ECAD アセンブリのプレビューレベルの設定について
更新後のアセンブリのパフォーマンスは、アセンブリの再生と処理によって左右されます。次の操作には長い時間がかかり、アセンブリのパフォーマンスが低下することがあります。
• 非常に多くのオブジェクトや構成部品を再定義または抑制した場合
• 大規模または複雑なアセンブリ設計を再生した場合
• 非常に多くの変更があり、失敗したオブジェクトの数が多い場合に、「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスの「ECAD アセンブリと ECAD - MCAD 交換のオプションを設定」(Set options for ECAD Assembly and ECAD - MCAD Exchange) ページ (「コラボレーション管理」(Collaboration Control) > 「オプション」(Options) の順にクリック) のデフォルト設定に従って、失敗したオブジェクトが抑制または再定義された場合
再生時間とアセンブリ更新中のアセンブリのパフォーマンスを制御するには、「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスの「ECAD アセンブリと ECAD - MCAD 交換のオプションを設定」(Set options for ECAD Assembly and ECAD - MCAD Exchange) ページの「ECAD コラボレーション - その他の設定」(ECAD Collaboration - Miscellaneous settings) 領域で次のプレビューレベルを設定します。最適な結果を得るには、再定義と抑制のオプションとともに次のプレビューレベルを設定します。
• 「フル」(Full) - デフォルトのプレビューレベル。Creo Parametric によって、アセンブリと基板外形にすべての変更オブジェクトが反映され、アセンブリが完全に再生されます。すべての失敗したオブジェクトと依存オブジェクトは、デフォルト設定に従って、抑制または再定義されます。すべての変更がアセンブリ設計とモデルツリーに表示されます。このレベルではすべての変更が正確にプレビューされますが、アセンブリを完全に再生するため、パフォーマンスは低下します。
• 「部分」(Partial) - このプレビューレベルでは、変更されたアセンブリ設計のみが更新および再生されます。下流の依存と失敗は部分的にのみ示されます。基板とアセンブリ設計の変更はすべて Creo Parametric で表示されますが、依存オブジェクトの変更はビューを再表示するまで表示されません。
• 「軽量」(Light) - このプレビューレベルでは、更新された基板またはアセンブリ設計が、設計状態を示す次のカラーで 2D 外形として表示されます。
◦ オレンジ色 - 進行中の設計
◦ 青色 - 比較対象の設計
◦ 緑色 - 承諾設計状態
プレビューレベルが「フル」(Full) の場合よりも、アセンブリ設計の処理と再生は比較的短時間で行われます。ただし、オブジェクト依存などの下流の問題点がある基板や構成部品の変更は表示されません。基板に対する変更を表示するには、「プレビューレベル」(Preview level) スライダーを「部分」(Partial) または「フル」(Full) に移動する必要があります。
「コラボレーション管理」(Collaboration Control) > 「ファイルから入力」(Input From File) の順にクリックすることで、IDX ファイルから増分イベントをロードできます。