アセンブリの更新中に失敗したオブジェクトを再定義または抑制するには

1. 「ECAD - MCAD コラボレーション」(ECAD - MCAD Collaboration) タブで、「コラボレーション管理」(Collaboration Control) > 「オプション」(Options) の順にクリックします。「Creo Parametric オプション」(Creo Parametric Options) ダイアログボックスが開き、「ECAD アセンブリと ECAD - MCAD 交換のオプションを設定」(Set options for ECAD Assembly and ECAD - MCAD Exchange) ページが表示されます。

2. 「ECAD コラボレーション - 以下からの依存イベントをチェック」(ECAD Collaboration - Check dependency events from) セクションにあるチェックボックスをデフォルトのままにするか、次のチェックボックスをオフにします。

注記この領域の再定義と抑制のオプションはデフォルトではすべて選択されています。オプションが選択されている場合、影響を受けるオブジェクトはパラメトリックではなくなります。オブジェクトでの変更をパラメトリックにするには、そのチェックボックスをオフにします。

◦ 「基板変更」(Board changes) - 基板外形や基板カットアウトなどの基板ジオメトリの変更。

注記非常に大規模なアセンブリ設計の場合、デフォルトではオンになっているこれらのチェックボックスをオフにします。これらのチェックボックスをオフにした場合、「ECAD コラボレーション - 影響を受けるものを再定義」(ECAD Collaboration - Redefine affected) セクションのオプションは使用できません。

3. 「ECAD コラボレーション - 影響を受けるものを再定義」(ECAD Collaboration - Redefine affected) 領域にあるチェックボックスをデフォルトのままにするか、次のいずれかまたはすべてのチェックボックスをオフにします。

◦ 「構成部品」(Components) - アセンブリ設計の構成部品を再定義します。

注記デフォルトのオンのままにした場合、変更されたオブジェクトが参照されないように、データのタイプが再定義されます。Creo Parametric では、変更されたオブジェクトは元の場所に残ります。

影響を受けるフィーチャーと抑制されているフィーチャーがモデルツリーに表示されます。「再定義するオブジェクト」(Redefined Objects) コレクターの「フィーチャー」(Feature) 列に再定義するフィーチャーが動的に表示され、「変更 ID」(Change ID) 列に対応するフィーチャー ID が表示されます。

4. カットを自動的に抑制しない場合、「ECAD コラボレーション - その他の設定」(ECAD Collaboration - Miscellaneous settings) 領域でデフォルトでオンになっている「基板変更時にカットを抑制」(Suppress cuts on board changes) をオフにします。このようなカットは ECAD の穴を表し、円形の外形が含まれます。

5. 変更されたオブジェクトを設計データベースにコミットしてコラボレーションセッションを終了するには、Creo View ECAD Validate で「閉じる」(Close) をクリックし、「ECAD-MCAD コラボレーションモード」(ECAD-MCAD Collaboration Mode) ダッシュボードの

「終了」(Done) をクリックします。

失敗したフィーチャーを含むオブジェクトは自動的に抑制され、モデルツリーではそのオブジェクトに抑制アイコンが表示されます。