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寸法の編集について
寸法値をグラフィックウィンドウで編集できます。モデルには最近使用した寸法値が表示されます。値をダブルクリックすると、これまでに使用した値がリストボックスに表示されます。
寸法のプロパティ、表示、テキストスタイルは、通常は「寸法プロパティ」(Dimension Properties) ダイアログボックスを使用して編集できます。場合によっては、メニューマネージャを使用してこれらのタスクを実行します。
フィーチャーを編集する場合、寸法を選択してその値とプロパティを変更するか、断面を選択してその断面の寸法のみを編集します。選択にフィルタを適用することで、選択する要素の種類を特定することもできます。
負の寸法
Creo では負の寸法値がサポートされています。寸法の表示方法、およびコンフィギュレーションオプション show_dim_sign が表示に与える影響は、寸法のタイプによって異なります。
Creo の寸法の中には、フィーチャー外部の参照を使用してフィーチャーの位置を決定するものもあります。その他の寸法はフィーチャーのジオメトリを制御します。
フィーチャーのジオメトリを制御する寸法の多くは、正の値として表示されます。負の寸法値を入力した場合、ジオメトリは反対側に反転しますが、寸法値は正のままとなります。このような寸法については、 をクリックするか負の寸法値を入力することで、フィーチャーの方向を反転できます。コンフィギュレーションオプション show_dim_sign ではこのタイプの寸法を制御することはできません。
show_dim_sign は、フィーチャーの位置を決定する寸法タイプの表示を制御します。このタイプの寸法には、ジオメトリを反転させるボタンはありません。no に設定した場合、負の値を指定すると、ジオメトリは反対側に作成されますが、寸法値は正のままとなります。yes に設定した場合、値は入力されたとおりに表示されます。逆の符号が付いた値を入力するとジオメトリが反転し、同じ符号の値を入力すると値が増減します。