IDX ファイルと ECAD アセンブリを増分更新するには

1. 相互選択とプレビューによって、Creo View ECAD Validate の「トランザクションリスト」(Transactions List) にトランザクションとして表示される設計変更提案を検証します。

2. 「トランザクションリスト」(Transactions List) 内の検証済みのトランザクションを右クリックするか、メニューバーで「編集」(Edit) > 「ステートを改訂」(Revise State) の順にクリックして、トランザクションを次のいずれかの状態に設定します。

◦ 「"承諾" に設定」(Set as Accept) - トランザクション状態を「承諾」に設定します。選択したトランザクションに関連付けられている変更オブジェクトがアセンブリ設計内で緑色で表示されます。

◦ 「"却下" に設定」(Set as Reject) - トランザクション状態を「却下」に設定します。選択したトランザクションに関連付けられている変更オブジェクトが Creo Parametric データベースの色で表示されます。

Creo View ECAD Validate でトランザクション状態を「承諾」または「却下」に設定すると、「ECAD - MCAD コラボレーション」(ECAD - MCAD Collaboration) タブで

「OK」および

「キャンセル」(Cancel) が使用可能になります。

注記トランザクション状態を「承諾」または「却下」に設定した後でプレビューオプションをクリックすると、「警告 - 操作はサポートされていません」(Warning - Operation not supported) ダイアログボックスが開き、その設計状態のプレビューは許可されないことが警告されます。トランザクション状態を「未解決」(Unresolved) に設定するよう求められます。

◦ 「"未決定" に設定」(Set as Undecided) - トランザクション状態を、「承諾」と「却下」のいずれでもない、「未解決」状態に設定します。

◦ 「削除対象に設定」(Set as Deleted) - 選択したトランザクションをコラボレーションから除外します。

3. トランザクション状態を IDX ファイルに保存するには、Creo View ECAD Validate で「ファイル」(File) > 「保存」(Save) の順にクリックします。

4. Creo View ECAD Validate で「ファイル」(File) > 「閉じる」(Close) の順にクリックします。

5. 「ECAD - MCAD コラボレーション」(ECAD - MCAD Collaboration) タブの

「OK」をクリックすると、承諾された設計オブジェクトがアセンブリデータベースにコミットされ、コラボレーションセッションが終了します。承諾されたときに緑色で表示されていたオブジェクトが、Creo Parametric データベースの色で表示されます。

注記「元に戻す」(Undo) または「やり直し」(Redo) を使用して、ECAD アセンブリの更新を元に戻したりやり直したりすることはできません。

ECAD アセンブリを更新しようとすると、「ECAD 変更通知」(ECAD Changes notification) ダイアログボックスが表示され、変更が ECAD アセンブリと ECAD ログファイルに反映されることが通知されます。アセンブリを更新すると一部のオブジェクトが抑制されるか失敗する可能性があることも、このダイアログボックスで通知されます。更新を確認するよう求められます。

「基板更新 - 依存の解除」(Board Update - Break of Dependency) ダイアログボックスに、依存の解除とフィーチャーの再定義についての情報が表示されます。

6. ダイアログボックスの「OK」をクリックして、アセンブリの更新を確認します。