Pro/INTRALINK には、ほかの設計者と一緒に作業しながら自分の作業を管理できる、ワークスペースと呼ばれる個人領域があります。ワークスペースでは、Creo アプリケーションを使用しながら、複数のオブジェクトをトラックおよび修正し、基本データ管理操作を実行できます。ワークスペースでは、設計者は製品設計の意思決定に役立つ同時アクティビティを記録し、トラックしながら、独立してタスクを実行できます。

ワークスペースは主にローカルキャッシュ内のオブジェクトの表示と修正に使用します。Windchill PDM ユーザーは、Windchill PDM サーバーからワークスペースに設計情報をチェックアウトして設計を修正します。設計の修正が完了した後で、ほかのユーザーとその修正を共有する必要がある場合、修正後の設計をチェックインしなければなりません。

Windchill PDM サーバーはワークスペースを介して Creo アプリケーションに接続します。Creo セッションとワークスペースはリンクされています。1 つのアプリケーションで修正された情報を別のアプリケーションで見ることができます。

Windchill PDM システムは複数のワークスペースを作成できるので、同時に複数のプロジェクトで作業している場合に便利です。プロジェクトごとにワークスペースを作成し、設計データをプロジェクトの系列に分類できます。