アプリケーションの動作について
Pro/INTRALINK のチェックアウト環境では、多くのユーザーが同じオブジェクトを同時にチェックアウトして修正できます。オブジェクトを最初にチェックインしたユーザーは、管理オーバーライドなしで Pro/INTRALINK サーバーにその変更を送信できます。
変更の管理環境を常に制御し続けるために、ワークスペースにおける Pro/INTRALINK オブジェクトのステータスを定義できます。これらのステータスは、Creo アプリケーションでオブジェクトが修正される際の範囲を設定します。Pro/INTRALINK ワークスペースでは次のオブジェクトステータスを設定できます。
• 読み取り専用 - オブジェクトは参照専用であり、修正できません。
• 警告付き修正 - 警告を受けた後も Creo アプリケーションでオブジェクトの修正を続行できます。
プリファレンスを使用して、次のタイプのオブジェクトにこれらのステータスを暗黙的に設定できます。
• ほかのユーザーによってロックされているオブジェクト。
• intend to modify (ITM) とマークされたオブジェクト。
• チェックインする許可を受けていないオブジェクト。
これらの個々のオブジェクトタイプについて以下の項目を指定できます。
• なし - オブジェクトが修正された場合に Creo アプリケーションで警告を表示しません。
• 警告 - オブジェクトが明示的に修正された場合に Creo アプリケーションで警告を表示します (警告付き修正)。
• エラー - 読み取り専用オブジェクトを変更しようとすると、エラーが表示されます。
読み取り専用ファイルについて
Pro/INTRALINK のワークスペースに読み取り専用ファイルを保存することはできません。ほとんどの場合、読み取り専用ファイルは修正できません。
修正の警告およびエラーについて
オブジェクトの Pro/INTRALINK ワークスペースステータスが
Modify With Warning である場合、そのようなオブジェクトを明示的に修正しようとすると、
Creo アプリケーションで警告が表示されます。暗黙の修正は、コンフィギュレーションオプション
regenerate_read_only_objectsによって制御されます。
オブジェクトの Pro/INTRALINK ワークスペースステータスが Read Only である場合、そのようなオブジェクトを明示的に修正するとエラーが表示されます。読み取り専用オブジェクトを誤って修正した場合、それらの変更をワークスペースに保存することはできません。