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設計変更提案の検証について
Creo View ECAD Validate には、IDX ファイルの設計変更提案がトランザクションとして表示されます。このようなトランザクションは、ECAD アセンブリの移動、追加、削除、修正された構成部品および変更された基板外形から成ります。提案を承諾または却下してから IDX ファイルおよびアセンブリデータベースを更新する前に、これらのトランザクションを分析および検証する必要があります。
Creo ParametricCreo View ECAD Validate から ECAD 設計へのクロスハイライトと設計状態のプレビューによって選択したトランザクションを分析できます。プレビューでは、特定の状態のトランザクションに関連付けられている変更オブジェクトが、アセンブリでの位置を基準にして示されます。設計状態に応じて、変更オブジェクトの 3D ジオメトリが次のカラーでプレビューされます。
変更前のオブジェクトの元の位置はオレンジ色で表示されます。
オブジェクトの現在の位置とステータスは青色で表示されます。
Creo Parametric 内のオブジェクトの現在の位置とステータスは Creo Parametric のデータベースカラーで表示されます。
部品の各設計状態をプレビューするには、すべての部品がワーキングディレクトリにあるか、サーチパスからアクセス可能でなければなりません。オブジェクトのプロパティまたはパラメータが変化すると、関連するオブジェクトにアノテーション要素として注記が接続されます。注記はプレビューの一部として、xy アノテーション平面上に配置されます。
トランザクションに関連するオブジェクトをクロスハイライトする際に、オブジェクトをズームインしたり、選択したオブジェクトのみを表示したりすることができます。アセンブリ設計内で容易に区別できるように、オブジェクトに十字線を配置することもできます。プレビュー状態や、ズームしたり、十字線を配置したり、選択したオブジェクトのみを表示したりするコマンドをクロスハイライトメッセージに含めることができます。
この変更オブジェクトデータの分析は、比較データにさまざまなバリエーションがある大規模アセンブリで便利です。IDX ファイルには、解析時の Creo View ECAD Validate と Creo Parametric とのやり取りが取り込まれます。詳細については、Creo View ECAD Validate のオンラインヘルプを参照してください。