XSL を使用した文書のパブリッシング
XSL スタイルシートを使用して文書をパブリッシングできます。XSL スタイルシートは、構造変換と書式化を XML 文書に適用します。文書にグラフィックが含まれている場合、その書式は出力時に変更されません。オリジナルのグラフィックファイルは保持され出力時に参照されます。
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TeX 入力による数式は、HTML 出力において空のボックスで表示されます。
XSL スタイルシートは、Arbortext Editor インストールフォルダ、または APTCUSTOM または APTAPPLICATION フォルダのいずれかに保存する必要があります。
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XSL を使用して文書をパブリッシングするには:
2. 「名前を付けて保存」ボックス内で、パブリッシングされる出力のパスとファイル名を指定するか、またはデフォルトを受け入れます。既存のファイルを特定するには、「ブラウズ」をクリックします。
「キュートランザクション」が選択されている場合、「名前を付けて保存」は使用できません。
3. 「スタイルシート」リストから文書をパブリッシングする際に、使用するスタイルシートを選択します。リストに表示されていない既存のスタイルシートを指定するには、「ブラウズ」をクリックします。
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スタイルシートですでにパブリッシングを完了しており、そのスタイルシートが、修正された XSL スタイルシートを含んでいるかまたはインポートしている場合は、修正内容を有効にするために、そのスタイルシートをキャッシュからクリアする必要があります。そのためには、Arbortext Editor コマンドラインに次のように入力します。
clear_stylesheets()
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4. 関連付けされた
DITAVAL ファイルを持つ DITA 文書をパブリッシングする場合、
「DITAVAL ファイル」リストでファイルを選択します。リストに表示されていない既存の DITAVAL ファイルを指定するには、
「ブラウズ」をクリックします。
5. 変更追跡をオンにしている文書は、変更反映状態を指定してパブリッシングできます。デフォルトでは、DITA マップからのパブリッシング時を除き、編集ウィンドウからの変更追跡ビューが選択されます。
DITA マップをパブリッシングする場合は、「適用した変更を表示」がデフォルトで選択されます。DITA マップからのパブリッシング時は、DITA マップから参照されているトピックに対してのみ、選択された「変更の追跡」ビューが適用されます。DITA マップ自体は、参照されているその他のマップと同様に、選択された「変更の追跡」ビューにかかわらず (マップに変更追跡マークアップがある場合でも)、常に「適用した変更を表示」を使用してパブリッシングされます。
選択できるオプションは次のとおりです。
◦ 「変更をハイライト表示」 - すべての変更案を改訂マーク付きでハイライト表示します。
◦ 「適用した変更を表示」 - 変更提案をすべて文書に組み込み、改訂マークなしで表示します。
◦ 「オリジナル」 - 変更提案を組み込まない状態で文書を表示します。
6. 「キュートランザクション」を行うかどうかを指定します。このチェックボックスをオンにした場合は、「名前を付けて保存」の値がクリアされます。このチェックボックスをオンにすると、「ツール」メニューからアクセスできる「キュートランザクション」リストから結果を読み込む際に、「名前を付けて保存」のファイル名を求めるメッセージが表示されます。
7. 「トランザクション名」を入力するかどうかを選択します。「ツール」メニューからアクセスできる「キュートランザクション」リストから結果を読み込む際に、トランザクション名が表示されます。
8. 文書に
プロファイルを適用する場合は、
「プロファイルの設定」をクリックして
「プロファイルの設定」ダイアログボックスを開きます。
「OK」または
「キャンセル」をクリックして、
「プロファイルの設定」ダイアログボックスを閉じます。
「プロファイルの設定」ボタンは、選択した文書型に
プロファイルが設定されている場合にのみ使用できます。
9. パブリッシング規則を作成する場合は、「規則の作成」をクリックして「新規パブリッシング規則を作成」を開きます。ここで新規パブリッシング規則または規則セットを作成できます。
10. 「OK」をクリックしてパブリッシングを開始します。タスクバーのメッセージは、パブリッシングの進行状況とパブリッシングの完了時を示します。