオプションを指定します。
「値サーチオプション」セクションには次のオプションがあります。
「完全一致」 - 検索する値が属性の値全体と一致している必要があるかどうかを指定します。
いったんチェックすると、今後の検索のときに、このボックスはデフォルトでチェックされたままの状態になります。
「大文字・小文字を区別」 - 検索で大文字と小文字を区別するかどうかを指定します。
set case アドバンス環境設定の値によって、このオプションがデフォルトでチェックされるかどうかが決まります。いったんチェックすると、今後の検索のときに、このボックスはチェックされたままの状態になります。
「正規表現」 - ダイアログボックスの「値」オプションで正規表現を使用可能にするかどうかを指定します。
set expressions アドバンス環境設定の値によって、このオプションがデフォルトでチェックされるかどうかが決まります。いったんチェックすると、今後の検索のときに、このボックスはチェックされたままの状態になります。
以下の表に、正規表現でよく使用される文字と、「値」オプションでのこれらの使用方法を示します。
一般の正規表現
正規表現
文字:
意味:
検索結果
.. (ピリオド)
1 ピリオドで 1 文字
s.t
sit、sat、set など
+ (プラス)
角括弧内に指定した文字の 1 回以上の繰り返し。
s[aeiou]+n
seen、soon、son など.
* (アスタリスク)
直前の文字の 0 回以上の繰り返し。
t[a-z]*y
twenty、try、trusty など
| (縦棒)
いずれかの単語を検索する「OR」条件。
icon|tags
icon、tags
「検索方向」 - 現在のカーソル位置からの検索方向を指定します。
「検索方向」セクションには次のオプションがあります。
「上へ」 - 文書の先頭に向かって検索します。
「下へ」 - 文書の末尾に向かって検索します。
これはデフォルトです。
「検出」 - 検索で現在のフォーカスとなっている属性を表示します。
「次を検索」 - 「検索」セクションの値の次のオカレンスを検索します。
「置換」 - 検索の現在のフォーカスとなっている属性値を指定値で置換し、次のオカレンスを検索します。
「すべて置換」 - 検索している 1 つまたは複数の属性値のすべてのオカレンスを、1 つずつ確認することなく指定値で置換します。
「ツール」 > 「環境設定」ダイアログボックスの「編集」カテゴリのファイルエンティティのコンテンツを検索するように選択することができます。「検索時にファイルエンティティをサーチする」チェックボックスをオンにします。この設定は set entityscan アドバンス環境設定でも指定できます。